大切なことはすべて君が教えてくれたの詳細情報
放送年 | 2011年 |
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放送局 | フジテレビ |
原作 | - |
脚本 | 安達奈緒子 |
メインキャスト | 戸田恵梨香(上村夏実)、三浦春馬(柏木修二)、武井咲(佐伯ひかり)、菅田将暉(平岡直輝)、剛力彩芽(園田望未)、内田有紀(水谷亜弥)、西村雅彦(中西佳史)、風間杜夫(鶴岡悟司)ほか |
主題歌・挿入歌 | EXIT / ポルノグラフィティ |
公式サイト | https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kimigaoshietekureta/ |
参考価格 | 13,306円(税込) |
『大切なことはすべて君が教えてくれた』(たいせつなことはすべてきみがおしえてくれた)は、フジテレビ系で、2011年1月17日から3月28日まで毎週月曜日21時 - 21時54分に「月9」枠で放送されたテレビドラマである。主演は戸田恵梨香と三浦春馬。 誰からも祝福されていた教師同士のカップルが、教え子との一夜の過ちから始まる混乱に愛の本質を問われ、嫉妬による自己嫌悪や家族との愛憎などに苦悩しながら新しい関係を見出す物語。 (引用元: Wikipedia)
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大切なことがつまっている
正直なところ、2位、3位は順位がなかった。
先入観なく見たのがよかったのか、設定に突っ込みどころは多かったけれど、修二の期待に答えてきた、周囲の空気を察して行動する上っ面な自分から、愚直なまでに教師であることを考えていく、苦悩ともどかしいまでの迷走? が、丁寧な感情の揺れ動きで描かれていた。
連ドラで見ていたら、ちょっとしんどいかもしれない。仕事から帰って見るには重い。三浦春馬は挑戦的なドラマへの出演が多くて、後で振り返ると良かったと思うものが多い。これも後で一気に見て、ボックスで購入しても良いかと思ったほど。
高校を解雇されたとき、生徒の前で、「ちゃんと生きていようと思います」と語り、笑みを浮かべた彼の姿が、今は泣けて仕方がありません。
なぜかあまり見れなかった、と最初は思ったが。
先生役を演じる三浦さんが若過ぎるのか、なぜか珍しくフィットしていないと感じたドラマで、あまり真剣に見られなかった。
あとで見ると変わるかもしれない。
追記
2回目を鑑賞した。
自分勝手なことを言って申し訳ないんだが、こっちの理解度や感性の低さなのか、「三浦春馬さんの出てるドラマ、映画って、なんで2回目から、その良さがわかるんだろう?」と、思う。ドラマなんて二回見ない自分だったから、三浦春馬さんきっかけにこんな事を知るようになるのが今、で、口惜しい。
最初の理想的な若い教師像はその後崩れてゆく柏木先生への伏線なんだ、ってわかった。タイトルにある通り、一本筋が通った脚本はブレずに最後まで柏木修二の人としての成長を導く。
優しくていつも夏実に引っ張って貰っていた修二が、ひかりにキッパリと「君を愛していない」というのは、最終話にあるけど、実は最初の方のシーンにもあって、修二の気持ちは変わらなかったんだよね。だけど、夏実が大きな愛で待ってた。それがなかなかないお話で。
三浦春馬さん演じる修二の先生の顔と、夏実の前で見せる弟みたいな顔(だんだん変わるのだが)、の違いに気付いたら、20歳くらいでの、この人の演技力、役の解釈の深さってなんなんだろうな、どこから来るんだろうと唸ってしまう。
戸田恵梨香さん演じる夏実が、途中、自分で今まで感じたことがない感情、嫉妬に気付き、さいなまれるところがリアルで、夏実のそれまでをも想像させるくらいの深みのあるシーンでもの凄く良かった。
物語のタイトルからして、結末は予想できなくないんだけど、主演ふたりが立派に「愛の量が違ったら?」からの命題を追い、描きつづけたのが素晴らしい。
俳優さんって、大変だけど、立派だよね。
最高
上村夏実さんがただただいい女。強くて優しくて可愛い、こんな先生がこの学校に来てほしいランキング第1位を誇ってます。戸田さん目当てで見たら修二とひかりを恨みそうになりますが、最後はみんな幸せになれて良かったです
すやさんの評価
一番応援したくなる役
戸田恵梨香さん演じる教師のことが好きな生徒役で常に味方してくれるような役だったので、主演ではありませんでしたが見ていて共感できましたし一番応援したくなるような印象的な役で好きでした。
ありーさんの評価
可愛らしい笑顔にキュン
先生のことが好きなやんちゃな生徒の役だったのですが、その役が菅田さんにはまっており、可愛らしい笑顔と必死な演技にキュンキュンしてしまいました。まっすぐにぶつかっていく姿が印象的でした。
とっち〜たさんの評価
引きの力が尋常ではない予測不能の恋愛ドラマ
同僚の教師・夏実との結婚を控えた教師・修二が、生徒と知らずに女子高生・佐伯と偶然一夜を共にしたことから始まる教師と生徒の三角関係を描いた恋愛ドラマかと思わせて、物語は意外な方向へと突き進んでいきます。
プロデューサーは増本淳、脚本は安達奈緒子、チーフ演出は西浦正記と、のちに『リッチマン、プアウーマン』を手がけるチームの作品。脚本と演出がとんがっていて展開は予測不能、放送当時は何が起きているのかわからず、いい意味で唖然としたものです。
同時に妙に倫理的なところも面白く、人を好きになるとはどういうことかということを真摯に追求しています。
生徒役は今見るととても豪華で、武井咲、剛力彩芽、広瀬アリス、菅田将暉、中島健人、岡山天音、石橋杏奈、伊藤沙莉、能年玲奈といったありえない布陣。引きの力が尋常でない作品です。
ドラマ評論家・フリーライター
成馬 零一さん (男性)
2位(90点)の評価