情婦の詳細情報
制作年 | 1957年 |
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上映時間 | 116分 |
原作 | アガサ・クリスティ『検察側の証人』 |
監督 | ビリー・ワイルダー |
脚本 | ビリー・ワイルダー、ハリー・カーニッツ |
メインキャスト | タイロン・パワー(レナード・ヴォール)、マレーネ・ディートリヒ(クリスチーネ)、チャールズ・ロートン(ウィルフリッド・ロバーツ)、エルザ・ランチェスター(ミス・プリムソル)、ジョン・ウィリアムス(ブローガンムーア)ほか |
制作 | アーサー・ホーンブロウ・Jr |
音楽 | マティ・マルネック |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 30,080円(税込) |
『情婦』(じょうふ、原題: Witness for the Prosecution)とは、1957年製作のアメリカ映画である。アガサ・クリスティの小説及び戯曲『検察側の証人』を原作とする法廷ミステリー作品で、脚本・監督はビリー・ワイルダー。(引用元: Wikipedia)
情婦がランクインしているランキング
感想・評価
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面白い洋画ランキングでの感想・評価
どんでん返しがすごい映画ランキングでの感想・評価
絶対にネタバレしてはいけません
どんでん返しがすごい映画で私は本作以上のものを見たことがない。ビリー・ワイルダー監督作品ということでも有名な本作だが、正直ラスト付近まではありがちなミステリー、サスペンス映画であり、かつそこに持って行くまでの流れも基本淡々としている。かつほぼラストまで勝ち目のない裁判であり、ここからどう劣勢をひっくり返すのか?と思わせてからのラスト5分の瞬間最大風速は本当に凄かった。タイトルだけを見るとさぞかしロマンポルノ系かと思われるが、中身は凄く手堅く、当時のハリウッド映画の文法に凄く忠実に作られた逸品。兎に角見た者だけが凄さを知っている。最後に一言…絶対にネタバレしてはいけません。
サスペンス・ミステリー映画ランキングでの感想・評価
衝撃が強すぎて、椅子から落ちそうになりました(笑)
日常生活で誰かに騙されるのは厄介ですが、映画に騙されるのって特別な快感がありますよね。
どんでん返しモノや想像を絶する人物が犯人だったりするサスペンス映画は、脳に特別な快感を与えてくれる気がしてなりません。
数あるサスペンス映画の中でも私にとって最も驚いた映画の1本をご紹介します。
1958年公開の「情婦」は、アガサ・クリスティの短編「検察側の証人」を映画化したものです。
最後まで全く展開が読めない法廷劇です。モノクロ映画ですが、物語の強烈さも、キャストたちの演技もとても深みがあり、カラーのように鮮やかに見えています。
20世紀を代表する女優の1人主演のマレーネ・デートリッヒの演技力が物語に圧倒的な説得力を持たせています。
ちなみに彼女は100万ドルの脚線美と呼ばれた美しい美脚を持つドイツの名女優で、本作でもどこまでもスラリと伸びた足が本当に美しく女性が見ても足フェチの気持ちがわかるくらい...。
そして監督にはビリー・ワイルダー。
マレーネ・ディートリヒの希望で監督に選ばれました。
ビリー・ワイルダーと言ったらなんといっても悪女の演出にたけています。
映画史上ベスト5に入ると呼ばれる悪女1944年の名作「深夜の告白」の女主人公バーバラ・スタンウィックを演出したビリー・ワイルダーは本作でも"女優の悪女としての魅力"を最大限に引き出しています。
あらすじはロンドンを舞台に巻き起こる殺人事件。
裕福な未亡人の刺殺事件が起き、容疑の疑いがかけられた男性は、敏腕弁護士に弁護を依頼する。
しかし、彼にとって唯一のアリバイを証言するはずの妻が思いもよらないことを口にしだします……。
さて事件の真相はいかに?
映画ソムリエ
東 紗友美さん (女性)
2位(90点)の評価