1分でわかる「トレンディドラマ」
バブル期の理想のライフスタイル・恋愛像を描写

東京ラブストーリー(ドラマ)
(引用元: Amazon)
トレンディドラマは、1980年代後半から1990年代前半のバブル景気時代に制作・放送されたテレビドラマの総称です。当時の社会情勢を背景に、若者が憧れるような理想的なライフスタイルや、少女漫画のような王道ラブストーリーが描かれました。現在では「トレンディドラマ」という言葉は使われなくなりましたが、その本質的な要素である憧れを抱くような恋愛や生き方は、形を変えて現代のドラマにも継承され、時代を超えた影響を与え続けています。
主なトレンディ俳優・トレンディ女優

浅野温子
(引用元: タレントデータバンク)
トレンディドラマには、当時の旬な俳優・女優が起用され、「トレンディ俳優」「トレンディ女優」として親しまれました。そのなかでも、俳優では吉田栄作、織田裕二、加勢大周が「トレンディ御三家」と呼ばれ、女優では浅野温子と浅野ゆう子の「W浅野」が人気に。
代表的なトレンディドラマ
トレンディドラマの代表作としては、明石家さんまと大竹しのぶの掛け合いが話題を集めたトレンディドラマの元祖『男女7人夏物語』(1986年)があります。また、鈴木保奈美と織田裕二がW主演を務めた『東京ラブストーリー』(1991年)や、武田鉄矢演じる中年男性が浅野温子演じるヒロインに「僕は死にません!」と言い放つセリフで有名になった『101回目のプロポーズ』(1991年)なども挙げられます。これらの作品は社会現象を巻き起こし、いずれも高視聴率を記録しました。
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