金融関係や経済界を取り巻くリアルな人間ドラマを描いた作品(書籍)で毎回話題を呼ぶ作家、池井戸潤。映画やドラマになった有名作品も多いです。今回みんなの投票で決めるのは「池井戸潤作品おすすめ人気ランキング」。”倍返しだ!”のフレーズでドラマが社会現象となった「半沢直樹」シリーズや、資金繰りに苦労しながら悪戦苦闘する町工場を描いた「下町ロケット」、事故を起こしてしまった自社トラックをめぐり奮闘する「空飛ぶタイヤ」など、話題となった作品や新刊は何位にランクイン?あなたがおすすめする池井戸潤作品に投票してください!
最終更新日: 2020/10/28
このお題は投票により総合ランキングが決定
このランキングでは、池井戸潤が手掛けた書籍が投票対象です。あなたがおすすめする作品に投票してください!
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1位下町ロケット(小説)
2位陸王(小説)
3位オレたちバブル入行組
4位空飛ぶタイヤ(小説)
5位ルーズヴェルト・ゲーム(小説)
1位下町ロケット(小説)
2位陸王(小説)
3位オレたちバブル入行組
4位空飛ぶタイヤ(小説)
5位ルーズヴェルト・ゲーム(小説)
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いつもの池井戸潤パターン……でもやっぱり面白い!!
中小企業vs大企業の構図はいつもの池井戸潤パターンですが、読後のスカッとする感覚、リアリティ溢れる描写とアツいストーリーにページをめくる手が止まりません。零細企業の社員たちが一丸となって立ち向かう姿に目頭が熱くなってしまいますね。
マラソンと会社の競合
足袋職人がランニングシューズを作ることに挑む作品となっております。こはぜ屋は老舗で百年のお店となっており、銀行からの融資を引き出すに苦労も重ねていました。社内でプロジェクトチームを立ち上げて皆でシューズを作り上げる姿がかっこいいです。
ランニングシューズを作る熱い小説!
ドラマ化された本作品ですが町工場がランニングシューズを作るという発想はすごいと思いました。足袋を作っている会社なのにランニングシューズ業界に参入して競合他社を出し抜く様子は非常に見ていて痛快でした。ドラマ版では描かれなかった細かい部分も小説では描かれていて非常に面白かったです。
足袋
綿密な取材を下敷きとして苦難と成功を描く池井戸節のカタルシスは変わらずですが、今度はテーマとしてランニングシューズ、それも足袋の会社が足袋を元にして開発していくというのが面白い。
実際にシューズを履いてみたくなる。
あきらめない大切さを教えてくれた
何度も倒産危機に見舞われた小さな足袋屋さんが、大きな舞台に挑戦するとともに、逆境のいかなる困難も血と汗と涙とチームワークによって乗り越えていく姿に元気をもらえました。あきらめたらそこで試合が終わるのです!
ものつくりの難しさと楽しさ
老舗ののれんを掲げる老舗の足袋会社がシューズ作りに挑む。新しい挑戦は困難の連続だ。可能性を信じることの難しさ。ドラマ化で有名になったが、是非、小説も読んでみてほしいです。
サラリーマンの熾烈な争い
銀行員の熾烈な社内争いが非常に面白いです。銀行員は単にお金を貸してるだけなのかと思っていて、金融の業界自体に面白みを感じてませんでしたが、クリエイティビティがあり、熱い思いで働くことができることを知りました。
倍返しだ!
"倍返しだ!"が2013年流行語大賞に選ばれたことでも有名なドラマ「半沢直樹」の原作シリーズ第1巻。全ての責任を押し付けられた銀行マンと税務署との戦いは、読み進めるごとにハラハラドキドキします!
