魔入りました!入間くんの詳細情報
作者 | 西修 |
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ジャンル | 少年漫画 |
出版社 | 秋田書店 |
連載 | 週刊少年チャンピオン(2017年14号~) |
参考価格 | 528円(税込) |
『魔入りました!入間くん』(まいりました!いるまくん)は、西修による日本の学園ファンタジーコメディ漫画作品。 『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2017年14号(2017年3月2日発売)より、連載中。西の『週刊少年チャンピオン』での連載は本作が初めてとなる。 (引用元: Wikipedia)
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ハマりました!入間くん
私は、魔入りました!入間くんの大ファンです。
少年漫画なのに、女性や女の子でも見れる作品です。
入間くんの他にも悪魔学校バビルスの物語はもう一つあります(公式コラボスピンオフ)。
魔界の主役は我々だ!という題名の本です。こちらは、少年漫画感が満載でお腹を抱えて爆笑してしまいそうなお話もあります。
私的には入間くんのほうが好きなのですがこちらも面白いかと存じます。
入間君は暗い話なのではなく、人間界では変わった性格で、危険とされていて、空想と言われている悪魔。まぁ、魔界では逆のようですが(危険、ということを除いて)
そんな中でも危険度マックスのクラス『問題児クラス(アブノーマスクラス)』に入る入間くんですが、人間界にいるときよりも生き生きとしています。 そんな問題児クラスと、人間である入間くんが一緒に成長していく物語です。
そんな彼らの未来は一体どうなるのか…は、原作を見てご自身の目でご確認くださいまし。
まあ、人間であることがバレると悪魔によっては食べられるのですが、ね
西修さんのさんの評価
夢中になれる漫画
この漫画をしったきっかけはアニメでした。主人公が困難に立ち向かう姿、悪魔よりも欲深い姿に惚れて漫画全巻一気買い。
クラスメイトの絆、とくにクララとアリスとの仲も微笑ましく、先生達との信頼もあり、理想の学校生活でもある事がすごい安心して読めます。
りさんの評価
ネタバレ
魔入りました!入間くん258話ネタバレ
欲の悪魔の囁き
悪周期解放したサブノックに容赦ない攻撃を加えるアトリ。そこへ駆けつけたバラム先生!「睡眠(スイーピー)」でサブノックを眠らせ、「保護繭(グランココン)」に包んで後輩2人にサブノックを動かず守るようにお願いする。サブノックも黒い悪周期の姿から元の姿へ戻って行く。
その前にアトリも植物で捕縛していた様子。太い植物の根でアトリの動きを封じ「生徒への暴行に対して弁明はあるか?アトリ」と呼び捨てで釘を刺した。アトリの言動を見て「もう新任教師などではない」とバラム先生も遠慮がなくなっています。「ランク8『守護の白鴉』バラム・シチロウ・・・あんたが出て来るとは予想外で・・・」アトリは捕まったまま不敵な笑みを浮かべて呟いた・・・
とその瞬間。「超嬉しい♡」その時にはバラム先生の首元にアトリの手刀が伸びていた!!寸での所で躱したバラム先生だが、少し髪の毛が切られてしまった💦この期に及んでアトリは自分の欲のままに動こうとしている・・・バラム先生もいよいよ本腰を入れる。
首を狙った鋭利な拳に見えた、疑いようもない明確な敵意。特に主人・バールに「気を付けろ」と言われていた2人の教師のうち1人と相まみえることに興奮が抑えられないようで、即座にまた向かってくるアトリ。「実は俺ッ、戦る(やる)ならアンタがいいって第一印象から決めてたんだ!!」力任せにバラム先生に拳を突き立てるアトリ。バラム先生もさすがの身のこなしでアトリの攻撃を躱していく。
「アンタは無慈悲な目をしている」
上空からバラム先生めがけて降りてくるアトリは、紅潮した顔でそう言った。「生き物を優しく包んだ手で、同じように生き物を捻り潰せる。容赦のない男の目だ」そう言われたバラム先生の目は確かに生気を感じられないようなドライな目をしていた。
「なぁガーゴイル!アンタの悪周期は一体どーなっちまうんだい!?潰すか壊すか、どんな欲に溺れるかわかんないけどさぁ!きっとアンタ才覚あるよ♡」
バラム先生をも懐柔しようとしているのか、ニヤニヤ顔を崩さずアトリはドカドカと攻撃を食らわせながらずいずいと近づいて来る。バラム先生が生気のない目をしていたのは、向き合っているのが「アトリ」だからだよ・・・🔥
一枚上手は「教師」
「アンタ才覚あるよ」そう誘惑するように、自身の「ガーゴイルの悪周期の乱れる様を見たい」という欲を吐露したアトリ。その目はまさに「悪」という意味を持つ「悪魔」そのもののギラついた目をしていた💦
