キャンディ(2006年)の詳細情報
制作年 | 1968年 |
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上映時間 | 124分 |
原作 | テリー・サザーン『キャンディ』 |
監督 | クリスチャン・マルカン |
脚本 | バック・ヘンリー |
メインキャスト | エヴァ・オーリン(キャンディ・クリスチャン)、マーロン・ブランド(グリンドル)、リチャード・バートン(マクフィスト教授)、ウォルター・マッソー(スマイト准将)ほか |
制作 | ロバート・ハジアグ |
製作総指揮 | セリッグ・J・セリッグマン |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 1,990円(税込) |
キャンディ(2006年)がランクインしているランキング
感想・評価
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バッドエンド映画ランキングでの感想・評価
主演のヒース・レジャーとアビー・コーニッシュの魅力と演技
本作は一組のヘロイン中毒者のカップルを描いた00年代の作品であり、その主題からしてハッピーエンドを望むのは愚考と言えるだろう。
しかし作品の前半部分で描かれる主人公カップルのやりとりは青春映画並みに爽やかで、見ている側も思わず笑みを溢してしまう程多幸感に満ちている。
ただ、その幸せな前半部分を超えて、物語が中盤に差し掛かると作品はどんよりとした終末感を徐々に帯びてくる。
希望や救いは一切なく、ただひたすらに二人はドラッグに溺れていき、そうなればもう破綻まで一直線だ。
ラストの“切なさ”と“余韻”は本当に胸に刺さるモノがある。
オーストラリア映画ということを加味しても、この映画はもっと賞賛を浴びていい作品である。
主演のヒース・レジャーとアビー・コーニッシュの演技力はこの頃から卓越していて、物語に興味はなくても、二人の演技を見るだけでも価値がある映画と言えよう。
多々さん(男性・30代)
2位(95点)の評価