NANA(映画)の詳細情報
制作年 | 2005年 |
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上映時間 | 114分 |
原作 | 矢沢あい『NANA−ナナ−』 |
監督 | 大谷健太郎 |
脚本 | 大谷健太郎、浅野妙子 |
メインキャスト | 中島美嘉(大崎ナナ)、宮崎あおい(小松奈々)、松田龍平(レン)、成宮寛貴(ノブ)、平岡祐太(章司役)、丸山智己(ヤス)、松山ケンイチ(シン)、玉山鉄二(タクミ)ほか |
制作 | 近藤邦勝、中沢敏明、久保田修 |
音楽 | 上田禎 |
主題歌・挿入歌 | GLAMOROUS SKY / NANA starring MIKA NAKASHIMA
ENDLESS STORY / REIRA starring YUNA ITO |
公式サイト | - |
参考価格 | 3,679円(税込) |
NANA(映画)がランクインしているランキング
感想・評価
全 12 件を表示
大人シンちゃん
矢沢あいが手掛ける不朽の名作『NANA』の実写化映画。映画は2作あり、松山ケンイチは無印の方で岡崎真一(シンちゃん)を演じています。
松山ケンイチといえば、これ!みたいなキャラの印象が良い意味で無くて、各作品の役柄にぴったりハマっていることからカメレオン俳優・憑依型俳優としても知られています。
1は“映画独自のオリジナル感”を大切にしていて、2はメインキャラが何人かキャストチェンジしていて“原作を再現する”ことに力を入れていたというのも有名な話ですが、シンちゃんも初めは「成長しすぎでしょw」って突っ込まれていて、2では本郷奏多になりました。が、松山ケンイチのシンちゃんも不思議と違和感はなくて好きでした。ブラストでベースを務めるシンちゃんの役作りでベースを猛レッスンし、一晩で一通り弾きこなせるようになったという逸話もあって。天才すぎかと。
元々原作ももちろん人気でしたが、映画で一般にも浸透したかんじします。とくに1の話題性はすごくて、国内のその年の映画ランキングで1位だったり、他国でも興行収入1位を獲得して一斉を風靡したり、中島美嘉(ナナ)が歌う「GLAMOROUS SKY」とか、伊藤由奈(レイラ)が歌う「ENDLESS STORY」はめちゃくちゃ流行ったりもしました。
原作の方は、2009年から作者様が療養のため休載していますが、H×H未だに続きが気になりすぎて困っています。笑
でも今の時点でかなりの鬱展開で、救いようのない状況に陥っているので、このまま進むと死ぬんじゃないかとも思ってる…。
わずかな出演にビックリ!
久しぶりにNANAを見た時に、出てきたミュージシャンのボーカル役が綾野剛だということに気づき驚きました。わずかな出演にも関わらず、熱唱している姿が印象的でした。
加賀まりこさんの評価
ナナと奈々がぴったり。
原作の「NANA」のナナと奈々役のキャストがぴったりハマっています。
中島美嘉さんはかっこいいし、宮崎あおいさんは可愛い。この2人で良かったなと本当に思います。中島美嘉さんは映画の中でもアーティスト役。
映画内のバンド名義でCDを出していますが、その曲がすごくかっこいいんです。ライバル関係の伊藤由奈さん演じるレイラ率いるバンドも同じくCDを出していますが、バラード調でこれもまた良いです。中島美嘉さんは間違いなくハマり役ですが、他のキャスト陣もハマり役ばかりでした。川村幸子は原作でもあざとくてムカつくキャラクターでしたが、紗栄子さんが演じていました。映画でもムカつく感じでしたね。でも男性から見るとあざと可愛い感じはモテるんだろうなと思いましたね。
玉山鉄二さんや平岡祐太さんもぴったりなキャスティングでした。
原作とかけ離れてしまう実写映画が多い中、かなりクォリティーが高いと思います。原作が好きな人なら絶対おすすめします。
bitterさん(女性・30代)
3位(90点)の評価