そう誘惑した後アトリから出たのは「元祖返り」という言葉だったが、言い終わらぬうちにバラム先生は鋭い鳥の脚でアトリを蹴り上げた。アトリの鋭い手刀にブシュッと切り傷が走る。「元祖返り」悪周期でも特に質の悪い時期で、自我が保てず欲のままに暴虐の限りを尽くすという現象。悪魔学校の最初の刺客・キリヲ先輩が「元祖返り」の兆しを見せていましたね。アトリはただバラム先生の元祖返りを見たいだけで口走ったのでしょう。
「一緒にするな」蹴り上げた逆さのポーズのままバラム先生はアトリを睨みつける。アトリは切り傷から出た血を乱暴に払い、両者ズンズンと足早に向かってくる。臨戦態勢を整え、両者腕を振りかぶる中「一緒だろーが」とアトリの言葉が響く。アトリは手刀を、バラム先生は大きな握り拳を構える!いささかアトリが早かったか、バラム先生の顔面にアトリの一発が入る!💦
「アンタも俺も悪魔だ😈」
アトリの攻撃でバラム先生の鉄のマスクが剥がされ、大きな牙が剥き出しの醜い口元が露わになる。「ッ僕は・・・!」そう言ったバラム先生の手から植物が!先程振りかぶった拳はアトリに直接攻撃ではなくアトリの背後から確実に仕留めるためだった・・・!
「悪魔で、教師だ・・・!」
アトリが気付いた時にはもう頭上にとてつもなく大きな植物の拳が振り下ろされていた!!そしてドンッ!!!とアトリを踏み潰した・・・!
先程剥がされたマスクを拾いながら、地面に沈められたアトリを見下ろしバラム先生は釘を刺すように言い放った。
「宝を狙う敵には、凄惨たる『教育』を」バラム先生の「教師としての誇り」をかけた鉄拳制裁だった・・・!👊
次なるピンチ
「悪魔学校」の教え。「宝(生徒)を狙う敵には凄惨たる教育を」を実行したバラム先生。強烈な一撃を食らってさすがにアトリも動かなくなったか・・・?💦
ひとまず息を整えてからバラム先生は携帯電話を取り出し「バラムです。はい、魔関へ要請を」とどこかに連絡し始めた。が、その後ろで何かがヒュンヒュンと動き出した・・・異様な気配にバラム先生も動きが止まる。何とアトリを包むように糸のようなものが飛び出していた。先生が訝し気にその光景を見つめていると、糸はどんどんアトリを包んで繭のようになった。そして全身包み終わると中から手がメリッと音を立て繭を破った。
繭から手がズズッ・・・と連続して飛び出し、再びアトリが立ち上がった。その姿は四肢に加え新たな4本の腕が生えていた・・・腕6本に足2本、そして糸。それはまさに「蜘蛛」の姿。「蜘蛛」は魔界に存在しても「蜘蛛の悪魔」はバラム先生でも知らなかった。蜘蛛の悪魔なんて存在しない、だけど今目の前の敵は存在している。予想外すぎる展開だった。
面食らっているバラム先生に向けアトリは「フッ」と息を吹いた。するとたちまち綿のような糸がバラム先生の顔に纏わりつき、バラム先生の視界を奪う💦その隙にアトリは屋上から飛び出し、校舎の屋根を忍者のように飛び移って行った💦しまった逃がしてしまった、とバラム先生も焦りを見せる💦アトリがこのまま他の生徒にも危害を加えたら、ガーゴイルとしての名折れ・・・!💦
その予感は的中し、アトリは音速移動をしながら「時間切れかぁ~。でもせめて何か持って帰らないとねぇ~」とニヤケ顔で獲物を探す。そしてターゲットに選んだのは・・・
「ど~こだ入間ちゃ~~~ん?♡」
入間だった!!💦バールに「コイツだけは生け捕りにしろ」と言われていた「人間」入間にロックオンしてしまったアトリ。入間は気付けるか!?まさか拉致られたりしないよね・・・?💦
魔入りました!入間くん258話感想・まとめ
あのバラム先生でも十分に太刀打ちできないアトリって何者!?というか「六指衆」って何なんでしょう!?アトリが蜘蛛になれるのも本来の姿じゃなくてバールが工作したように見える・・・一体どんな技術を持っているんでしょうか!?💦
バラム先生は登場した時から性格や見た目にコンプレックスを持っているからこそ、自分が「教師」という役割を持っているならその責務を誰よりも真面目に真っ当しようとしているんじゃないかと思います。マスクの下の口元の傷も自身の過去の過ちを省みるためそのままにしているし、入間がうっかり人間だと言った時に「おあいこ」と見せたこともあって今回マスクを剥がされても慌てたりしなかった。前回のサブノックに引き続き、入間と出会ったことで先生にも変化があるというのが何かいいですよねw
そしてアトリの「欲」を出す姿もここまで来ると偽物な気がしてきた💦自分の欲のために好き勝手やってたのかと思いきや、「入間自身や入間の何かは持ち帰れ」というバールの命令を聞き入れる姿勢見せてるし・・・アトリという悪魔もよくわからなくなってきました💦今後六指衆の1人1人の性質や過去も明らかになるでしょうか?そして何となくですが、入間を狙うアトリから庇ってくれるのが同じくスパイの「シーダ」な気がする・・・w
アトリの目的は?そして入間はアトリから逃げられるか!?