ジャイアントキリング
ドラマ化によって、世間を沸かせた作品ですが私は小説派。映像では推察しか出来なかった、半沢の怒りや苦悩をダイレクトに味わえる。さらに、絶体絶命のピンチの状況から、一つ一つ逆転の布石を打っていく流れが、ドラマチックよりも分かりやすい。
何度もピンチにさいなまれる主人公が、困難をどう突破するのか……
自動車メーカーのリコール隠しに巻き込まれた中小企業がどう大きな権力に立ち向かっていくかを描いた、池井戸潤らしいリアリティと爽快さが詰まった作品です。読み始めたらもう止まりません……!不屈の精神を持つ主人公の「諦めない」人間になりたいものです…!
本当にあった実話をもとに書いた自動車メーカーの大失態を世に広めた名作
トラックのタイヤが脱輪して、たまたま近くを歩いていた歩行者に直撃する大事故が実際に起きました。当時の私はニュースでそれをチラッと見ただけで詳しい中身を知らなかったのですが、この小説を読んで過去にこんなにひどい大事故があったのかと憤慨しました。原因はいわゆる自動車メーカーによるリコール隠しです。そしてこの小説はリコール隠しをもとに書いた作品ということで、読んで感動して終わりというだけでなく、自動車メーカーについて色々考えさせられるものがありました。悲しくてつらい話ですが、この小説がリコール隠しの内情を世間に広めた功績は大きいと思います。
勇気
一気に読みたくなりますし、何度読んでも胸を打たれます。世間からの批判やいじめなど、心が痛くなるシーンも沢山ありますが、それに立ち向かう主人公の姿には勇気をもらえ活力になります。緊張感もありますし読む価値があります。
守るものという言葉の意味を教えてもらいました。
以前長瀬智也さん主演で映画化されたのがきっかけで原作を読みました。映画では読み取ることができなかった主人公の細かい葛藤などに夢中になって一気に読んでしまい、気がついたら読み終えていました。仲間のため、自分の名誉のために行動する主人公に心動かされる作品です。
忍耐も必要
半沢直樹にはない主人公の臥薪嘗胆ぶりが印象に残って、返ってホープ自動車の幹部連中の悪辣さが際立つ筋書きだった。
途中の周囲の嫌がらせに耐え忍ぶ時間がやや長かった分、ラストが余計に爽快に感じたいい作品である。
映画だけでなく原作も!
巨大企業に対し、正面から戦う企業が描かれています。隠蔽は許さない、自社の社員は家族同様に愛する社長がとてもカッコ良いです!大人の事情という、世間に周知されたくない大企業の闇と闘う赤松の姿が素晴らしい。
野球と会社がワンチーム。
私は野球が大好きです。ドラマも拝見しましたが社会人野球は全く知らなくて、このドラマをきっかけに知ることができました。会社青島製鉄所ではリストラも始り、会社の野球部も崩壊寸前の中大きい大会へ優勝へ登りながら、会社も存亡を賭けて手に汗握ります。
読破したあと気持ちが良い
社会人野球を題材にした物語で企業で野球をすることの大変さや経営をするための技術者たちの苦労がひしひしと伝わってきたストーリーで、ライバル企業との熱い戦いは男心をくすぐるものがありました。読み切った後、良い気分になれました。
社会人野球のリアルが分かる小説
私自身野球をやっていたことがあるので社会人野球の舞台というものは壊れていたのですが、小説を通して経営と野球で描かれており、社会人野球選手の生活もわかるのが面白かったです。また社会人野球選手として活躍できなくなると普通の社員として働くと言う選択肢があるのがプロ野球選手と違って良いのではないかと思いました。登場人物それぞれが熱い思いを持っていて非常に楽しめた小説です。
エキセントリックには訳がある
この主人公はかなりエキセントリックです。何でこんな変わり者が、しかも超絶厳しいこの会社でクビにならず生き残れているのか、この人は何者なのかと吸い込まれながらあっという間に読んでしまいした。ミステリー要素有りでオススメです。
一点集約
