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ゆきゆきて、神軍に関するランキングと感想・評価

ゆきゆきて、神軍

引用元: Amazon

最高評価

54.3

(3人の評価)

戦争映画ランキング」で最も高い評価を得ています。

ゆきゆきて、神軍の詳細情報

制作年1987年
上映時間122分
監督原一男
メインキャスト奥崎謙三、奥崎シズミ、崎本倫子
制作小林佐知子
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttp://docudocu.jp/shingun/
参考価格2,300円(税込)

『ゆきゆきて、神軍』(ゆきゆきて、しんぐん)は、1987年公開の日本映画。奥崎謙三の姿を描いたドキュメンタリーである。日本国内外で多くの賞を受賞した。今村昌平企画、原一男監督。 キャッチコピーは「知らぬ存ぜぬは許しません」。 (引用元: Wikipedia)

ゆきゆきて、神軍がランクインしているランキング

感想・評価

全 3 件を表示

戦争映画ランキングでの感想・評価

戦争に人生を狂わされた男の壮絶すぎる人生

 1987年に公開された本作は、ドキュメンタリー映画監督の原一男が奥崎謙三という1人の男を追いかけた作品。「天皇にパチンコを打った男」なんていう過激な文句を掲げ、神軍の旗がたなびくド派手な街宣車に乗って、登場するこの奥崎というおじさんは出てきた瞬間からただ事ではない空気を纏っていてギラギラした目はまるで野獣のよう。

 彼はかつて所属していた独立工兵第36連隊で、終戦から23日間もたっていたにも関わらず、2人の若い兵士が上官によって敵前逃亡の罪で処刑されたことを知ります。そして当時の上官たちを一人一人訪ね、時に暴力を振るいながら彼らがしたことを追求していきます。戦争からすでに時も経ち、病気をわずらっていたり、孫がいたり、それぞれの老後を過ごしている彼らのところに嵐のようにやっていく奥崎の姿はまるで<戦争>の化身。

 「どうして殺したんだああ!」という絶叫も、どう考えても一線を超えまくって常軌を逸している行動も、「靖国」って言葉を聞いただけで飛びかかっていく姿も、ラストの衝撃には勝てません。奥崎は戦争が産んだ狂気そのものです。

森田 まほ

映画ライター・コラムニスト

森田 まほさん (女性・40代)

2位(95点)の評価

面白い映画ランキングでの感想・評価

知らぬ存ぜぬは許しません

第二次大戦中、ニューギニアのジャングルでいつ終わるともしれない激戦の中飢えにも苛まれた日本兵はこんな状況に追い込んだ上官らを許さなかった。
終戦後、天皇の戦争責任を問い「国家があるかぎり人は幸福になれない」と叫ぶアナーキスト奥崎謙三はかつて所属した部隊で上官による部下射殺事件の真相を探るべく元上官宅に現れ「本当のことを話せ」と詰め寄る。元上官が声を絞り出すように語った事件の真相とは?
こう書くとスリルあるミステリーにも似た趣があるが、奥崎謙三のエキセントリックさが作品すべてを破壊するパワーに満ち溢れていて一度見ると忘れられないエネルギッシュな怪作。

しばりやトーマス

映画マイスター

しばりやトーマスさん (男性・50代)

2位(94点)の評価

戦争映画ランキングでの感想・評価

凄すぎ~

戦地や戦闘の場面など全くないのに
戦争の悲惨で異常な状況がずっしり伝わってくる
勿論当事者が語るからでしょう!
息も瞬きも出来ないような緊張感でした

古き良きサブカルたちさんの評価

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