ガタカの詳細情報
制作年 | 1997年 |
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上映時間 | 106分 |
監督 | アンドリュー・ニコル |
脚本 | アンドリュー・ニコル |
メインキャスト | イーサン・ホーク(ヴィンセント・アントン・フリーマン)、ユマ・サーマン(アイリーン・カッシーニ)、ジュード・ロウ(ジェローム・ユージーン・モロー)、ローレン・ディーン(アントン・フリーマン)、ゴア・ヴィダル(ジョセフ)ほか |
制作 | ダニー・デヴィート、マイケル・シャンバーグ |
音楽 | マイケル・ナイマン |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 1,180円(税込) |
ガタカがランクインしているランキング
感想・評価
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面白い映画ランキングでの感想・評価
ジュード・ロウ出演映画ランキングでの感想・評価
いつか現実になりそうで考えさせられる映画。
ジュードロウは身体障害のある闇を抱えた役であり、主人公と関わるうちに、自分にではなく主人公に託す形での希望などが生まれていく様子を繊細に演じている。
身体障害があり車椅子の役なので体で表す演技というより、表情で演じている印象が強い。
ハッピーエンドとはいかないが悲しくも美しい終わり方が、ジュードロウの表情・演技と共に心に刻まれる映画。
かなたまるさんの評価
SF映画ランキングでの感想・評価
面白い映画ランキングでの感想・評価
SF映画ランキングでの感想・評価
切ないなかにも、勇気をくれる1本
生まれたときから、運命が決められている近未来。DNAによって優劣をつけられた世界で、宇宙飛行士になる“夢”を追いかける青年の物語です。これまた、沁みる作品。僕は何度観ても泣いてしまいます。
今ご説明したようなあらすじは、どこかスポ魂的な展開を想像させるかと思います。主人公が努力で逆境をはねのけ、夢に向かってひた走る物語。それ自体は間違っていないのですが、この映画は見せ方が実にエレガントで、「熱さ」を封印し、「切なさ」で描いていきます。
生まれたときから「欠陥品」として扱われ、努力しても努力してもエリートコースである宇宙飛行士の夢には近づけない。主人公は身分を偽って目標を達成しようとするのですが……。システム自体は変わらず、主人公は「生まれてくる時代を間違えた」ような状況。運命を呪いながらも、夢を諦められずに犯罪行為に手を染めていく主人公と、清らかな夢の対比。悲壮な覚悟でエリートになりきろうとする姿が、涙を誘います。
しかしこの作品、クライマックスが「うわ……」となるくらい感動的なのです。きっと、悩んでいるときに道を示してくれる、大切な存在になってくれることでしょう。
映画ライター/編集者
SYOさん (男性・30代)
3位(75点)の評価