次回も楽しみです!
病みそうなネコマツリさんの評価
心臓破り編が超熱い展開に 257話のネタバレ
前話までのあらすじ
屋上でアトリに見つかり攻撃を食らったサブノック!しかし寸での所で盾を生成し攻撃を防いだ。しかし消耗しているサブノックではピンピンしているアトリに到底敵わない。
即席の盾で何とか攻撃を受け止めるが、アトリの細い腕からは想像できないような、何本もの大槍に突かれているような重い攻撃を感じる。どうしたら・・・と思っていると、突然後輩のプコくんがサブノックの前に出て、アトリが向かってくる瞬間に消えた!そして離れた場所に再び現れた。これこそプコくんの家系能力「瞬間移動」!本人の魔力依存が強いが触れているものと同時に瞬間移動が可能!
これを使えば逃げ切れるか・・・と、もう一度向かってきた時に再び発動!しかし今度は移動先の前にアトリは現れた!!先を読む能力、もしくは隠密系の能力・・・?そう考えている間にアトリはもう1つの風船を割った!!これでサブノックチームは敗退・・・のはずだが、アトリは攻撃をやめなかった。サブノックの体に強烈なキックを入れて吹っ飛ばす!!壁に叩きつけられたサブノックから離れ、「もう風船割れてます!どうして先生!?💦」と訴えるロンロン。
だがアトリはサブノックの頭を掴んで何度も壁に叩きつけた・・・恐ろしい光景に後輩2人がただ青ざめる中、アトリは思うのだった。
あーあ、こんなおいしい状況を作る君が悪いんだよ。適度に弱くて頑丈な君が。怒られるかな潜入失敗かな、でも・・・「もう少しだけ・・・♡」それはただ破壊衝動に駆られる悪魔そのものの姿だった。それを見たサブノックは「死」を感じた。
「死」を感じると、咄嗟に最良の策を思いついたりする。サブノックは徐にポケットに手を入れ、丸薬のようなものを口に入れ噛んだその瞬間。黒い柱のようなものが爆発的に生成された!それはアトリの体を貫き離れさせる。さらに中から大きな槍を投げ、アトリを躊躇いなく串刺しにする!!そして現れたのは、髪が黒く染まった物々しい雰囲気のサブノック・・・
サブノックは強制的に「悪周期」を解放したのだった!!どうなるサブノック!?💦
魔入りました!入間くん257話ネタバレ
サブノックの秘密
時は遡り、1年生の頃のサブノック。バラム先生と話している場でバラム先生はサブノックが「今までに悪周期になったのが1回」という事実に衝撃を受けていた。悪魔にとって悪周期は定期的に解放しないとストレスになるようで。
人間で言うと16歳くらいのサブノック、その中でも悪周期が1回しかなく、その詳細をきちんとまとめておりバラム先生に見せる。思わずバラム先生は顔をしかめ「すごいね、今までよく抑えてきたね。メンタルケアに体の調整大変だったでしょう」と気遣う。しかしそれにはもちろん理由があって。
「己の悪周期は家系の色が濃く出るので・・・悪周期のサブノック家の力には頼りたくないのです」
だからこの頃に「バラム先生による修行」はまだ控えたい、という気持ちを吐露していたらしいサブノック。その時はバラム先生も甘んじて「わかったよ」と受け入れた。何よりも生徒の気持ちを優先してくれるいい先生です🙏
しかし最近になって「考えが変わった」と再びバラム先生の部屋を訪ねたサブノック。それは入間が「魔王研究師団」に見学にやってきて一緒に魔王について考え、改めて自分が「どうして魔王を目指すのか」を考えたことがきっかけのようで。「以前は家系の血に振り回されるのが嫌でしたが、今は血の力に向き合うことで成長できるのではと思った」「だから悪周期解放の修行をお願いしたく思います!」と頭を下げに来たのだった。
そこでバラム先生が取り出したのが、前回サブノックが口にした薬だったのだ。「サブノック専用の悪周期解放薬」しかしこれを使うのは修行の時ともうひとつ、「命の危機に瀕した時」だけと約束してくれとバラム先生。というのもサブノック家の能力、そしてサブノック自身が持つ「真の力」はとても強力で危険なのだと言う。
