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劇場版 ミッフィー どうぶつえんで宝さがしに関するランキングと感想・評価

劇場版 ミッフィー どうぶつえんで宝さがし

引用元: Amazon

最高評価

59.3

(1人の評価)

カルト映画ランキング」で最も高い評価を得ています。

劇場版 ミッフィー どうぶつえんで宝さがしの詳細情報

参考価格500円(税込)

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感想・評価

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カルト映画ランキングでの感想・評価

熊が飼育していたのは、北極熊だった...

子ども向けアニメーションや教育番組の製作者は、物心が付く前の子どもに近い柔軟性を求められる。四角い頭ではなく、丸い頭で自由自在なファンタジー世界を紡ぎ出す必要があるのだ。

それだけにシネフィルが喜びがちな《第四の壁》を破る演出は、もはや定石となっているし、劇場がマサラスタイルになることも想定となっている。

日本の場合、『アンパンマン』シリーズでは自分探しや産業廃棄物問題など、大人もしんみりくるハードコアなネタが挿入されたりするのだが、そんな子ども映画界で最も珍品だったのは『劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝さがし』だ。

製作者は丸い頭を通り越してメルトダウンしてしまっている。その狂気の世界は多くの保護者を困惑の渦へ突き落としました。

ミッフィーファン、うさぎファンとして観てもこれはシュールだ。まず、動物の世界において《動物園》は存在できるのかという問題がたち憚る。そして、開始早々犬のスナッフィーが入園を断られる異常事態が発生。

『猿の惑星』のオマージュだろうか?あるいは白人至上主義に対する反発、ある種のブラック・スプロイテーションなのか、黒熊が園長を勤めるこの動物園にはホッキョクグマが飼育されているのだ。

そして園児の好奇心を掻き立てるために、動物当てクイズが展開されるのだが、その答えは地球上に存在しないであろう動物だったりする。

デヴィッド・リンチも真っ青な混沌は2010年を代表とする迷作であることは間違いない。

che bunbun

映画の伝道師

che bunbunさん (男性・30代)

1位(100点)の評価

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