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ティンカー・ベル(アニメ映画)に関するランキングと感想・評価

ティンカー・ベル(アニメ映画)

引用元: Amazon

最高評価

56.9

(30人の評価)

ディズニー映画ランキング」で最も高い評価を得ています。

ティンカー・ベル(アニメ映画)の詳細情報

制作年2008年
上映時間79分
監督ブラッドリー・レイモンド
メインキャスト深町彩里ティンカー・ベル)、豊口めぐみ(ロゼッタ)、園崎未恵(イリデッサ)、シルバーミスト(高橋理恵子)、フォーン(坂本真綾)ほか
主題歌・挿入歌妖精のうた / 湯川潮音
制作会社ディズニートゥーン・スタジオ
公式サイト-
参考価格400円(税込)

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感想・評価

全 1 件を表示

ラセター効果で品質が上がり始めた過渡期の傑作

さて、そのジョン・ラセターだが、彼がピクサーアニメのおそるべき品質の高さの源であったことは疑いない。そして、彼は2006年からディズニーも含めた創作部門の最高責任者になった。だから、この時期からは本家ディズニーのアニメ作品も品質がぐんぐん上がっていった。

そんな時期に作られたのがこの『ティンカー・ベル』で、見るとなるほど、のちの『トイ・ストーリー3』につながる、労働者賛美のテーマが見て取れる。

金融やITなどという、当時のアメリカが邁進していた実態不明な虚業でなく、地に足の着いた製造業、ものづくりに携わる人たちへの応援歌なテーマを隠し持つ本作は、だから大人の鑑賞にも堪えるのである。

脚本重視の作風はあきらかにラセターの影響が色濃く、そこにディズニーらしいファンタジックな美術の魅力が加わる。

という事で、もともと大作として作られたわけでもないし、メジャーでもないものの、なかなかの掘り出し物だったりするわけだ。

前田 有一

映画批評家

前田 有一さん (男性)

2位(85点)の評価

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