1分でわかる「龍が如くシリーズ」
魅力的なキャラが多数登場する本格ストーリー
『龍が如く』は、2005年にセガから開発・販売されたゲームシリーズで、これまでに1400万本以上を売り上げている大ヒット作です。2007年には人気監督の三池崇史により実写映画化され、話題を集めました。ゲームはヤクザ映画を題材にしたストーリーで、数多くのクライム小説を世に送り出してきた小説家・馳星周が監修を務めています。主人公の桐生一馬を軸に展開される骨太で深みのある物語が、既存のゲームファン以外をも魅了して、新たなプレイヤー層を開拓しました。スピンオフ作品も制作され、人気に拍車をかけています。
真島吾朗ファンで良かったと心底思える名作です
1980年代後半のバブル時代をよく知らない世代ですが、このゲームでバブル景気の浮かれた気分にどっぷり浸ることができました。
ストーリーもよくできていて、真島吾朗とマキムラマコトの話は特に心に響きました。ラストシーンを見て思わずウルッと来てしまったほどです。
他のタイトルだと桐生一馬が主人公なので真島吾朗はどうしても脇役になりがちですが、この作品では真島吾朗にスポットライトが当てられていて彼の過去の話が詳しく描写されていたのがとても良かった。真島吾朗ファンにはたまらない作品です。
ストーリーの重厚感やボリュームも圧倒的だったし、龍が如くシリーズの最高傑作だと思います。
フェニックス改さん
1位(100点)の評価
真島吾朗へのときめきが止まらない
シリーズ通しての主人公である桐生一馬に加え、桐生一馬のライバル的存在の真島吾朗がプレイキャラとして登場する。
過去作における、桐生一馬を自分の手で倒すことにこだわる狂人ポジションから一転、若かりし真島吾朗の労働者、管理職としての一面が見られる。
己のポリシーに従い、迷いのない姿しか見てこなかった分、人間らしい葛藤や苦悩の姿を見せられると、ギャップでくらくらくると同時に、真島の兄さんもやっぱり人間なのだと安心する。
ものみさん
2位(85点)の評価
本格ノワール小説の風格、素晴らしいヴィジュアル
シナリオにノワール小説作家の馳星周が絡んでいるせいか、本格ノワール小説を一冊読むかのようなストーリーの重厚さと面白さがある。
謎が謎を呼ぶ展開、そしてまったく関係ないと思っていた登場人物たちがすべて一点に繋がってくストーリーの見事な展開には、ぞくりとさせられる。
ところどころに入る、もう一人の主人公である真島の兄さんのお茶目さが、シリアスさの中の丁度良いアクセントになっている。
鬼仁会会長の西谷誉といった脇役も、なかなかに強烈で魅力に溢れている。
りこるんさん
1位(100点)の評価