みんなの投票で「かわぐちかいじの漫画人気ランキング」を決定! 歴史や政治に踏み込んだリアルな世界を忠実に描く、漫画家・かわぐちかいじ。海上自衛隊をテーマに描かれた『ジパング』(2000年)、中国と日本との政治的な問題を題材にした『空母いぶき』(2014年〜)、日本でクーデターを起こそうとする男を阻止する2人の男の物語『サガラ~Sの同素体~』(2018年)などの名作から、見事1位に選ばれるのは? あなたがおすすめする、かわぐちかいじの漫画を教えて下さい!
最終更新日: 2020/10/23
このお題は投票により総合ランキングが決定
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1位沈黙の艦隊(漫画)
2位ジパング
3位空母いぶき(漫画)
4位太陽の黙示録
5位僕はビートルズ
1位沈黙の艦隊(漫画)
2位ジパング
3位空母いぶき(漫画)
4位太陽の黙示録
5位僕はビートルズ
条件による絞り込み:なし
太平洋戦争当時にタイムスリップさせられたイージス艦の葛藤
テレビアニメ化もされたヒット作です。現代の日本のイージス艦が1942年にタイムスリップして、太平洋戦争に巻き込まれる物語ですが、普通のタイムスリップ物とは大分印象が違いました。ズバ抜けた戦闘力を持つ最新鋭のイージス艦だけに、過去へのタイムスリップは特別な意味を持ちます。歴史を知っているだけに、自分たちが行動すれば同じ日本人(時にアメリカ人)の犠牲を抑えられる、けれども歴史を変えてしまって良いのか?その影響が未来に出るのではないか?と、乗組員たちが葛藤する様子を興味深く読みました。太平洋戦争の勉強にもなりました。イージス艦「みらい」を振り回す「草加拓海」はかわぐち作品の中でも新しいキャラクターで魅力的でした。
こうなっていてほしいいとおもったif作品
海上自衛隊のイージス艦が、訓練中に太平洋戦争まっただなかに、タイムスリップしてしまうお話。現代海上自衛隊員と日本海軍の参謀がどのようにして、日本を、歴史を、変えていくのか、そのまま史実のままを貫くのか葛藤しながら進んでいくストーリー
に引き込まれるかも
戦争について考える機会となる。
現代人主人公がタイムスリップして戦争時代の日本に戻る、その中で戦争時代の悲惨さと、その時代を生きる戦士達の強さがわかるものでした。自分たちが現在暮らしている平和な国とは違う戦争時代のことがわかるのも良いです。過去に干渉して未来に修正がかかるのか、という不思議な思いで見れるSF要素が興味ひかれるものでした。一回読み始めると、面白くてなかなか手が止まらないという記憶ばかりが強く残る作品です。
もしも現代の自衛隊が第二次世界大戦にタイムスリップしたら
『ジパング』は、イージス艦「みらい」を有する自衛隊が突然、第二次世界大戦の真っ只中にタイムスリップするところから物語は始まる。現代の自衛隊が無双する話ではない。
『ジパング』を読んで「石原莞爾」を知り、これだけ先を見通せる人が戦時中の日本にいたのかと驚いた。
架空のイージス艦
海上自衛隊のイージス艦が突如、太平洋戦争中の時代にタイムスリップしてしまう内容ですが、当時の兵器との戦力差は歴然としていました。漫画の設定は斬新でとても面白かったのですが、ラストが唐突過ぎたのが少し残念でした。
荒唐無稽と言うなかれ、良く出来たIF歴史本として読むべし
大東亜戦争を中心にした歴史のIF。タイムスリップモノなのですが、歴史考証がしっかりされており、護衛艦「みらい」がタイムスリップしなくとも、歴史の改変が行われる可能性が多々あっただろうと思わせてくれます。但し、イージス艦1隻程度では戦闘に関しては余り目覚ましい活躍は出来なかったと考えます。改装になった「いずも」が開戦劈頭のハワイ海域に現れたとしても、それほど大きな歴史介入はできないのは明白だろうけど、浪漫満載の作品です。
リアルな架空戦記
かわぐちかいじさんらしい架空戦記作品だと思います。
子供の時に誰しもが想像したような作品ですが、単なる闘い漫画ではありません。
海外派遣や自衛隊の問題、戦後の歴史などを考えさせられます。
現代社会に通じるリアルな世界観に緊張感があります。
予言の書(笑)
現在連載中のまんがで、世相を反映、予測しているストーリーに引き込まれる。途中作者の方の体調不良により、いったん完結するも、再度ネクストストーリーが連載開始されたので、ちょっとホッとしている。映画化もされ近日中にWOWOWなどで放送される予定。実写映画なのであまり原作と比べぬように見たいと思います。
自衛隊と領土問題に興味をもったきっかけ
