1分でわかる「戦争アニメ」
戦争アニメの魅力
戦場で人々が争う様子や、戦時下での人々の生き様を描いた“戦争アニメ”。悲しさや感動のあまりに涙を誘うシーンや、大迫力の戦闘シーンが見どころの人気アニメジャンルの1つです。実在の軍艦や戦車などの軍事に関した用語が登場する作品もあり、ミリタリーファンを中心に支持を集めています。死闘を繰り広げるものや、ハードボイルドな作風のアニメだけでなく、サバイバルゲーム(サバゲー)のようなスポーツが題材のものや、ギャグ風に描かれた作品といった、残酷なシーンやシリアス展開が苦手な人も楽しめる作品も存在します。
戦争アニメのジャンル
戦争アニメと一口に言っても、舞台設定や描かれ方はさまざま。戦争アニメのなかでも定番のジャンルを代表的なアニメとともに紹介します。
歴史をモチーフにした作品
過去の戦争を題材とした作品は、現代を生きる私達に平和のありがたみを教えてくれるものばかり。忠実になぞられて実在の人物や戦艦の名前といった用語が登場し、歴史の勉強になるようなアニメも数多くあります。なかでも、『紺碧の艦隊』(1993年)や、『ジパング』(2004年)のように戦時中の日本をテーマに描いたものは定番です。
ロボット系の戦争アニメ
ロボットや近未来の兵器が登場する、SFな世界観の戦争アニメも見逃せません。大迫力の戦いや精巧に描かれたメカのほか、人間ドラマも楽しめる作品が盛りだくさん。なかでも、『機動戦士ガンダム』(1979年)や、『銀河英雄伝説』(1988年) など宇宙を舞台とした作品は代表的です。
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ファンタジー世界が舞台の戦争アニメ
ファンタジーの世界観や、現実離れした描写が好きな人にはファンタジー系の戦争アニメがおすすめ。『アルスラーン戦記』(2015年)や『異世界チート魔術師』(2019年)など、魔法や剣を使った戦いが大迫力に描写されている作品が多数存在します。また、『終末のイゼッタ』(2016年)のように魔法と近代兵器が融合したアニメもあり、ミリタリーとファンタジー両方の世界観が好きな人も楽しめるのが魅力です。
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かわいい絵柄の萌え系戦争アニメ
ミリオタもアニオタも虜にするのが、萌え要素を含んだ戦争アニメ。『ストライクウィッチーズ』(2010年)や、『ガールズ&パンツァー(ガルパン)』(2012年)など、根強い人気を誇る作品が多数発表されました。また、『艦隊これくしょん-艦これ-』(2015年)のような実在の艦船を女の子に擬人化した作品も存在します。
戦争が題材のアニメ映画
テレビアニメだけでなく、戦争をテーマにしたアニメ映画も名作が揃っています。ジブリの『火垂るの墓』(1988年)や、女優・のんが声優を務めた『この世界の片隅に』(2016年)など、戦時中の日本を描いた作品は数多く発表され、非常に多くの人に衝撃と感動を与えました。もちろん、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(2008年)や『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 』(1984年)のように、架空の戦争を描いたオリジナル映画や、戦争アニメの劇場版作品も高い人気を誇っています。
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近代戦争とファンタジーの融合
近代戦争をベースに異世界ものを混ぜた設定にしています。
近代といっても1900年の第一次世界大戦のような時代の戦争をベースにしていて、そのころのナチスドイツを思わせる演出が多いです。
そこに魔法という異質な設定を持ってくることで、ストーリーに深みがでて見ごたえのある作品になっています。
NOMURAさん
3位(75点)の評価
戦場を駆ける鬼畜幼女
合理主義を徹底していた青年がとある事情で命を落とす際に、神への信仰心の無さを嘆いた神により異世界に転生させられ、さまざまな試練を課されてゆくという物語。登場する神を主人公は全く信じないので「存在X」と呼ぶのですが、その存在Xは主人公が前世から徹底していた合理主義によって戦時中の異世界を生き抜いてゆくので、なんとしても信仰心を芽生えさせようと戦争の相手国に協力する国を増やしたり、敵の兵士に特殊な力を与えたりしてきます。そんな存在Xのマッチポンプに対して主人公がどんな風に立ち向かってゆくかを見られるのもこの作品の面白いところの一つです。ちなみにもう一つこの作品の主な要素としては、主人公含む何人かのキャラが見せつけてくる顔芸でしょう。かなり濃い表情が作中では何度か登場しますので、不意に驚くことが多いかも知れません。[続きを読む]
竹也之さん
1位(100点)の評価