悪魔「サブノック」。彼らは代々魔王軍の武器創作を任されてきた一族。創造された武器は魔界一の強度と殺傷力を誇り、さらにサブノック一族だけにしかない武器の特色があった。それが「痛み」だという・・・
痛みを解放しても
サブノック家は武器創造の家系。その能力が持つ特色が魔界ではあまり意識は持たれない「痛み」だった。
「サブノック」が全身全霊を込めて創った武器は黒く変色し、通常の何倍もの痛みを生むという。かすり傷ひとつでものたうち回る痛み、そのあまりの痛みにもがき苦しみ最悪の場合死に至るほどだという。そしてその地獄のような痛みはサブノック自身にも伝達する。そしてその痛みは快楽へと変わる。今、本能のままに武器を生成してアトリを串刺しにしているサブノックもまた、欲望に満ちた悪魔の姿そのもの、原点回帰といった姿をしていた・・・その表情にますます興奮するアトリ。
思わず自分の肩を抱き身震いするアトリにサブノックは容赦なく武器を生成し続け、今度は大きなトゲ付きのハンマーを振り下ろす。並みの悪魔ではひとたまりもない攻撃をアトリは吐血しながらも「痛ぁ~いw」とヘラヘラ受け続ける。武器を生成し力任せに振り下ろすたびに伝わる痛み、もがき苦しみやめてくれと叫ぶほどの痛みがサブノックの体に伝わる。それが快楽へと繋がっていく・・・
もっと、もっと痛みを、と求める原点回帰のサブノックの耳に「きゃっ」と小さな叫び声が聞こえた。離れた場所で後輩のロンロンが痛みに苦しんでいるのが見える。自分の力の解放の犠牲になる者がいる。それは守るべきもの・・・思わず目を逸らしてしまうサブノック。
「んお~い。何止まってんだ、こっち見ろ」
頭上にアトリの顔があった。サブノックの顔を掴んで思い切り地面に叩きつけながら「萎えるだろ」と吐き捨てたアトリ。やはり「六指衆」は何枚も上手、悪周期サブノックも再び沈められてしまった💦
地面にめり込んで伸びてしまったサブノックの上にドカッと馬乗りになるアトリ。もはやここまで来るとアトリが何者なのかが気になって仕方がない・・・💦
正しい「先生」
悪周期を解放したが、元々欲のために悪事を働く「六指衆」アトリには快楽を味わう手段でしかなかった。再び沈められてしまったサブノックにアトリは馬乗りになり何かを取り出した。
「じゃじゃーん。何か知らないけどぉ、コレ食べたら元気になるんでしょぉ?」
いつの間にかサブノックの悪周期解放薬をくすねていたアトリ。ガラガラと容器を揺らしながら勝手にフタを開けひとつ取り出すと「せっかくこっち側に近づいたんだからもっと戦って興奮しよ?」とサブノックを悪魔らしく誘惑した。
「大丈夫、堕ちておいで。悪魔の快楽に正直になろう?もっと切って殴って刺してみなよ。先生が全部受け止めてあげるから」
アトリは「先生」じゃない。先生はむやみに生徒の力を引き出させて自分の快楽のために利用しない。アトリはまさしく「悪魔」そのものだった。ニヤニヤと軽口を叩くその姿の下には、真っ黒な悪魔の欲望が混沌と渦巻いているようだった。
そんな判断もできず抵抗もできないサブノックの口に薬があてがわれる。先生・・・その言葉だけが脳裏にこだました。あの「先生」は、植物と本が所せましと並んだあの部屋で静かに背を向けながら「大丈夫」と言ってくれた。アトリと同じ言葉を言っていたはずなのに、「あの先生」の言葉には優しさと温かみがあった。
「でもねサブノックくん、心配しないでいいよ。万が一その薬を君が1人で使うことになっても・・・」
「その時は必ず僕が駆けつけてあげるから、大丈夫」
悪周期のサブノックの目に輝きが戻った。その瞬間、見覚えのある羽根が目の前で舞う。大きな無骨な手がアトリの首を鷲掴みし、渾身の一撃をアトリに食らわせた!そのパワーは圧倒的で、アトリを一瞬で沈めた。そこにいたのはバラム先生だった・・・!