漫画好きを自称するなら、かわぐちかいじ先生の作品は読んでおかないとと思い、『空母いぶき』から入った次第。
「尖閣諸島は中国固有の領土である」とし与那国島の住民を拘束した中国の軍隊と、空母を有する自衛隊が衝突する物語だ。
航空戦、潜水艦による戦闘をはじめ、戦闘を回避するための外交や、報道機関の決死の取材など、フィクションでありながらも真に迫った描写には、考えさせられるものがある。
これを日本国民全てが読んで、今ある危機を考えるべき作品
まさに今この時の、起こりうる有事に即したストーリー仕立てに驚かされます。1群の空母打撃群同士の戦闘がメインとなっていますが、大規模な空母機動部隊を有した旧帝国海軍から見ると寂しい限りの海戦です。しかし、現代の空母同士の闘いはこんなものではないかとも納得させられる部分もあり、勉強にもなる秀作です。
リアルな設定
この漫画の展開は実際に起こりえるようなリアルな内容で国防と言うものを真剣に考えなければと思う内容です。もちろんフィクションではありますが、有事の際の初期の対応がこの後の展開を左右するものだと気づかされました。
日本の防衛の実情がわかる
嵐の中で遭難者に擬装したと思われる工作員が、尖閣諸島の南小島に上陸し、「尖閣諸島中国人上陸事件」が発生。さらに日本の領海に侵入を図る中国海警局の船舶と海上保安庁巡視船との衝突し、一触即発の緊張感がある展開の連続がハラハラさせる。
映画化もされてとても面白いと思ったので。
映画では伏せられていたが、仮想敵国としてしっかり中国の名前などを出していてリアリティがあり、漫画にのまれやすい。
また、未完成の空母伊吹を持ってくるのはとても想像力が必要なことであり、素晴らしいと思う。
三国志をモチーフにした大震災後の建国物語
富士山まで大噴火する大震災によって国土が壊滅し、大国の思惑で分割支配されながらも、主人公が独立国(特区)を建国していくという物語です。ある意味、荒唐無稽な物語ですが、東日本大震災後の現在、震災による国土壊滅は現実味がありますし、大国の思惑や民族性、各キャラクターの意図や思惑などもリアルに感じました。何の予備知識も持たずに読み始めましたが、キャラクターの人物名や行動から、三国志をモチーフにしていることに気が付きました(三国志好きの方なら自然と気付くと思います)。そうなると、このキャラクターは三国志では死ぬから死ぬんじゃないか?といった予想する楽しみも出てきて、物語とは違う面でも楽しめました。
予言の書
大地震が起こった日本で、どう生きていくのか、日本はどうなっていくのか描かれている作品。がこの連載終了数年後に東日本大震災が発生し、その惨状はまさにこのまんがに描かれているような気がして、現代のノストラダムスか(笑)って思いました。
思い切ったフィクションの中で見るリアルな人間ドラマに惹かれる。
現在平和な状態にある日本ですが、この作品の中では日本が南北に分断されることになり、しかも二分されたそれぞれの地域はアメリカと中国に支配されます。国を失い追われる、移民の心を想像して見てしまいます。現実とはかけ離れた世界ですが、姿を失った日本を前にしても日本人としてこの先を生きていく決断を行う人々の人生のドラマが見れるのが良いです。人の生命力を感じるドラマ展開が好きでした。
日本が二分化されるぶっとんだ設定に惹かれた。
災害が襲ったことで日本が日本がなくなり、これまで通りの平和な暮らしができなくなるという展開はフィクションではあっても怖いものでした。
現実的にまったく無理がある設定ではないので、その点でもしも本当に起きたらといろいろと考えさせられました。
移民として暮らすことを受け入れて強く人々を描くドラマ性が良かったです。
内容がリアルでハラハラします
震災と冷戦、独立運動がいっぺんに来たような作品。
あらゆる歴史の局面が交差しているような内容なので、考えることが多い作品です。
似たようなことが現実社会でも起きてきているので、とてもストーリーにリアルさがあります。
日本とは?と考えさせられる貴重な作品です。
ストーリーが秀逸です。
「ビートルズがいない世界にタイムスリップしてその代わりをする」というストーリーにやられました。
ビートルズがいない世界において、コピーバンド「ファブ・フォー」が一世を風靡するのですが、やはり最後は本物のビートルズの凄み・底力を痛感するという流れがビートルズ好きの私にはハマりました。
特に最終巻で本物のビートルズと対面するシーンはとても読み応えがありました。
ところどころにビートルズのトリビアが散りばめられており、よく知らない人でも十分楽しめる作品だと思います。
ビートルズが少しでも好きな人、必見!