昨今の小説には珍しく、オムニバス形式の作品。通常は読みにくい話のハズが、筆者の卓越した技量によって、非常に読みやすく仕上がっている。最終章にさしかかったところで、主人公が登場し、さっそうと活躍する流れも秀逸。
会社の闇が分かる小説
七つの会議は映画化もされましたが会社という組織の暗い部分が上手く描かれてると思います。作品の中では大規模なリコール隠しを会社として行うのですがもしも自分の立場だったらと考えてしまうと何とも言えない気分になりました。サラリーマンとして働いている方は一度は読んでいただきたい小説だと思います
菅田将暉をイメージしながら
もともとドラマ先行で知った作品です。そのため、主人公の男の子はドラマで演じられた菅田将暉さんをイメージして読み進めていました。ドラマ先行だったため、文章の風景や様子がすぐ絵に浮かび読みやすかったです。
700頁超えの大作
家柄や境遇が全く違う2人が、互いの宿命を背負って抗う姿が非常に面白い。
生い立ちの違う2人が同じ銀行に就職するあたりは小説にのめり込んで読んでしまうくらい引き込まれていった。
普段は700頁もの小説はじっくり読むのですが1日で読んでしまいました。
女主人公
杏の主演でドラマ化もされた、池井戸潤としては珍しい女性を主人公とした作品。
しかし女性を主人公としても変わらず、むしろ女性を主人公にしたからこそ、花咲舞の振る舞いが等身大で小気味よく、胸に迫ってくるものがあります。
半沢直樹の原作
社会現象になった原作です。シリーズなので読みやすかったのでこの位置に。銀行のお話なので大変難しい用語や、やり取りが多くてついていけるか不安でしたがピンチが多い中で常に逆転を狙う主人公なので、応援したくなります。
面白い!
やはり半沢直樹シリーズはいい。面白い。相変わらず、もう脳内再生は堺雅人さんです。
何気に黒崎が好きになってきた。でもやっぱり半沢が好きです。やられたらやり返す!倍返しだ!ってことでしっかりやり返してスッキリ爽快感。
スポーツ系はやっぱり良い
数多くある池井戸潤さんの作品の中でも、スポーツを題材とした本は本当に面白いなぁと感じます。スポーツ選手たちの苦悩と会社側の苦闘の日々が絶妙にマッチされていて、同じ闘志を持っている人たちで展開される戦いが面白いと感じています。
ラグビーでの社会現象
ラグビーのルールもさっぱりわからなかったのでこの作品を通じてわかりました。 この作品も社会人のラグビーで車会社でありながら部活と会社がまた同時に話が進みますので読みやすかったです。成績不振や赤字からも這い上がるまでのストーリーはたまりません。
ラグビーの面白さを教えてくれた貴重な一冊!
左遷された社員がGMとなって名門ラグビー部を再建させていくストーリーに思わず胸が熱くなりました。ストーリーとしては最初はそんなにラグビーに熱くならないのですが、ストーリー途中の監督選びのところからラストまでの展開がものすごく良かったです。頑張れアストロズ!と読みながら心の中で叫んでしまうほど夢中になりました。ラグビーは詳しくないですがとても面白かったです。
面白い
ドラマも面白くて楽しみに観ていました。完全に半沢直樹の顔と声が堺雅人さんで再生されるようになってしまいましたが、いや、もうそれでいい、面白いです!!しかも半沢直樹がかっこいい。読後のすっきり感もあって最高。
ストーリーが良い。
短編小説なので、読みやすい。私自身、金融機関で働いているということもあり、共感できる箇所も沢山。一つ一つの話がつながっており、最後でスカッと解決する落とし所が私は好みです。銀行の庶務行員となり、かつての敵と闘う姿にはページをめくる手が止まらない。
ミステリー小説でもあり経済小説でもある読み応えのある作品
この本は、ドラマ半沢直樹の放送中に販売されたこともあり、ドラマのイメージをそのままに一気に読み終えてしまいました。M&Aの話などが出てくる経済小説でありながら、殺人事件が絡んだミステリー小説でもあり、一度で2度美味しい作品で読み応えがあったからです。
ラストは圧巻、無人農業ロボットに大興奮!
