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羅生門(映画)に関するランキングと感想・評価

羅生門(映画)

引用元: Amazon

最高評価

78.4

(30人の評価)

黒澤明監督の映画ランキング」で最も高い評価を得ています。

羅生門(映画)の詳細情報

制作年1950年
上映時間88分
原作芥川龍之介『羅生門』
監督黒澤明
脚本黒澤明、橋本忍
メインキャスト三船敏郎(多襄丸)、森雅之(金沢武弘)、京マチ子(真砂)、志村喬(杣売り)、千秋実(旅法師)ほか
制作箕浦甚吾
美術松山崇
主題歌・挿入歌-
公式サイト-
参考価格1,636円(税込)

全 16 件を表示

白黒なのに、カラー映画に決して負けない大迫力の演出!

はじめて見た黒澤作品で、非常に思い入れがあります。
原作は芥川龍之介の『羅生門』と『藪の中』で、ストーリーのほとんどはタイトルになっている羅生門よりむしろ藪の中をメインに据えています。原作を先に読んでいたため、このふたつを合わせるとこういう演出になるんだ!という新鮮な驚きがありました。
羅生門に降る豪雨のシーンは大迫力で、引き込まれます。白黒映画で、雨をはっきりと映すために、水に墨汁を混ぜて降らせたという噂もあります。
他にも見上げた太陽の日差しの強さや、京マチ子の高笑いの演技など、カラー映画に慣れきった現代人でもはっと息を呑むほどの大迫力のシーンが盛りだくさんです。

みやこ

みやこさん(女性)

1位(100点)の評価

昭和邦画ランキングでの感想・評価

飽きない

何度見たか分からないほど繰り返し見ているが、どんなに時代が流れても何度見ても飽きない。一番の魅力は三船敏郎の圧倒的な存在感だと思う。冒頭の三船敏郎の力強い歩調に合わせ、バックで流れるボレロが絶妙に重なり合っているシーンは、圧巻としか言いようがない。

とらこ

とらこさん

1位(100点)の評価

今見ても新鮮

1950年の映画なのに今見ても新鮮。
原作は芥川龍之介の短編小説『藪の中』。芥川氏は『羅生門』という小説も書いてるのでややこしいけど、キャッチ―だからこちらのタイトルになったのかなと思うが、ストーリーも秀逸だし、三船敏郎など名優の演技や演出も見ごたえがある。マジで50年前の作品とは思えない面白さ。
二人の男と一人の女が竹藪の中で争い、一人の男が殺害されていまう。どうして殺されたのか、どうやって殺されたのか、その謎を解こうとするが、生き残った男と女はまるで違う証言をする。ついに死んだ男を霊媒士が呼び出し語らせるがそれも違う証言・・・。今見ると、いろんな映画や小説が影響を受けているなぁと思う布石要素がふんだんに使われている。大どんでん返しものとしても面白いし短編なので見て損なし。

ぶもも

ぶももさん(女性)

5位(90点)の評価

さすがは〝世界のクロサワ〟迫真の演技!

旅の途中、侍の夫婦が賊に襲われ、後に裁判となるものの三者の言い分が全く異なる為、真実を探り出していく物語。ネット上で、どんでん返し作品としてのレビューが挙がっていたので鑑賞しましたが、驚愕する程の結末には感じませんでした。但し、豪雨の中で浮き立つ羅生門の造形美、迫真の演技や殺陣… 全てが印象深い作品でした。

あおあかダディ

会社員

あおあかダディさん(男性・50代)

42位(58点)の評価

不穏で美しい空気感

サイレント映画でモノクロだけど、圧倒的な力で最後までみせてくれる作品だと思います。羅生門のしたでうごめく人間たちの不穏な空気感と、不穏な中にある映像の美しさがたまりません。コントラストが強いモノクロの世界は、時にカラー映画よりも雄弁かもしれないと思わせてくれます。

leo

leoさん(女性)

3位(90点)の評価

面白い映画ランキングでの感想・評価

こんな映像撮れるんですね……

最初のゆっくりと流れていく緊張感からズルズルと引きずり込まれて気付いたら人の狂気で溢れ返ってしまう。
とゆうか、演技の質の高さといい、光の使い方、構図のこり方といい、こんな映像とれるんですね……

PRAさんの評価

人間をみる作品

人間というのはということをリアルに描かれていて、赤裸々に本質を問い詰めているのではないでしょうか。黒澤ワールドの本質というか、本気度をみさせてもらえたような気がします。昔の作品でもここまで撮れるのかと内容のこさに圧巻です。

ゆみ

ゆみさん(女性)

1位(100点)の評価

世界に自慢しましょう黒澤監督を

映画史上で洋画の市民ケーンに匹敵する
日本の映画ではないでしょうか。
どちらも時間がキーポイントになってますね、立体感あるモノクロ映像も双璧

古き良きサブカルたちさんの評価

つぎはぎ感

椿三十郎などと比較して、面白さがわからない
黒澤だから、賞を取ってるから、黒い雨すげーから、京マチ子すげーから、ということで過大評価されていると思う

要素要素がすごいのはわかるが、深いか・面白いかとは別

ゲストさんの評価

黒澤と三船をスターダムに押し上げた佳作

戦後まもない頃とは思えぬ、エネルギーに満ち溢れた作品。ある出来事をそれぞれの登場人物の視点で描き直してストーリーを紡いでゆくので、複雑ながらもインパクトが強い。

しょうこ

しょうこさん(女性・50代)

2位(95点)の評価

人間心理を描いている

荒れた時代風景で見られる罪を犯すことへの独特感、価値観をとう展開が興味深いものでした。小説「藪の中」も映像化している部分も楽しめる要素で良かったです。

のっく

のっくさん(男性)

1位(100点)の評価

日本映画を世界に広めた

当時、日本映画は世界にまだ知られていなかったが、この作品をきっかけの世界に知らしめることができた。役者の演技が、感情の入ったリアルな演技で、見ているものを引き付けている。

ウィスパー

ウィスパーさん(女性・40代)

1位(100点)の評価

生々しい。

ある侍の死に立ち会った、男女4人それぞれの視点から見た事件の内幕を生々しく再現した映画なので選びました。

なすけ

なすけさん(男性)

4位(85点)の評価

江戸の群像劇

推理物であり群像劇であり実はコメディでもある

ゆうぞう

ゆうぞうさん(男性・50代)

5位(75点)の評価

有名

荒んだ世の中、何を信じたらいいのかわからなくなる。
だが無垢な子供の鳴き声は純粋無垢な一筋の光のよう。

olympos

olymposさん(男性)

1位(100点)の評価

昭和邦画ランキングでの感想・評価

脱帽

悲惨な時代を克明に描く鋭さに脱帽。

まつだ

まつださん(男性・60代以上)

2位(90点)の評価

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