多少はご都合主義的なところもありますが、それでもタイムスリップして日本発でビートルズになれるか、なれないかというプロットの面白さは音楽好きならかなり楽しめると思います。
また、ビートルズ好きならニヤリとするところも多々あります。
作者には珍しい野球漫画で面白かったです
かわぐちかいじ氏としては珍しい野球の漫画。
高校時代にバッテリーを組んでいた2人が別々のプロ球団に入り、その舞台でお互いに活躍し、五輪代表チームで再びバッテリーを組みます。
野球の漫画は長く続くものが多いですが、コミックスで4巻というスパッとした話なので、とても読みやすく面白かったです。
青春の野球漫画
高校野球で活躍した同級生バッテリー、海部一樹と武藤洋介が甲子園を目標に高校時代を共に過ごし、激しくも熱い夏を共に戦い抜く。
そして、プロ入団を機に別々の球団で活躍し、ライバル同士として対決する姿を描く男くさいストーリーがしびれる。
最初にはまったかわぐちかいじ
しがない探偵事務所につとめる探偵は、様々な依頼をこなしながら、解決していくちょっと三枚目なストーリー。主人公のルーズだけど、かっこいい感じに当時高校生くらいだった自分は「なんかすげー」っておもった作品。
さわやかで、人間くさい所が良かったです。
この漫画がきっかけで、探偵という職業も良いなと思いました。
一話完結なので毎回さわやかで、スッキリした気分になりました。
現代社会にない人間くさい感じが暖かみを感じて嬉しいし、ハードさに男らしさを感じました。
一番好きな麻雀漫画なので。
麻雀にハマって麻雀漫画を片っ端から読んでた頃に、一番面白いと思った作品。
登場人物のそれぞれが個性的で魅力的でした。自分は浅倉さんのキャラが好きで、四暗刻をつもったときはとても興奮したのを覚えています。
『沈黙の艦隊』好きは必読!海江田の少年時代
『沈黙の艦隊』の主人公・海江田四郎の少年時代を描いたアナザーストーリーです。『沈黙の艦隊』好きの方には絶対オススメの作品。海江田四郎はあらゆる漫画の中でも上位に挙がる好きなキャラクターなのですが、彼がどのような少年時代を送ったのか、なぜこのような人物になったのか、海江田好きには必読の作品です。海に囲まれた自然豊かな島の描写も美しいです。『沈黙の艦隊』とは対照的に、物語自体は非常に繊細かつ抒情的。最後の最後で『沈黙の艦隊』と繋がるのも必見!
ドロドロの愛憎劇が見所の漫画です
かわぐちかいじ氏の最初のヒット作であり、作中で描かれる芸能人同士の三角関係による愛憎劇がとてもリアルです。
もちろんフィクションながら、怖くなってしまう場面も多く、読んだ当時は“大人の世界”を垣間見たような気さえしました。
主人公の境遇に驚かされたので。
主人公が経済界の超大物の跡を継ぐ境遇に驚かされました。
自分がそんな境遇ならプレッシャーで家出するわと思いながら、ドキドキしながら読んでいました。
ラグビー好きの豪快な主人公が、どんどん立派な事業家になっていくのが興味深いです。
リアルな世界観が魅力の、かわぐちかいじの漫画が集まる「かわぐちかいじの漫画人気ランキング」。ほかにも全作品総合の人気ランキングや、「泣ける漫画」「歴史漫画」などのジャンル別人気漫画のランキングも公開しています。ぜひCHECKしてください!