「何やってんだ、お前・・・ッ!」
白鴉・バラム先生の逆鱗に触れたアトリの行動。天の助け、バラム先生は生徒を守れるか・・・!?
病みそうなネコマツリさんの評価
心臓破り編 最新話ネタバレ注意!
こちらはジャズを助け共に逃げる入間チーム。ここで入間は初めてカルエゴ&バラムの最強コンビが敵になったことを知らされる。
もし2人と闘うことになったら確実にヤバイ💦そうオロオロする入間にジャズは召喚シールを差し出し「いや、召喚べばいいんじゃない?」ハッとする入間。そして躊躇いもなく先生を召喚したおかげでピンチだったアスモデウスチームの前から先生は離脱したのでした。「フハハ、さすがイルマ様!!✨」アスモデウスは子供のように笑うのでしたw
そして入間たちの前にモフエゴ先生として登場したカルエゴ先生。怒られるかと思ったら「なぜ今召喚した?」と静かに言う先生。先生を使い魔として召喚すれば攻撃を無力化できるかと思って、と言う入間に先生は「甘いな」そう言って電撃を発した!!⚡「無力化できるのはイルマの前だけ、ジャズや後輩は攻撃対象。使い魔をうまく主人が操れないと危険だと教えたはずだ」
そう言った先生を入間は徐に上着を被せ、胸元から先生の顔だけが出るという出で立ちに。何コレかわいい!!✨ひとしきり盛り上げて写真を撮った後に入間は「先生を召喚したのは生き残りたいから!協力してください!!」と叫ぶ。それは命令か?と尋ねられちょっと戸惑ったが「はいそうです!!!」とキッパリ叫んだ入間。先生の答えは・・・
「協力はしない。だが危害も加えない。だから出せ」
おおぉ~!!!✨残り15分でカルエゴ先生を封じたのはデカイ!きっとみんな生き残れるよね・・・!
その頃2年塔の屋上にいたサブノックは、後輩のロンロンちゃんとプコくんを労っていた。大柄で怖いと思ってた先輩だけど、強くて頼もしくて守ってくれる姿はヒーロー・・・とロンロンが思ったその時、プコくんがサブノックの腕にしがみついて「パパ✨」と言った。己はそなたらのパパではない💦と言っても2人はパパ!✨とすっかり懐いてしまったwだから違うって💦と言ったその時。
「いいじゃん呼ばせてよ、パパ♡」
そこに現れたのはアトリだった。そして強烈な一撃を食らわせる!!サブノック大丈夫か・・・!?💦
魔入りました!入間くん256話ネタバレ
首の皮一枚!
アトリに見つかって攻撃されてしまったサブノック。強烈な一撃に後輩2人は驚くことしかできない。しかし見てみると・・・「わぉ!」
「防いでるぅ!いい反射神経だね~」
寸での所でネックレスの金属を噛み、盾を作ってアトリの攻撃を防いでいたサブノック💦そこへからかうように指を差し出したアトリにサブノックが跳ねのけるように盾を振り回すと、おおよそ指らしからぬ「カァン」という甲高い音が鳴り響く。
パパ・・・!💦と心配そうに見つめる後輩2人に「パパではないが」下がっていろと促すサブノック。
新任アトリ、スラリと長い背丈でありながら全く気配を感じさせないとは・・・隠密系魔術か?それとも・・・?思案を巡らせるサブノックの前でアトリは相変わらず軽い感じでニカッと笑ってから「いくよー」と手を振り体を傾けた。
その瞬間手刀を何度も突き出してきた!!何とか先程の盾で防ぎながら避けるも、やはり素手とは思えない重い攻撃。何だこの、まるで何本もの大槍に突かれているような感覚は!?このままでは防ぎきれない・・・!とその時。
サブノックの前に突然プコくんが!そしてアトリが手を突き出した瞬間「シュンッ」とたちまち姿を消した!!そして先程とは反対の場所に移動した💦実はこれこそプコくんの家系能力「瞬間移動(ジャンプマン)」だった。距離や回数は魔力量と比例するが本人と触れているモノの移動が可能!この判断はかなりいい!サブノックも助かったと感謝w
ここは逃げた方が、とロンロンちゃんの言葉に同意して手を差し出すサブノック。これは試験、後輩を守ることが最優先。制限時間まで逃げて風船を割られないようにしなくては・・・そう思っている間にもアトリは高速で向かってくる!もう一度プコくんに能力をお願いし移動するサブノックチーム!!
