1分でわかる「ツナ缶」
ツナとシーチキンの違いを解説

はごろも シーチキン
(引用元: Amazon)
おにぎりやサラダの具材として身近なツナ缶。主に「ビンナガマグロ」、「キハダマグロ」、「カツオ」を原料としており、身の色が白く上品な風味のビンナガマグロは高級ツナ缶に、汎用性の高いキハダマグロは多くの商品に、そして味が濃く旨味が強いカツオは和風料理にもよく合います。「シーチキン」という名称ははごろもフーズの登録商標であり、こちらもマグロやカツオを原料としています。
ツナ缶の種類と用途別選び方

いなば食品 ライトツナフレーク
(引用元: Amazon)
缶詰のなかでも定番のツナ缶は、多くのメーカーが商品を展開しています。ツナ缶は、形状や調理方法、味付けによって様々な種類があり、料理や用途に合わせて選ぶと、より美味しくツナ缶を活用できます。
形状による種類と選び方
ツナ缶は、中の身の大きさによって主に3つの形状に分けられます。
フレークタイプ
細かくほぐれたフレークタイプは、なめらかな口当たりが特徴です。サラダや和え物、サンドイッチの具材、おにぎりなど、他の食材と混ぜて使う料理に最適です。
チャンクタイプ
ある程度の塊を残してほぐされたチャンクタイプは、フレークよりも食感が感じられます。炒め物やパスタの具材、ツナマヨネーズなど、ツナの存在感を活かしたい料理に向いています。
ソリッドタイプ
そして、マグロの身をそのまま缶詰にしたソリッドタイプは、形がしっかり残っているため、メインディッシュとしてそのまま食卓に出したり、サンドイッチやサラダのトッピングとしてボリュームを出したりするのに向いています。
調理方法・味付けによる種類と選び方
ツナ缶は、中の身の調理方法や味付けによって、様々な種類があります。
油漬け 大豆油や綿実油などに漬け込まれており、コクと旨味が強いのが特徴です。パスタや炒め物、パンに乗せるなど、しっかりとした味わいを活かしたい料理に適しています。
水煮 水や野菜スープに漬けられたタイプで、あっさりとした味わいが特徴です。オイルを使わないため、ツナ本来の味が楽しめ、ヘルシー志向の方にも人気があります。サラダや和食、ヘルシーなサンドイッチなど、さっぱりと食べたい料理にぴったりです。
油不使用(ノンオイル) 油を一切使わず、水や野菜エキスなどで調理されたタイプです。非常に低カロリーで、ダイエット中や健康を意識する人に選ばれています。カロリーを抑えたいサラダ、和え物、スープなどに適しています。
オリーブオイル漬け 上質なオリーブオイルに漬け込まれたタイプで、オリーブオイル特有のフルーティーな香りとまろやかなコクがツナの旨味を引き立てます。パンに乗せてブルスケッタにしたり、カルパッチョ風にしたりと、おしゃれな前菜や洋風料理にぴったりです。
アヒージョ風 にんにくや唐辛子とともにオイル漬けにされたタイプで、そのままおつまみとして楽しめるよう味付けされています。ワインなどのお酒と一緒に、バゲットを添えてパーティーメニューとしても活用できます。
ツナ缶の栄養と健康効果
ツナ缶は、手軽に美味しく栄養を摂取できる優れた食材です。特に注目すべき栄養素には、DHAやEPAといったオメガ-3脂肪酸、そして良質なタンパク質が挙げられます。DHA・EPAは、体内で生成できない必須脂肪酸で、生活習慣病の予防や脳機能の改善、目の健康維持に役立つとされています。また、ツナ缶は筋肉の維持や体作りに不可欠なタンパク質の優れた供給源であり、ダイエットや健康的な体づくりをサポートします。オイル不使用(ノンオイル)タイプや減塩タイプを選べば、カロリーや塩分摂取量を抑えつつ、ツナの栄養を効果的に取り入れられます。
塩気がちょうどいい最強ツナ缶!
キハダマグロを大豆油や野菜エキスなどで調味したフレークタイプのツナ缶。
身が柔らかいのでほぐす手間がなく、サラダ、サンドイッチ、パスタ、ごはんと組み合わせても不動の美味しさです。塩気もちょうど良く、噛むたびにツナの美味しさが際立ちます。
シーチキンLには食塩無添加やノンオイルなど色々なタイプがありますが、私はこの「油漬け・食塩あり」派。料理に使いやすく、非常時の備えとしてもおすすめしています。
スーパーでは3~4缶セットで売られていることもあり、家に常備して普段から食べて、食べたら買い足すローリングストックで備えています。
開封すると油の量がちょっと多めに感じるかもしれませんが、油が入っていることで料理全体がまとまりエネルギー補給にもなります。塩分があることで他の調味料いらずで食べることもできますよ。
カロリーが気になる時や油くどさが気になる時は、油を切って使ってください。反対に油で野菜を炒めるとコクが出て味わい深くなるので、お好みで調整してくださいね。人参しりしりやゴーヤチャンプルーを作る時に、このシーチキンの油で炒めるとツナの旨味を丸ごと味わえて美味しいですよ。
アレンジレシピをご紹介♪
【ツナと切干大根のイタリアンサラダ】
ポリ袋に切り干し大根30g、トマトジュース100㎖、「シーチキン Lフレーク」を缶汁ごと入れ、さらにお好みでオリーブ油やおろしにんにくを少々入れて混ぜると、美味しいイタリアンサラダが出来上がります。切り干し大根は水で戻さなくても大丈夫です。
ツナ缶の油と塩気が全体をまとめてくれて想像以上の美味しさ。ぜひ作ってみてください。[続きを読む]
管理栄養士・防災食アドバイザー
今泉 マユ子さん
1位(100点)の評価
ツナ缶と言えばキハダマグロのシーチキンLフレークで決まり!
昔から慣れ親しんだ味と食感で安定感が抜群です。カツオではなくキハダマグロというのがさらに味を美味しくしていますし。缶を開けると少々油が多いのでしっかり油を切ってヘルシーにしておけば健康にも良いです。でも食べるときにはマヨネーズをたっぷりかけるからあまり意味はないのですが…。とにかくシーチキンLフレークがあればおかずの一品になりますし、和洋中のどんな料理にも合うのでいつも重宝しています。
pukuripoさん
1位(100点)の評価
魚独特の臭いが気にならない
はごろもフーズのツナ缶は魚の臭いが気にならず、そのままでサラダやサンドイッチに使える。さらに油も臭いが気にならない上魚の旨味が凝縮されているので野菜炒めに使うととても美味しい。Lフレークはまぐろのツナ缶でさっぱりしていてどんな料理にも合うと思う。
meiさん
1位(100点)の評価