君よ憤怒の河を渉れの詳細情報
制作年 | 1976年 |
---|---|
上映時間 | 151分 |
原作 | 西村寿行『君よ憤怒の河を渉れ』 |
監督 | 佐藤純彌 |
脚本 | 田坂啓、佐藤純彌 |
メインキャスト | 高倉健(杜丘冬人)、中野良子(遠波真由美)、原田芳雄(矢村警部)、倍賞美津子(大月京子)、池部良(伊藤守)ほか |
制作 | 永田雅一 |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 216円(税込) |
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感想・評価
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面白い映画ランキングでの感想・評価
制作年 | 1976年 |
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上映時間 | 151分 |
原作 | 西村寿行『君よ憤怒の河を渉れ』 |
監督 | 佐藤純彌 |
脚本 | 田坂啓、佐藤純彌 |
メインキャスト | 高倉健(杜丘冬人)、中野良子(遠波真由美)、原田芳雄(矢村警部)、倍賞美津子(大月京子)、池部良(伊藤守)ほか |
制作 | 永田雅一 |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 216円(税込) |
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開始6秒で引きずり込まれる面白さ
日本映画にも、今見て面白い名作映画は当然あるが、『君よ憤怒の河を渉れ』はイチオシだ。
とくにこれは日本人より中国人にとってのフェイバリットムービーで、文革直後に公開された外国映画という物珍しさもあってか、なんと8億人が観て感動。以来、主演の高倉健を神格化するほどの社会現象となった。冗談抜きで、今の日中関係の根幹部分である、対日感情の好感度の過半数は、この映画の力によるところが大きい。それくらいの日本映画である。
物語は、見知らぬ女から覚えのない強姦嫌疑をかけられ、逃亡者となってしまった男の運命を描くアクションサスペンス。これも誇張なしだが、映画開始後わずか6秒で一気に引き込む傑作追跡劇である。
その後は戦闘機あり、クマとの格闘バトルあり、ハダカありと、およそ警察モノとは思えぬぶっ飛んだ展開になる。
まさにイマジネーションの具現化であり、いまのちんまりした日本映画人は改めて見習うべき名作といえる。
映画批評家
前田 有一さん (男性)
3位(75点)の評価