だが、何と移動先にアトリが。・・・え!?💦
お前は教師か?
プコくんの能力で瞬間移動したサブノックチームだが、移動先にアトリが!移動先を予測したのか・・・!?💦
必死で後輩を抱きかかえて守るサブノックだが、とうとうもう1つの風船も割られてしまった。仰け反り倒れた所でサブノックが「くっ」と悔しそうに呻く。ロンロンちゃんも「風船が・・・敗退・・・」と残念そうに見て呟いた、言い終わらぬうちに何とアトリはまた強烈な一撃を食らわせて来たのだ!!💦風船が2つ割れた時点で教師は攻撃を直ちにやめ、生徒を敗退テントに誘導するのが仕事だけど・・・?💦
驚くサブノックたちにアトリは今度は足を振りかぶった。そしてサブノックの体に思い切り蹴りを入れた!!!💦後輩2人を抱きかかえたサブノックの巨躯もたまらず吹っ飛び壁に激突💦このありえない行動に元々怖がりなロンロンちゃんは自身の風船を見せながら震える声で訴える。
「なんっ、割れて、風船割れてます!先生っ、先生・・・!!💦」
ロンロンの言葉を無視しているのか、アトリは返り血を舐めながら不敵な笑みを浮かべて壁に埋まったサブノックの前に立った。そして徐にサブノックの顔を掴むと・・・そのまま壁に頭を打ち続けた!!しかもそれを何度も・・・!😱💦どうして?もう抵抗する手段はサブノックチームにはないのに?どうして先生が生徒をそこまで痛めつけるの・・・?💦信じられない光景に思わず口を覆う後輩2人💦
あ~あ、君が悪いんだよ。だってこんな、適度に弱くて頑丈でおいしい状況作るから・・・
あ゛〜~~怒られるかな~~~潜入失敗かな~~~でもぉ~~~~~。
「もうちょっと・・・もうちょっとだけ・・・♡」
それは痛めつけることに快楽を見出した「悪魔」の顔だった・・・簡単には壊れなさそうな相手をじわじわ弱らせていく行為に興奮し、顔を紅潮させるアトリ。その顔を見てサブノックは「死」を感じた・・・
禁断の「覚醒」
風船が割れたのに攻撃を続けるアトリ。試験を無視した自分の快楽のための攻撃を繰り返すアトリの顔を見てサブノックは「死」を感じた。
前にも感じたことのある「死の警告音」がサブノックの脳裏に響いていた。激しく打つ自身の鼓動と、引いて行く血の音。以前感じたのは1年生最初の試験「飛行レース」で金剪の長に無謀に勝負を挑んだ時・・・あの時は入間の機転で助かったが、今は誰もいない。ここで動かなければ本当に死ぬ。そう覚悟したサブノックは徐にズボンのポケットに手を突っ込んだ。
そして黒い薬のようなものを取り出し、弾いて口に入れた。これが今思いつく「最良の決断」。「ガリッ・・・」
突然、おびただしい数の黒い槍のようなものがサブノックの周りから生え、アトリを串刺しに!!💦驚いた時にはアトリは反動で離れ口から血が・・・そのアトリに向け、大きな腕が一際大きな槍を掴んで思い切り投げつけた!!!アトリをさらに串刺しで追い打ちをかける光景が後輩たちの目にも映る。大槍に串刺しにされたアトリが今度は反対側へ吹っ飛んで行った。
黒くて太い尾、ニヤリと笑う口元。すべてが禍々しく、凄まじいパワーが感じられる。そこにいたのは確かにサブノックなのだが、髪の色は金から真っ黒になり、体も一回り大きくなったような・・・?そう、サブノックは「悪周期解放」したのです!!先程の薬を食べたことで強制的に悪周期を一時的に解放したようです💦
でも、アトリに容赦なく大槍を振りかぶったサブノックは恐ろしいほど冷静で笑みすら浮かべていて・・・怖い!💦これもまた「悪魔」の姿・・・💦
これらはコピーしたものです(笑)
病みそうなネコマツリさんの評価
面白すぎて全巻買った(^○^)
今は27巻丁度あります。「心臓破り」で多分だけど入間はランク「6」に
なると思うんだよねぇーーー(笑)次は交流会とかありそう(笑)
アズアズの家系能力なんだろうねぇ❔この僕「病みそうなネコマツリ」も気になります(≧▽≦) アトリの容赦ない猛攻で笑った(笑)
28巻は8月の予定らしいよ(^^)/
