サウンド・オブ・ミュージックの詳細情報
制作年 | 1965年 |
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上映時間 | 174分 |
原作 | ハワード・リンゼイ、ラッセル・クローズ『サウンド・オブ・ミュージック』 |
監督 | ロバート・ワイズ |
脚本 | アーネスト・レーマン |
メインキャスト | ジュリー・アンドリュース(マリア)、クリストファー・プラマー(ゲオルグ)、エリノア・パーカー(エルザ)、リチャード・ヘイドン(マックス)ほか |
制作 | ロバート・ワイズ、ソウル・チャップリン |
音楽 | リチャード・ロジャース、オスカー・ハマースタイン2世、アーウィン・コスタル |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:なし Hulu:なし |
『サウンド・オブ・ミュージック』(英: The Sound of Music、「音楽の音」の意)は、1965年に公開されたロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画。20世紀フォックス配給。 (引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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一度見れば必ず恋する作品
見ていて本当に楽しい!今では当たり前になった歌や名言があり、元気を貰います!また、登場人物一人一人が心優しく美しいです。一度見れば、その美しさ、温かさに必ず恋するでしょう。
JPさんの評価
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これを選ぶのは負けた感があるが…
「面白い映画ランキング」の第一位にこの映画を選ぶことは、専門家としてはどこか敗北感が付きまとう。だいたい「サウンド・オブ・ミュージック」といえば、誰に聞いても生涯ナンバーワンに選ばれる名作中の名作と相場が決まっている。そんなものを選んでしまったら、映画評論家の沽券にかかわる。映画評論家ならもっと意外な、「ムカデ人間」とかなんとか、そういうものを選んだほうが恰好がよいはずだ。だいたいこの職業は、そういう天邪鬼な連中の集まりなのだから。
まあそれはともかく、まだティーンのころに本作を初めて見た身としては、もしかしたら思い出補正で思ったより良い映画と思い込んでいるのではないか。そうした疑念も残るわけだ。
そこで律儀な私は、わざわざこの3時間のミュージカル映画を、今回、当サイト「みんなのランキング」のためだけに、もう一度見直してみた。
「なんだ、言われているほど大した映画じゃないではないか、クソ古いだけの時代遅れ映画を、ジジババどもが美化して褒めているだけだったなプゲラ」と、ことによっては笑い飛ばしてやろうという、よこしまな思いも多少はあったと告白せざるを得ない。
ところがどうだ。
……全くもって、とんでもない思い違いであった。プロになって改めて見て思うことは、この映画はきわめて現代的かつぜいたくな手法で作られた、2020年のこんにちでもそのまま通用する大傑作であったということだ。
「ドレミの歌」をはじめとする楽曲のよさはいうに及ばず。それらミュージカルシーンが恐ろしいほどのハイテンポな編集でつながれるさまは、55年も前の映画とは信じがたい。
山の上から街中まで、まだコンパクトなデジタルカメラもビデオカメラもない時代に、さぞ大掛かりなロケ隊を引き連れて、辛抱強く天気待ちをして撮影しただろうと思わせるゴージャスな映像を、容赦なくバッサバッサとたたっ切る。ビンボーな映画人なら、「せっかくだからあと5秒この風景シーンを使おう」とか、「少しだけ余韻を残そう」などと考えがちが、この映画は容赦なく切る。とにかくテンポがすさまじく速い。
だから上映時間は174分もあるが、全く退屈しない。おそらく、小学校低学年の子供に見せても同じ感想を持つだろう。10歳にも満たぬ子どもが3時間の映画に集中できるというのは奇跡に近い。それが可能な、ほとんど唯一の音楽映画が本作である。旧版をふくめ、吹き替え版の出来が良い点も評価できる。
映画批評家
前田 有一さん (男性)
1位(100点)の評価