リーガル・ハイの詳細情報
あらすじ・スト-リー | 弱者救済の使命に燃える新米弁護士・黛真知子と、どんな卑劣な手を使ってでも勝訴を目指す弁護士・古美門研介が対立しながらもお互いに影響し合う様子がコメディタッチに描かれている。 |
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放送年 | 2012年 |
放送局 | フジテレビ |
脚本 | 古沢良太 |
メインキャスト | 堺雅人(古美門研介)、新垣結衣(黛真知子)、田口淳之介(加賀蘭丸)、生瀬勝久(三木長一郎)、小池栄子(沢地君江)、里見浩太朗(服部) |
主題歌・挿入歌 | えれぴょん / 小野恵令奈
女神のKISS / PES |
公式サイト | https://www.fujitv.co.jp/b_hp/legal-high_2013/ |
『リーガル・ハイ』もしくは『リーガルハイ』(LEGAL HIGH)は、2012年からフジテレビ系で放送された日本のテレビドラマシリーズ。古沢良太の脚本によるオリジナル作品。主演は堺雅人で、第2期以降の正式タイトルは「・」が入らない『リーガルハイ』である。 キャッチコピーは「愛も、法も、嘘が好き❤︎」(第1期) 「愛に抱かれ、法に濡れる❤︎」(第2期)「『正論』は、『スキャンダル』には勝てない」(スペシャル2) 訴訟で一度も負けたことがない敏腕弁護士・古美門研介(こみかど けんすけ)と真面目で正義感の強い新米弁護士・黛真知子(まゆずみ まちこ)の2人が繰り広げるコメディタッチの法廷ドラマ。(引用元: Wikipedia)
感想・評価
全 66 件中 1 〜 20 件を表示
今までにないリーガルドラマ
最後の最後まで分からないスピーディーな展開と痛快などんでん返し、全話全てが面白く、そのうえ今じゃ到底言えないような社会に対する痛烈な皮肉や過激なボケも次から次へとやってくる常識破りのこのドラマ。一気見するもよしお昼にご飯を食べながらサックと見るもよしとにかくおもろいのよ。
ハートフルおばあちゃんさんの評価
だって絆があるから!
最も思い出深いのは、絹美村のエピソードだろう。化学会社が汚染物質を垂れ流し、絹美村住民の健康を害した。なので住民たちが訴訟を起こすために、弁護士の古美門と、黛を呼んだ回。にも関わらず、化学会社の懐柔にやられてしまい、住民たちは訴訟を起こす必要はないのでは、と考えを変え始める。
「公害訴訟なんですよ!もっと貰って当然なんです!」という、新垣結衣さん演じる黛の言葉にも耳を貸そうとしない。
ここで堺雅人さん演じる真打・古美門研介の登場だ。
「素晴らしい!皆さんのお考えに感服いたしました。さすがふれあいと絆の里だ。それではそのように手続きしましょう。」と納得しているようにも思えるこのセリフ。しかし
「人間は長い年月飼い馴らされると、かくもダニのような生き物になるのだよ」と強烈なパンチ。
この言葉に怒る住民に、演説を続ける古美門。「かつてこの地は、一面に桑畑が広がっていたそうです。どの家でも蚕を飼っていたからだ。それはそれは美しい絹を紡いだそうです。それを讃えて人々は、いつしかこの地を絹美と呼ぶようになりました(中略)
「そして今、土を汚され、水を汚され、病に冒され、この土地にも最早住めない可能性だってあるけれど、でも商品券もくれたし、誠意も絆も感じられた。ありがたいことです。」
「これで土地も水も甦るんでしょう。病気も治るんでしょう。工場は汚染物質を垂れ流し続けるけれど、きっともう問題は起こらないんでしょう。だって絆があるから!」
かっけえ。
新垣結衣さんと堺雅人さんの掛け合いが◎
堺雅人さんが演じる古美門弁護士事務所で新垣結衣さんが新人弁護士として働く法律系コメディードラマ。
堺雅人さん演じる口の悪い弁護士が法廷で持論を唱える長ゼリフは圧巻物です。ふざけた表情の演技も思わずムカついてしまう程様になっています。
新垣結衣さん演じる黛弁護士の合いの手は抜群のタイミングです。
最初は戸惑っていながらもいつの間にか古美門弁護士ワールドに引き寄せらられて行くこと間違いなしです。
毒舌が止まらない古美門弁護士が社会を風刺しながら黛弁護士も段々ギャグが板について行くところが面白いです。感動的な音楽が流れ出し、お涙頂戴シーンかと思いきや、あっさり展開が裏切られるところも最高です。
おまけに古美門弁護士の食事はいつもフルコースで美味しそう。見ているとお腹が空きます。
ところでドラマの宣伝写真が新垣結衣さんは美しいし、堺雅人さんはかっこいいです。まさかこんなコメディーだとは夢にも思いませんでした。
もちろん褒めています。大好きなドラマです。
何が何でも勝ちに拘る凄腕弁護士の強引さがコミカル
法を司る弁護士は、現実社会では固く真面目な人という印象が強いが、本作の弁護士はとにかく破天荒で強引。
真実を捻じ曲げてでも勝ちに拘るスタイルがコミカルに演出され、さらには、演じる堺雅人さんの体当たり演技が、破天荒弁護士ぶりを倍増させていて作品を引っ張っていて面白い。
まだまだ続編が見たい作品だけど、キャスト事情から難しいだろうなと思うので、とても残念。
ごりらっぱさんの評価
ナチュラルボーン弁護士が正義に見えない正義を貫き通す壮快な極上コメディ
弁護士ドラマと言えばリーガル・ハイと言っても過言ではないくらい不屈の人気ドラマ。堺雅人演じるなるべくしてなった敏腕弁護士・古美門研介がよどみなく持論を披露し勝利を勝ち取るシーンは爽快感にあふれ、あたかも自分の口から流れ出たセリフのようでスカッとする。真面目で正義感の強い新米弁護士・黛真知子とコンビを組ませることにより一見悪徳弁護士のように描かれているが実際はそうではなく、人間としての正義と弁護士としての正義は違うということが浮き彫りになったドラマだと思う。次回作が待ち遠しいのは私だけではないはず。
ちょこさんの評価
こみかどのユニークさ
とにかくこのドラマは名言が多い。
堺雅人さん演じる主人公・古美門 研介の名言「金がすべてではない? 金なんですよ、あなた方が相手に一矢報い、意気地を見せつける方法は、奪われたものと踏みにじられた尊厳に相応しい対価を勝ち取ることだけなんだ、それ以外にないんだ!」かっこいい。
この名言は、汚染物質を垂れ流す企業に対し、和解で満足している老人たちに向けた言葉。この発言をきっかけに老人たちは奮起し、企業と戦う決意を固める。
さて、この名言だけ切り取ると、古美門 研介は一見正義の弁護士のように見えるが、違う。
新人弁護士を法廷でいじめたり、新垣結衣演じる黛弁護士に風○を紹介するような発言をしたり、基本的に最低のど畜生。
悪が正義を懲らしめる?といった通常とは逆の構図がこの物語の面白さかもしれない。
ほろけいさん(男性・30代)
2位(99点)の評価