サマータイムマシン・ブルースの詳細情報
あらすじ・スト-リー | とある大学の夏休み。「SF研究会」の部員たちは部室のクーラーのリモコンを壊してしまう。部員たちがあまりの暑さにぐったりしていると、突如タイムマシンが現れる。昨日に戻り、リモコンを取ってこようとするメンバー。しかし、タイムトラベルが面白くなった部員たちは、過去でふざけたことをばかりしてしまう。そんななか、過去を変えると「今」が無くなってしまう可能性があることを知った部員たち。大慌てで自分たちが過去にやらかしたことをリカバリーすべく奮闘するのであった。 |
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制作年 | 2005年 |
上映時間 | 107分 |
原作 | 上田誠『サマータイムマシン・ブルース』 |
監督 | 本広克行 |
脚本 | 上田誠 |
メインキャスト | 瑛太(甲本拓馬)、上野樹里(柴田春華)、与座嘉集(新美優)、川岡大次郎(小泉俊介)、ムロツヨシ(石松大悟)ほか |
音楽 | HALFBY |
主題歌・挿入歌 | LCDD / Tommy heavenly6 |
公式サイト | - |
参考価格 | 3,300円(税込) |
『サマータイムマシン・ブルース』は、上田誠の戯曲を元に製作された映画である。 タイムトラベルを題材とした、大学の「SF研究会」を舞台とするSF青春コメディである。 (引用元: Wikipedia)
感想・評価
全 18 件を表示
ゆるくB級感のあるタイムリープものだけど、全体のまとまりが秀逸
とある田舎の大学のSF研究会が舞台。とはいえSF研究会とは名ばかりで、ただ単にゆるゆる遊ぶだけの部活。
ある夏の日、SF研究会の部室のエアコンのリモコンが壊れるというトラブルが発生する。壊れたエアコンは本体での操作はできず、リモコンが壊れたせいで部室が地獄のように暑い。なんとかリモコンを修理したい部員一同だが、いい解決方法は思いつかない。
そんななか、突如部室に現れた謎の機械。よく調べてみると、タイムマシンのような操作板がある。ただ、どう見ても本物のタイムマシンには見えず、誰かのいたずらだろうと思い、適当にいじって動作させてみると・・・なんと本物!
タイムマシンを手に入れた部員たちは、さてどの時代に行こうか相談を始め、「過去に戻って壊れていないエアコンのリモコンをとりに行こう」というアイデアを思いつく。
「タイムマシンを使ってエアコンを直す」という、壮大なんだかくだらないんだかよくわからない目的をもとに展開するドタバタコメディ映画。
しかし、見終わってみると非常によくまとまっていて、タイムリープものにありがちな矛盾点が見つからず、いろいろな伏線が一つに繋がり、スッキリとした気持ちになれます。1度見た後、なるほどと思えるシーンも多数あるため、2度、3度見ても楽しめる名作です。
下町ック タイムスリップコメディー
暇つぶしに観に入ったら当たりだった作品。最初はなんだこりゃと思ったんですが、だんだん面白くなってきます。バカやってる感じも鼻につくようなわざとらしさではなくて良かった。意味不明な言動の意味が分かっていくのがたまりません。ふざけていたのに、ホセの説明を聞いて存在の危機に。さあがんばれSF研! 世界の存亡は君たちに掛かっている。 と 深刻なものでは全く無いところがGoodです。
ウェルトオブゲートさんの評価
ぐだぐだの青春群像劇的なのが面白い
今見れば豪華キャストです。せっかくタイムマシーンがあるのになんだそんな無駄な使い方しかできないの?!もっと有効的な使い方があるじゃん!と誰しもが思うでしょう。
上野樹里ちゃんや真木よう子さんのかわいらしさも楽しめ、ムロさんと永山瑛太さんの冴えない大学生役も楽しめるお得な映画だと思います。
仮面の女22号さんの評価
ゆるいけどおもしろいんだなぁ
ある大学のSF研究会のもとに突然タイムマシンがやってきて……
と、あらすじは別の人がめちゃめちゃ詳しく書いてくれているから、そちらを参照してください。
瑛太と上野樹里が出てるし、コメディっぽいし見て見るかー的なノリでレンタルしたら、めちゃめちゃ面白かった。過去と現在を行ったり来たりするのですが、「どういうこと?」と思って見続けると、まーーーうまいこと回収する。伏線を。
全体的にゆるくてラクに見られるけど、ちゃんと見ておかないとダメ。まぁ繰り返し見るのもあり!どっちでもいい!!
