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ニッポン無責任時代に関するランキングと感想・評価

ニッポン無責任時代

引用元: Amazon

最高評価

51.7

(6人の評価)

面白い邦画ランキング」で最も高い評価を得ています。

ニッポン無責任時代の詳細情報

制作年1962年
上映時間86分
監督古澤憲吾
脚本田波靖男、松木ひろし
メインキャスト植木等(平均)、ハナ肇(氏家勇作)、重山規子(佐野愛子)、谷啓(谷田総務部長)、中島そのみ(麻田京子)ほか
制作安達英三朗、渡辺晋
主題歌・挿入歌無責任一代男 /
公式サイト-
参考価格400円(税込)

ニッポン無責任時代がランクインしているランキング

感想・評価

全 1 件を表示

面白い邦画ランキングでの感想・評価

スーダラ男から無責任男へ!植木等が駆け抜けた60年代!

1961年8月、ハナ肇とクレイジーキャッツとしては初めてのシングル「スーダラ節」がリリースされたました。テレビバラエティ「シャボン玉ホリデー」がスタートしてほどなく、クレイジーキャッツの人気者・植木等が歌った「スーダラ節」は時代を創るヒット曲となった。作詞・青島幸男の「わかっちゃいるけどやめられない」のフレーズは、植木さんのお父さんで僧籍にある植木徹誠さんが「親鸞の教えに通じる」と関心したほど。

その「スーダラ節」人気を受けて、映画各社がクレイジー出演作品を造るも、歌のインパクトには及びませんでした。ところが1962年7月、東宝で作られた『ニッポン無責任時代』(古澤憲吾)のインパクトは、植木等さんの調子の良い「C調サラリーマン」のキャラクターも相待って、日本のコメディ映画史上に残る傑作となりました。

他人の思惑など関係なく、ひたすら私利私欲のために邁進する主人公・平均(たいらひとし)の無責任ぶりは、実に爽快で、何度見ても圧倒される。タイトルの「無責任」という言葉に感心した青島幸男さんが書き下ろしした主題歌「無責任一代男」は、名曲中の名曲です。

1960年代前半、日本中の老若男女が夢中になったことを想像しながら観ると、そのインパクトの凄さを体感できるかもしれません。

「人生に大事なこと」を教えてくれる逆説的な名作です!

佐藤 利明

娯楽映画研究家

佐藤 利明さん (男性・60代以上)

2位(85点)の評価

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