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カプリコン・1に関するランキングと感想・評価

カプリコン・1

引用元: Amazon

最高評価

50.8

(3人の評価)

面白い洋画ランキング」で最も高い評価を得ています。

カプリコン・1の詳細情報

制作年1977年
上映時間129分
監督ピーター・ハイアムズ
脚本ピーター・ハイアムズ
メインキャストエリオット・グールド(ロバート・コールフィールド)、ジェームズ・ブローリン(チャールズ・ブルーベーカー)、ブレンダ・ヴァッカロ(ブルーベーカー夫人)、サム・ウォーターストン(ピーター・ウィリス)、O・J・シンプソン(ジョン・ウォーカー)ほか
制作ポール・N・ラザルス三世
主題歌・挿入歌-
公式サイト-
参考価格4,000円(税込)

『カプリコン・1』(Capricorn One)は、1977年末に日本で公開されたアメリカ・イギリス合作映画。アメリカでは翌年公開。(引用元: Wikipedia)

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感想・評価

全 1 件を表示

面白い洋画ランキングでの感想・評価

全世界をだます空前の陰謀

アポロ計画陰謀説を聞いたことがあるでしょうか?
1969年にアポロ11号で人類が月に降り立ったのが真っ赤なウソだという説です。意外に真剣に信じる人が近年は増えたと言われていますが、その元ネタになった映画が『カプリコン・1』です。

人類初の火星有人飛行へ向かうための宇宙船カプリコン・1の発射寸前、宇宙飛行士たちが降ろされ、無人のまま打ち上げられてしまいます。宇宙船に不具合があったものの、中止すれば計画が中止に追い込まれる可能性があったことから、政府ぐるみで大がかりなペテンを打つことになったのです。
宇宙飛行士たちは隔離され、やがて火星から無人で帰還した宇宙船にそっと乗り込んで火星に行ってきたかのように見せかけることになります。そのために火星のセットと着陸船のレプリカが作られ、テレビ中継までもやってのけようというのです。全てが上手く行ったかに見えましたが、宇宙船が大気圏突入時に燃え尽きてしまいます。宇宙飛行士たちは一転、生きていることが許されない存在となるのです。

物語を聞いただけで、面白いに違いないと思わせる映画がありますが、この作品はまさにそんな1本です。全世界を相手にだまそうというのですから、いつの間にか観客は、陰謀をしかけた側の視点になってしまい、いつバレるかとドキドキしながら見守ることになります。

映画の後半は、砂漠を舞台にした宇宙飛行士たちの逃亡劇となり、陰謀に気づいた新聞記者が妨害されながらも、彼らを助けようとします。複葉機とヘリ2機がおりなす迫力満点のスカイ・チェイスは、撮影にあたってカメラマンを宙吊りにして飛んだというだけあって、今見ても色あせていません。

吉田 伊知郎

映画評論家

吉田 伊知郎さん (男性・40代)

2位(90点)の評価

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