吉原炎上(映画)の詳細情報
制作年 | 1987年 |
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上映時間 | 133分 |
原作 | 斎藤真一『吉原炎上』『明治吉原細見記』 |
監督 | 五社英雄 |
脚本 | 中島貞夫 |
メインキャスト | 名取裕子(上田久乃/若汐/紫太夫)、二宮さよ子(九重)、藤真利子(吉里)、仁支川峰子(小花)、かたせ梨乃(菊川)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 2,445円(税込) |
『吉原炎上』(よしわらえんじょう)は、1987年公開の東映映画。主演・名取裕子、監督・五社英雄。 吉原遊郭に生きた女たちの生き様を本格的に取り上げた初めての映画といわれる。花魁5人の悲喜を描く。テレビでも複数回放映され高視聴率を記録している(テレビ朝日の日曜洋画劇場や深夜枠など)。 (引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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金字塔
1987年に公開された、名取裕子主演の『吉原炎上』。花魁が題材の映画は有名なもので3~4作程度とかなり少なく、中でもこの作品が初めて花魁をテーマに取り上げた先駆け的な作品ということもあって、圧倒的トップに君臨しています。
ちなみに、翌年には同じく名取裕子主演で舞台化もされており、2007年には観月ありさ主演でテレビドラマ化。
吉原遊郭に生きた5人の花魁の悲喜が描かれているのですが、名取さん以外にもかたせ梨乃、藤真利子、西川峰子、二宮さよ子と錚々たるメンバーが揃っていて、作品の世界観がもうすごい。当時全盛期のこれらの女優さんたちが惜しげもなくヌードとか出してるのもすごい!(語彙)
各章でみんな壮絶な最期を迎えるのですが、中でもマダム世代で一番好きなかたせ梨乃さんがメインヒロインの冬の章は最終章ということで見逃せません。
見どころは多数あれど、爆風によるあの名取裕子さんの顔面の肉の揺れが堪能できる名シーンが含まれているのもこの章。
吉原の美しくも壮絶で儚い世界観を味わいたいなら絶対に抑えておきたい作品です。
次世代に紡いでいってもらいたい。
身体を売る女達の悲恋と運命の分かれ道
五社英雄監督が描く吉原遊郭を舞台にした花魁達の運命と愛の行方をドラマチックに綴る時代劇映画。
19歳で吉原に身売りされた少女が、先輩花魁に手ほどきを受けながら、、一人前の花魁になっていく姿を描いていきます。
名取裕子、かたせ梨乃、西川峰子、藤真利子をはじめとした女優陣が体当たりで役を演じきり、美しくもはかない花魁達の生き様を見せつけてくれます。
彼女達を取り巻く男達には、根津甚八、小林稔侍、益岡徹、竹中直人、緒形拳など日本映画界を代表する豪華な顔ぶれが。
いつ見てもダイナミックな展開と華やかなセットと衣装、強烈な演技に圧倒され、新鮮な感動を得られる時代劇は一度、体験して欲しいのです。
映画パーソナリティ
伊藤 さとりさん (女性)
3位(75点)の評価