楽しみだなぁ(≧▽≦)
病みそうなネコマツリさんの評価
259話のネタバレ
悪周期を解放しアトリと闘うも追い詰められたサブノックをバラム先生が助けに来た!!アトリも捕縛して「生徒への暴行に関して弁明はあるか」と釘を刺す。
「ガーゴイル・・・まさかアンタが出て来るなんて超嬉しい♡」いつの間にかアトリは捕縛をかいくぐってバラム先生に明確な敵意を向けてきていた。そして続けざまに攻撃を繰り出す。「実は第一印象から、戦るならアンタがいいって決めてたんだよね!」「アンタは無慈悲な目をしている。生き物を優しく包む手で捻り潰すこともできる、容赦ない男の目だ」
「アンタの悪周期はどうなんだい?潰すか壊すか、どんな欲に溺れるかわかんないけど才覚あるよ、元祖返り・・・」調子に乗って攻撃しながら軽口を叩くアトリにバラム先生の鋭いキックが入る。「一緒にするな」バラム先生の意見を払うようにアトリは血を払い、両者ズンズン近づいていく。
「一緒だろーが。アンタも俺も悪魔だ」
そう言ってアトリのパンチがバラム先生のマスクを薙ぎ払う。醜い口元を晒しながらも「僕は・・・」とアトリを見据えるバラム先生。その時、アトリの頭上に巨大な植物でできた拳が振り下ろされていた!!「悪魔で、教師だ!!」ズドオォン!!!💥
「宝を狙う敵には凄惨たる教育を」そう言ってバラム先生は沈んだアトリを背に魔関へ要請を出す。が、その時アトリを包むように無数の糸が飛び出していた。繭のようになった後、中から出て来たアトリは6本の腕と2本の足・・・まるで「蜘蛛」のような姿でその場から逃げて行った。「蜘蛛の悪魔」はバラム先生でも知らなかった。アトリは一体どんな悪魔なのか・・・!?
「時間切れだけど何か持って帰らなきゃ。どこだ入間ちゃん?♡」アトリの魔の手に入間は気付けるか!?💦
魔入りました!入間くん259話ネタバレ
頭脳派のお篭り作戦
サブノックに暴行を加えバラム先生と拳を交え、さらには見たこともない蜘蛛の姿で学校の敷地内を飛び回るアトリ。これを放置する先生たちではない。
「報告、目標は2年塔から1年塔方向へと逃走中。現在地は不明。至急指示をお願いします」
これは恐らくバラム先生からの通達。これを鋭い目で見ていたのは先生のリーダー・ダリ先生だった・・・
その頃、ずっと木の中に隠れていたのはアロケルチーム。同チームの後輩女子が能力を使って近くに教師がいないことを察知している。どうやらアロケルチームはジャズの後輩を託された後もずっと木の中に隠れており、アトリが本性を露わにして騒ぎになっていることには気付いていない様子。そのためアロケルは残りわずかをできるだけ教師との接触を避けるよう画策・・・真剣に試験をこなそうとしているようです。
ちなみに先程の後輩女子はホン・リンチャンという、家系能力「全景色(パノラマ)」の使い手。頭に付いた大きな複眼で視覚を自由に飛ばし景色を観察することができる。やはり魔力量によって範囲や時間は限られてしまうようですが動かずして周囲に気を配れるのは強いwそれを元にアロケルが教師の順路や情報も加味してここならすぐには見つからないと予想。それを聞いたリンチャンは・・・
「先輩の陣取り全部ドンピシャすごい!嫁にしてほすぃ!!✨」
なんと大胆!💦どうやら行動を共にし始めた頃からずっとアロケルにプロポーズ的な発言をしてたようで、特にリンチャンの家には「強い婿がほしい」という方針があるらしく、ずっと言い寄っているのだとか😅
「問題児全員しゅてき!私ムコ捕まえて帰る!!🔥」「声が大きい💦」
「先輩ダメだすか?」「だめダ」「彼女おるんか!!」「い゛っんんっ💦」歯切れの悪いアロケル先輩も悪い気がする・・・←
リンチャンの口を手で押さえ、話を逸らすようにもう1人の後輩男子のラス・モズミに話を振ると「いつでもどうぞ」とラスは口を縦にガパァ・・・と開けた。ラスの能力は「大胃袋(ペロリ)」。あらゆる物や生き物を体内に貯蓄、収納が可能。こちらも魔力量によって容量や時間に制限があるようです。なのでリンチャンと、ジャズから託された卵型の悪魔2人を収納できるのは7分が限界とラス。
