1分でわかる「アルフレッド・ヒッチコック」
監督としてデビュー作は意外にも恋愛映画!
アルフレッド・ヒッチコック(1899~1980年)は、イギリス出身の映画監督。サスペンスの神様と呼ばれた偉大な映画監督ですが、意外にも処女作は『快楽の園』(1925年)というサスペンスとは無縁の恋愛映画でした。ちなみに彼がこの作品の監督を務めることになったのは、担当するはずだった映画監督が愛人と蒸発してしまったことがきっかけ。
アルフレッド・ヒッチコックが手掛けた名作サスペンス映画
アルフレッド・ヒッチコックが監督したサスペンス映画は、後世に影響を与えるほど名作揃い。代表作の1つ『サイコ』(1960年)は、金を持ち逃げしようとするOLが何者かに殺されて物語が進展する、サイコ・サスペンスのルーツと言われている作品です。ほかにも、列車を舞台に繰り広げられる『バルカン超特急』(1938年)や、トラウマをきっかけに高所恐怖症になった元刑事を描く『めまい』(1958年)、生物パニック『鳥』(1963年)など、高い評価を得る名作映画をいくつも手掛けました。