佃製作所はこれまで幾つかの成功、具体的にはロケットの部品や心臓の人工弁の開発で成功してきましたが、ヤタガラスでは人が遠くからGPSで監視しながら無人で動かす農業機械の開発に挑戦します。最初は「な~んだ、農業機械か」と私は思ったのですが実際に小説を読んでみると手に汗握る展開が続いてラストは圧巻でした。また無人農業ロボットが田んぼで動いている光景が目に浮かんでくるくらい描写も丁寧に書き込まれていて良かったです。最高に感動しました。
半沢直樹を彷彿とさせる感じもあり
基本はミステリー的な要素が強いですが、経済的な観点からも両方見れるので、いろいろな見方が出来て話自体は単純なのですがするする読めて面白い。
企業間のどろどろもリアリティーがあるし、タイトルとは全く違う展開になっていくのもいい意味で読者を裏切る感じがいい。
こわい
駅やコンビニなどの身近な場所で、変な人に遭遇する怖さ、何かあったときに、注意するどころか我関せずな態度で、わざと観て見ぬふりをする大人。周知な嫌がらせにイライラしてしまうが、しつこさに恐怖心をあ煽られた。
関連するおすすめのランキング
めちゃくちゃ勇気もらえます!
確かな技術力をもつ町工場が権力に屈さずに大企業に立ち向かう姿から勇気をもらいました。リアリティのある世界観と不利な状況をさまざまな手段で切り抜ける主人公を終始応援したくなるし、自分自身も奮い立ちます。チームで勝利をつかんでいく、サラリーマンの青春を描いているといっても過言ではないです。スカッとする読後感も最高です!
下町から宇宙へ
下町工場の技術力は高く、その製品は世界中の一流企業の部品として使われているというのはテレビの特集などでもよく知られていますが、そうしたエピソードをフィクションとして小説化した作品。
池井戸潤らしい細かな取材の上に成り立っているカタルシスが良いです。
父の残した工場経営を引き継いだ技術者の新製品開発サクセスストーリーに感動した。
少し誇張気味のようにも思えましたが、特殊な技能や社員の団結力などにより、中小企業だからこそ発揮できる製造力と、その産物として生み出される他の追随を許さない新製品開発ストーリーを、同じ技術者として新製品を開発していた若かりし頃の自分と重ね合わせながら読んでいました。
ロケットエンジンの主要部品開発がメインでしたが、個人的には「ガウディ計画」の(確か)心臓人工弁の開発ストーリーが、私の家の近所の繊維メーカーが題材になっているため、シリーズの中で最も好きなテーマです。
どん底から這い上がる
ほんとのなんてことない佃製作所ははずれの町で作られており、ロケットの部品開発に取り組んでおり、しかし特許侵害と理不尽な扱いをたくさん受けても諦めずにまた作り直したり実験の繰り返しですが、努力は無駄じゃないと思いました。
サラリーマンよ、大志を抱け
想像できることは実現可能なんだと言うことを教えてくれた作品です。小さな下町の工場の人たちが、宇宙の仕事に携わることになるなんて信じられませんでしたが、事実をもとにされたお話で見てて面白いし、勇気をもらえました。
気分爽快
いつの時代も厳しそうな中小企業がいつも大逆転する姿を作品を通じて感じることができます。仕事に疑問をかかえているような方にとり、勇気をもらえるような作品です。必ず読む側の興奮を、呼び起こすことができるはず。
ドラマより原作。
下町のぎじゅちゅをなめるなぁ!
とドラマでは叫んでましたが、原作は滑舌とか関係ありません。
下町の工場という弱い立場の人間たちが皆で力合わせて大企業や国に立ち向かっていくスカッとストーリー。