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ジャンル別・人気漫画も必見!
軍事・政治情勢を物語る濃密な潜水艦漫画
初めて読んだのは完結してからだいぶ経ってからでした。たまたま最初の数巻を読んだ所、すっかりはまってしまい、一気に読破してしまいました。タイトルや表紙の画などから、軍事オタク漫画だという勝手な印象を持っていましたが、テーマが軍事だけでなく政治や世界情勢、核兵器問題など多岐に渡っていて、非常に濃密な作品でした。現在とは変わっている面もあり、作者の信条等もあるものの、世界情勢や軍事情勢に関してとても勉強になる漫画でした。あまり馴染みのない潜水艦をメインにしている点も面白いです。最初は悪役だと思っていた海江田が最終的に英雄になるストーリーも抜群でした。潜水艦だけに、最後の心臓の「音」の比喩も興味深かったです。
痛快
一隻の原子力潜水艦が、世界の名だたる海軍と死闘を繰り広げ、原潜を「国家」として独立させた存在にするという途方もない現実離れはしているけれど、あってもおかしくないストーリー。ショーンコネリー主演の「レッドオクトーバーを追え」はまさに「沈黙の艦隊」をぱっくったんじゃね?って思わせるよな映画でもあるので、見たことない人は、「沈黙の艦隊」を見てから
「レッドオクトーバーを追え」を見ていただきたい。
この作品でメジャー入り
この「沈黙の艦隊」が連載連載している当時、ずいぶんと巷で話題になっているんだなぁと思いました。それくらい方々で目にしたり、聞いたりしました。
面白くて、万人に対しても問題提起を孕んだエンターテインメントのある作品だと思います。
緊張感
今の日本が抱える問題に通じている物があると思いました。この漫画が発表されたころには日本は戦争をしない、起こさないというのが前提で物語は進んでいましたが、最近の日本ではそれが通じなくなってきているような気がしました。
世界の国から見た日本の立場、政治情勢がリアルにわかる作品!
日米共同で開発した原子力潜水艦がアメリカの指揮下を離れ突然逃亡するという事件が起こり、その原水の館長が日本人であったことから日本は世界から非難され孤立していくというストーリーは、読んでいてハラハラ手に汗握る展開でした。
また、わずか一艘の原水がアメリカ、ロシアの大艦隊を撃破してくシーンは痛快でしたし、艦長の真の目的がきになって32巻にも及ぶ単行本を一気に読んでしました。それくらい面白かった作品です。
核の恐怖の均衡を新しい視点で問題提起した秀作
「サブマリン707」や「青の6号」の現代版的な感じで始まったこの作品ですが、回が進むにつれ戦闘シーンよりも政治的要素がメインに置かれ、海江田艦長が全世界の人々のカリスマとして成長して行くのが興味深く、読み応え十分な作品となっています。ちょっと疲れる作品ですが、漫画と言うより小説として読むのが良いかと思います。
衝撃の問題作!
当時この作品を読んだ時はとても衝撃でした。
軍事と政治、国家といった非常に重たいテーマを日本人の視点から鋭く描いており、この作品を読むことで、元日の政治的な問題やアメリカとの関係性を考えさせられました。
ストーリーも緊迫感満点で、漫画史に名を残す名作だと思います。
緊張感
軍事情勢などとても勉強にもなる漫画ですし、現代の日本に通じるものがある作品だと思います。
読んでいて伝わる緊張感や緊迫感はまるで映画を見ているかのようで、とても夢中になりました。ストーリーも面白いですし、凄く読み甲斐があります。
歴史に残る名作
米ソ冷戦末期に連載が始まっている作品で、当時の歴史背景も知ることができる貴重な作品です。
今見ても考えさせられる部分が多く、連載当時に問題作だと物議されたのがよく分かります。
やっと正常に議論できる時代がきたのかな?と思います。
心理戦の見ごたえが凄い。
今の日本にある問題点である自衛権について、軍事的な側面を知らなくてもわかりやすく理解しやすい形で漫画となっており、社会問題の勉強になりました。
また、潜水艦という密室からの心理戦がワクワクさせられ、見ごたえがありました。