やっぱ映画は前情報を入れない方が楽しめるなーと思ったものです。
暑苦しいけどおもしろい
知ってる風な感想を述べるなら「よくできてる」。率直な感想をいうなら「マジでおもしろい」って感じ。
真夏。部室のエアコンのリモコンが壊れてしまったSF研究会の部員たちの前に、突如現れるタイムマシン。昨日にタイムスリップしてリモコンをとってこよう……という話です。ライムリープものです。
見てるときは「?」って部分もあるのですけど、その伏線をキレイに回収していく。脚本書いてるの誰だろう……と思って調べてみたら、「ヨーロッパ企画」という劇団の上田誠さんだと知る。この映画に出ていたよくわからない役者さんも、その劇団の人たちらしい。主演は瑛太で、ヒロインは上野樹里でしたけど。それ以降「ヨーロッパ企画」を気にしちゃう私がいます。
男子ノリ全快でとにかく全体的にいろいろ暑苦しいので、男性向けかもしれません。でも本気でおもしろいから、涼しい部屋で女性にも見てほしい!
めちゃおもしろいですよ!
上野樹里というよりも共演の瑛太の出番のほうが多いですが、上野樹里はヒロインです。
ばかっぽくてあほらしい男ウケする映画だと感じます。でも脚本が凝っていてうなります!
F4リアさんの評価
タイムマシンのもっともゆる〜い使い方。笑ってみれて、最後は少しノスタルジーな気分に。
「踊る大捜査線」の本広克之監督作品で
京都の劇団ヨーロッパ企画の舞台作品を原作として、映画化された作品です。
何年経っても色褪せない日本映画。
主演は瑛太さん、ヒロインは上野樹里さん、ムロツヨシさんや真木よう子さん。いま見直すとキャストがアツいんですよね!!
タイムリープモノって過去に戻ったり未来に行くことのできるキャラクターが、大いなる使命的な大義を与えられていて、それをこなすために過去に戻るが多いですよね!?
でも、この映画は全然違います!
おバカで、
ゆるくて、とびきりたのしい!
ある夏の暑い日、野球ばかりしているSF研究会の面々。
彼らの狭い部室では前日にリモコンが壊れてしまい、クーラーが効かない状況です。
そんなとき、
ある部員が言い出します。
「リモコンが壊れる前に戻って、リモコンを取り返してこよう!」と。
確かに、過去に戻れることになっても実際に人生の分岐点とかではなくてこういったことをやり直すのかもしれないですよね。
科学者たちもびっくりのタイムマシンのゆるい使い方をするんです(笑)
でもゆるいだけでは終わりません。
この映画は実は、いろんな仕掛けが隠された伏線回収型映画なんです。
未来ではタイムマシンが生まれていることがわかったあるキャラクターが言うセリフがとても染みます。
「未来にタイムマシンがあるって事は 誰かがそれを作るって事だから。
じゃあ僕がそいつになってやろうって。
こう決められた枠に滑り込むみたいな。」
明るくてポジティブなSF研究会の面々に、元気をもらってくださいね。
タイムリープに出てくるあれこれの伏線も見事に最後に全て回収していて、本当によくできた脚本です。
映画ソムリエ
東 紗友美さん (女性)
3位(70点)の評価