ヘドウィグ・アンド・アングリーインチの詳細情報
制作年 | 2001年 |
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上映時間 | 92分 |
監督 | ジョン・キャメロン・ミッチェル |
脚本 | ジョン・キャメロン・ミッチェル |
メインキャスト | ジョン・キャメロン・ミッチェル(ヘドウィグ、ハンセル)、ミリアム・ショア(イツハク)、マイケル・ピット(トミー・ノーシス)、スティーヴン・トラスク(スキシプ)、アンドレア・マーティン(フィリス・スタイン)ほか |
制作 | クリスティン・ヴェイコン、ケイティ・ルーメル、パメラ・コフラー |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 3,600円(税込) |
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチがランクインしているランキング
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泣ける映画ランキングでの感想・評価
内容は複雑であり、題名が物語っているものが真実なのか
ミュージック映画として観れば、歌詞もいいし音楽も最高なものだった。しかし皆さん、その内容を本当に理解しているのだろうか?彼女は元男性だったわけで、性転換手術の末、手違いだか手術ミスだかで少しだけシンボルが残ってしまったわけだ。幼い頃父親に淫らな行為をされたということだが、本当にそうだったのか。母親の勘違いだったようにも思える映像だ。西ベルリンに渡りたいがために、西ベルリンの男の妻として性転換手術を受けるわけだが、本当に彼の心理は女性だったのか。母親が過去の経緯でそう思い。魅力的に見えた彼を女性として受け入れたい男に殆ど強制的に性転換をさせられたのではないか。西に渡って、すぐに男に捨てられ、女性として生きることを決意したわけだけれど、結ばれた相手は、真逆の夫。つまり気持ちは男性だけれど元女性の夫だったわけだ。しかし、その夫もまた本当に心底男性だったわけではないと感じる。ブロンデヘアーのウィッグを被ろうとしたりしている。結局は女性なのではないか。そしてヘドウィグも結局は男性だったのかもしれない。最後に夫は女性に戻り、ヘドウィグも女装はしなくなる。しかしアングリーインチ、つまり怒りの長さのままのシンボルの状態では完全な男性にも戻れない。そんなヘドウィグが全裸の姿で路地裏を歩く姿で終わっているこの映画。なんともこれからの彼の不遇な人生を物語っているようにも感じる。
どんでん返しマニア
爆太郎さん(男性・60代以上)
28位(50点)の評価