制作年	1986年
上映時間	97分
原作	藤子・F・不二雄
監督	芝山努
プロデューサー	別紙壮一、小泉美明、波多野正美
脚本	藤子・F・不二雄
メインキャスト	大山のぶ代（ドラえもん）、小原乃梨子（のび太）、野村道子（しずか）、たてかべ和也（ジャイアン）、肝付兼太（スネ夫）ほか
作画監督	富永貞義
音楽	菊池俊輔
美術監督	高野正道
主題歌・挿入歌	ドラえもんのうた / 大杉久美子わたしが不思議』大山のぶ代『ポケットの中に / 大杉久美子
制作会社	シンエイ動画、小学館、テレビ朝日、藤子スタジオ、旭通信社
公式サイト	-

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映画ドラえもんのび太と鉄人兵団がランクインしているランキング

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ドラえもん映画ランキングでの感想・評価

文句なしのぶっちぎり№1

ドラえもん映画でぶっちぎりで一番好きな映画。何気に私が生まれた年に公開されている。
小学生の頃にビデオでみてとても面白いと思い大人になってみたら何度見ても号泣してしまう。
多分ドラえもん映画で一番しずかちゃんが活躍する映画だと思う。
終わり方もいいし、とてもいい映画だと思う。

metereさん(女性・30代)

1位(100点)の評価

ドラえもん映画ランキングでの感想・評価

なんで

普通これが1位やろ！僕的には一位映画ドラえもんのび太の鉄人兵団、2位は映画ドラえもん新のび太の日本誕生、3位は映画ドラえもんのび太の恐竜2006、4位は映画ドラえもん新のび太の鉄人兵団はばたけ天使たち、5位は映画ドラえもんのび太の日本誕生しかない‼️❗️⁉️

？？？さんの評価

面白い神アニメランキングでの感想・評価

映画版全部いい

藤子の生きてた時の映画版は全部いい
み終わった時、優しい気持ちになれる
娯楽として素晴らしい
この鉄人兵団はさらに泣ける
SF要素がたくさんあるが
家族や友達を大事にしよう、という当たり前の、青くさくて作家が避けそうなことを、正面から伝えてくれる
こういうアニメは必ずどの時代にも作られなければならない

プロカメラマン

OG さん

6位(75点)の評価

ドラえもん映画ランキングでの感想・評価

今尚、語り継がれる名作

私は、新番をおすすめしますが、新番は、ストーリーにメスを加えてするので、少しだけ違和感を感じるところがあります。旧鉄人兵団はストーリーの出来が最高クラスなので、ストーリーを楽しみたい人にとても×100おすすめです。

気吹さん(10代以下)

2位(95点)の評価

ドラえもん映画ランキングでの感想・評価

巨大ロボットが登場！

1986年に1作目が上映された『ドラえもんのび太と鉄人兵団』。
兵器が組み込まれた巨大ロボットを中心に、壮大なスケールの戦いが繰り広げられていきます。
どんどん心を開いていく女スパイロボット・リルルちゃんがぎゃんがわ。

まつ育中

ギャル志望さん(女性・20代)

5位(89点)の評価

ドラえもん映画ランキングでの感想・評価

リルルは敵か味方か

地球人を奴隷にしようとたくらむロボット達ねか侵略から、地球を守るためにドラえもん達が立ち上がります。しずかちゃんって本当に優しいんだなーと再認識。

みゆきさん(女性・40代)

5位(70点)の評価

ドラえもん映画ランキングでの感想・評価

人の感情の不思議さ

ネタバレありタップクリックして本文を表示する

テーマ曲が「わたしが不思議」であり、作品を象徴するような台詞「時々理屈に合わないことをするのが人間なのよ」というようにこの作品は複雑ながらもどこか身勝手で独善的でけれど、何故か美しく感じてしまう人間感情が細かく描かれている。

特に素晴らしいのは戦争に夢中になる男性陣と互いの心を通わせる女性陣の対比的な描写である。人間の理不尽とも言えるような優しさに触れて感情を動かしていくしずかちゃんとリルルの人間関係を描く反面。男性陣はこれから始まる戦いへの恐怖や使命感の反面どこか高揚感に満ちたやりとりが多く見られる。

リメイクではより子供向けに感動要素を多く描いてしまっているため話自体がわかりやすい反面この「人間感情の複雑さ」が薄れてしまっているように感じられる。

リルルが「人間の優しさ」を理解したのは自分が敵意を向けても、それでも優しさを向けたしずかちゃんの行為だけではなく。その優しさに困惑しながらも、自身の敵意に対して同じように敵意を向けてほしいと願ったのび太でさえも自分に理屈に合わない優しさを向けられたからだろう。

それぞれがそれぞれ子供ながらも簡単には言い表せないような感情をお互いに向け合いながら進む話の中で、とても重要な役割を果たすのがミクロスの存在である。
彼は鉄人兵団達と同じようにAIにより感情や人格を持ち、まるで人と同じように時にコミカルに時に情けなくのび太達と共に行動をする。
まだ生まれたての彼の言動は幼く拙く故に作品の中で様々なことをある意味では素直に語り吸収していく。

新たなメカトピアを作るための犠牲として自己を差し出したリルルが「今度生まれ変わったら天使のようなロボットになりたい」と願うのに対し「あなたは今天使になってるわ」というやりとり。そしてその言葉に「嬉しい」と言いながら涙を流す二人。それぞれ複雑な本心をよりもお互いを思っての言葉を交わす場面でその感情を表しながらも整理することができるものが「涙」であり、その涙こそが人としての象徴として描かれる。

ミクロスが2人の別れ、そして泣き崩れるしずかちゃんを見ながらただ一言「僕も涙を流す装置が欲しい」と零すのは、「涙を流すロボットなんておかしい」といったリルルと見事な対比になり、同時に「涙」を流すことでしか感情を整理できない人間の複雑さと”らしさ”を伝え、ロボットと人間の間にある壁のようなものを痛感させられる、とても重要な台詞である。

また鉄人兵団との戦いに勝利した男性陣が浮かれに浮かれて喜んでる姿を描いておきながらも、どこでもドアで合流したミクロスとしずかちゃんの姿は影のみで、リルルが自分達を救ってくれたことを知る男性陣の表情を描かない演出も素晴らしいの一言でしか言い表しようがない。

人間感情の複雑さを描きながらも、決して安易な答えを出さず、様々な面で視聴者に「想像」させ、そしてそれぞれの答えを出させる。
今のアニメには失われつつある素晴らしさがこのアニメ映画にはしっかりと詰められている。
まさに名作と呼ぶにふさわしい1本である。