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犬神家の一族(1976年)に関するランキングと感想・評価

犬神家の一族(1976年)

引用元: Amazon

最高評価

79.1

(27人の評価)

昭和邦画ランキング」で最も高い評価を得ています。

犬神家の一族(1976年)の詳細情報

制作年1976年
上映時間146分
原作横溝正史『犬神家の一族』
監督市川崑
脚本長田紀生、日高真也、市川崑
メインキャスト石坂浩二(金田一耕助)、島田陽子(野々宮珠世)、あおい輝彦(犬神佐清/青沼静馬)、高峰三枝子(犬神松子)、三条美紀(犬神竹子)ほか
制作市川貴一
製作総指揮角川春樹
主題歌・挿入歌愛のバラード / 大野雄二
公式サイト-
参考価格4,680円(税込)

全 4 件を表示

邦画ホラーランキングでの感想・評価

燦然と輝く日本娯楽映画の金字塔

ホラーというよりはサスペンスもしくはミステリーなのですが、公開の1976年頃はまだその辺は曖昧としていました。
海外からのオカルト作品「ローズマリーの赤ちゃん」「エクソシスト」「オーメン」などが爆発的なヒットを飛ばす中で制作された本格ミステリー。湖面から足が突き出すビジュアルのインパクトは強烈で、プールや海水浴に行くと必ず真似する輩がいたことから『犬神家禁止』という張り紙まで出たというから当時のブームはすごかったんですね。

そこからブームを起こす、角川映画第一作でもあるし、天才・市川崑監督、石坂浩二さん主演の金田一耕助シリーズとしも第一作。

後の「エヴァンゲリヲン」などに影響を与える、スタイリッシュなタイポグラフィ。
巨匠・大野雄二さんによる美しいテーマ曲。
高峰三枝子、三条美紀、草笛光子の強烈な三姉妹など、とにかく魅力を語っていたら一晩ではとても足りません。

いまだにスケキヨのマネをします。と言いながら「俺は犬神家に勝ったんだ」と真似をすると「それは佐清ではなく青沼静馬だ」と糾弾する【犬神家警察】まで出動する始末。

とにかく、その影響は計り知れません。
もしかして、古い映画だからと敬遠している人いませんか?
日本のホラー、いや日本の娯楽作を代表する「犬神家の一族」
今なお、全く色褪せていませんから、ぜひ見てみてください。

住倉 カオス

ホラーコンテンツプロデューサー

住倉 カオスさん (男性・50代)

1位(100点)の評価

昭和邦画ランキングでの感想・評価

この映画で日本映画が持ちかえしたのでは?

金田一耕助ブームの火付け役とも言える映画ですが、それよりもなによりも、テレビの普及で、昭和30年代後期、大衆の目は映画からテレビに移行していたものが、この映画の大ヒットあたりから、また日本映画が持ちかえしていったような気がします。この映画は今の邦画普及の立役者じゃないのかな。

爆太郎

どんでん返しマニア

爆太郎さん(男性・60代以上)

5位(96点)の評価

日本映画界を復活させた角川映画

あまりにも有名な横溝物。何回もドラマになっていますから、当然のように誰が犯人なのか、話の流れがどうなるのか。把握している人も多いでしょう。しかし、この映画が最初に公開されたときの驚きはありませんでしたね。金田一耕助を有名にし、それまで低迷していた日本映画の復活の足がかりになった作品でもあります。でも今でもあの湖から突き出た足をスケキヨだと感じてしまっているんですから笑っちゃうね。

爆太郎

どんでん返しマニア

爆太郎さん(男性・60代以上)

42位(50点)の評価

昭和邦画ランキングでの感想・評価

スケキヨ

資産家の遺産相続というかなり生々しいテーマを扱っているということもあり、内容はかなりえぐい。
湖に刺さっている死体や怪奇なお面を被っているスケキヨの存在など、恐怖が画面に充満していて、和風ホラーの最高傑作だと思う。

ぐらたん

ぐらたんさん(男性・30代)

1位(100点)の評価

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