1分でわかる「猿の惑星シリーズ」
斬新な設定で一斉を風靡したSFシリーズ
フランスのSF小説をもとに、1968年にアメリカで制作された映画『猿の惑星』。現在、リメイク作を含め、9シリーズが公開されています。人間たちが言葉を話す猿の支配下に置かれている世界を描いており、ほかに類を見ない斬新な設定で話題を呼びました。また、シリーズには時系列があり、初代5部作と『猿の惑星:創世記』以降のリブート3部作にわけることができます。それぞれ、猿が支配する未知の惑星の真実や、猿の惑星シリーズ以前の物語を描いており、順番通りに観ることでより一層楽しめるのも魅力です!
1968年の第1作
猿が妙にリアルで多くの人々に衝撃を与えた大人気シリーズ・猿の惑星。猿の惑星と名の付くタイトルが9作ほどあり、どの順番で見ればいいのか、そもそも見る必要あるのかわからない人も多いはず。
結論からいうと意外と深い設定で面白いのでおすすめですwフランスの作家ピエール・ブールが動物園のゴリラが“人間のような表現”をしている様を見て人間と動物の関係を熟考し、半年費やして書いた小説が原作の映画。
“ただ猿に人間が拉致られる”のが興味深い、的な作品ではなく、人間の本質やテクノロジーへの批判を描くためにこのような設定で表現されています。
ちなみに、シリーズは以下。
オリジナルシリーズ(小説原作/1968~1973):「猿の惑星」「続・猿の惑星」「新・猿の惑星」「猿の惑星・征服」「最後の猿の惑星」
リブート3部作(オリジナル/2011~2017年):「猿の惑星:創世記」「猿の惑星:新世紀」「猿の惑星:聖戦記」
リ・イマジネーション(2001年):「PLANET OF THE APES/猿の惑星」
リブートがオリジナルシリーズの前日譚になってるので時系列順に観るのが追いやすいかと思いますが、個人的には公開順に観るのが好み。(映像・画質に味が出るのが少し違和感あるため)
公開第1作目となった無印「猿の惑星」は原作小説の内容に加えて、冷戦の要素も盛り込まれていて、核戦争が起こした人間の悲劇や猿&人間2つの種族の争いなどがリアルに描かれています。[続きを読む]
櫻井さん
1位(100点)の評価
衝撃のオチ
人間への皮肉が詰まった名作。この映画を見たときは猿たちへの怒りがかなり込み上げてきたけど、よく考えてみれば現実世界で人間が動物たちに同じことやってるよね。この映画の中の人間たちが感じている感情があるように、現実世界の動物たちにも心があると思うと、なんか悲しい。💧涙
あと冷静に、特殊メイクがすごすぎ。怖すぎ。笑 ふつーにリアルで違和感なかった。
そしてSF映画史に残るラストのオチね。インパクト強すぎ!!あたしは、鑑賞前からオチ知ってたけど、それでも強烈なインパクトだった。事前情報なしにこれ見た人たちは、もっと衝撃的だろうな、、、笑
いやー、SF映画面白いのいっぱいあるけど、あたし的にその中でも結構上位に上がってくるわー、猿の惑星🦍。[続きを読む]
ウクレレさん
1位(100点)の評価
シリーズ第一作目
1968年からその歴史がはじまった猿の惑星シリーズ。今みると被り物感すごくて違和感しかないし、現代でも結構ネタにされてることも多いかと思いますが、当時はこの技術すごかったんだろうなーと余計なこと考えながらみてしまう。笑
個々のお猿もちゃんと個性が現れてる。
設定やストーリーはかなり風刺的で、同族同士でも戦う愚かな人間や知性がなくなれば人間も動物と大差ないといったメッセージが込められていて、皮肉さ満点。
ムックさん
1位(100点)の評価