ザ・マジックアワーの詳細情報
制作年 | 2008年 |
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上映時間 | 136分 |
監督 | 三谷幸喜 |
脚本 | 三谷幸喜 |
メインキャスト | 佐藤浩市(村田大樹)、妻夫木聡(備後登)、深津絵里(高千穂マリ)、綾瀬はるか(鹿間夏子)、西田敏行(天塩幸之助)ほか |
音楽 | 荻野清子 |
主題歌・挿入歌 | I'm Forever Blowing Bubbles / 深津絵里 |
公式サイト | - |
参考価格 | 4,059円(税込) |
『ザ・マジックアワー』(The Magic Hour)は、2008年6月7日に公開された日本映画。三谷幸喜監督作品第4作。 表題のマジックアワーとは、日没後の「太陽は沈み切っていながら、まだ辺りが残光に照らされているほんのわずかな、しかし最も美しい時間帯」を指す写真・映画用語。転じて本作では「誰にでもある『人生で最も輝く瞬間』」を意味する。なお、三谷自身、このマジックアワーの意味を、前作『THE 有頂天ホテル』の撮影時に知ったと本作のDVDに収録されたオーディオコメンタリーで述べている。(引用元: Wikipedia)
感想・評価
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三谷幸喜監督・脚本の映画ランキングでの感想・評価
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三谷幸喜監督・脚本の映画ランキングでの感想・評価
「俺がデラ富樫だ」は永遠!
こんな映画は見たことがない!
"芝居を芝居する"ことをエンターテインメントにした衝撃×笑劇の映画です。
ボスの愛人に手を出した男が、命を助けてもらうために伝説の殺し屋を探し出そうと奮闘します。
日本のエンターテインメントを牽引する三谷幸喜氏によるコメディー・ドラマです。
佐藤浩一さん演じる"デラ富樫"は、鑑賞後何年たっても忘れられない存在感です。ナイフを舐めるあのシーン(覚えている人いますよね?)は脳裏にこびりついているほど!
また、もうひとつのみどころは世界の名監督から支持される美術監督の種田陽平氏による作り物とは思えない美しい建築物の並んだ美術セットです。
あのクエンティン・タランティーノ監督のキルビルにも参加されている方で、三谷幸喜監督の映画にはたびたび参加されています。
そんな種田氏による、まるで中世ヨーロッパのような街並み。
こんな素敵な風景が実在してくれるのであればぜひとも旅行で行ってみたくなったほど!!
細部にわたる優美な曲線までもおしゃれな風景です。
三谷幸喜流の笑いを存分に味わいつつも、鑑賞後にほのかに胸に残るノスタルジー。
時間や天気によって様々な表情を見せてくれる空模様の中でも特に美しいのが1日のうちでわずかな時間にしか出会えない「マジックアワー」と呼ばれる夕暮れのほんの一瞬の時間帯。
まさしく映画のタイトル"マジックアワー"のあの空に、包まれた感覚そのものに陥ります。
こんな素敵な映画は、
切なくて、でも、またもう一度出逢いたい。
「誰の人生にも、輝く瞬間がある」
辛い時は私もこのセリフを何度でも思い出している。
映画ソムリエ
東 紗友美さん (女性)
1位(100点)の評価