残り7分あれば終了まで耐えられる・・・と踏んでいるアロケル。このまま無事に試験が終わる気がしないけど・・・💦
降り注ぐ脅威
アトリのことを知らないアロケルチームは試験終了まで逃げ切ることにとにかく集中していた。ラスの能力を使ってリンチャンとジャズの後輩を隠すのだ。
ラスの能力のリミットは7分。残り7分まであとわずか。7分になったら3人をラスに飲み込んでもらい、試験終了まで凌ぐ作戦のようです。そうすればジャズの後輩は守れるし動けないラスをアロケルが守ることに集中できる。もしラスの風船が割られてもリンチャンが中にいるので割られる心配はない。試験と言えど教師も生徒自身に過剰攻撃はしないはず・・・真面目なアロケルの純粋な思いが何だか皮肉ですが・・・💦
そして「一応別のプランもある」と思ったがそれはアロケルの内に秘めておくようで。ジャズの後輩の頭を撫でながら「大丈夫、自分のチームも託された風船も必ず守ってみせる」そう思っていよいよ行動開始。残り7分になったらラスの中に入れ、と促してアロケルはカウントを始めた。13・・・と呟いたその時。
ズアッ・・・!と無数の腕がアロケルの背後から伸びてきた!!振り向く間もなくその腕はアロケル、ラス、リンチャン、ジャズの後輩2人をそのまま押さえつけた!!いきなりの攻撃に何が起きたかわからず伸びてきた腕の方を見ると・・・木の葉の影から恐ろしいアトリの顔が浮かび上がってきた。
「なぁんだ、イルマじゃねぇや」
そして木の葉の間から糸が伸びてきてあっという間に全員をその場に縛り付けてしまった。蜘蛛の糸は強靭で粘りもあり少し捕縛されるだけで全く動けない💦アトリは全員を押さえつけたまま「イルマの場所知らな~い?知ってたら教えてほしいなぁ~」と軽口を叩く。突然のアトリのおおよそ教師とは思えない言動に後輩たちは動けない中で恐怖に震えるしかなかった💦
ナンダ、ナンダこいつは・・・!?恐怖と物理でアロケルも先輩として後輩を助けることもできず、ただ黙ってアトリを見るしかできない。「だめ~?んー、まぁいいやせっかく捕まえたし、これで番犬どもの動きが鈍るなら・・・」
「2、3匹消しとこうか」
アロケルに糸を飛ばすアトリ!!絶体絶命・・・!!💦
真の教師たち
試験に集中しすぎてアトリの奇襲に気付かず捕まってしまったアロケルたち💦入間の居場所を探るのは建前で、本当は破壊衝動に駆られていただけかもしれない・・・😱💦
主人・バールから「2、3匹消しても構わない」と言われていた通りアロケルに手を掛けようと糸を伸ばしたアトリ!!絶体絶命・・・
とその時。「召集(ウィンチ)」パチン、と指を鳴らす音が響いた。その瞬間アロケルたちは木の下にドサッと落ちて来た。アトリの捕縛からは解放されており、アロケルたちの間には先生が1人立っていた。立て続けに起こる出来事に頭での処理が追い付かないアロケルたち。そこで全校放送がかかった。
「総員に通達。目標『アトリ』推定『元祖返り』」
「現時点をもってあらゆる家系能力、高位魔術の発動を許可します」
この通達を出したのはダリ先生。バラム先生にも使った「元祖返り」という言葉が飛び出したということは、アトリの蜘蛛の姿は元祖返りの姿ということ・・・?💦この通達を受け、学校中に散らばった先生たちの顔も一気に緊張感が走り、厳しい目付きになる。生徒と激しいバトルを繰り広げたスージー先生、モモノキ先生、ブルシェンコ先生、イフリート先生、マルバス先生たちにも届き、皆「子供を守る大人」の顔つきに。
そしてアロケルたちを助けた現場にも2人の先生が。木の上に蜘蛛の姿でいるアトリの姿を捉えていた。
「生徒の保護が最優先。目標と接触した場合は速やかに『教育』を」
アロケルたちを守るように立つ先生が「目標発見しました」とダリ先生に通達。それを木の上から恨めしそうに睨むアトリ。
生徒を守るため、先生たち総動員でアトリに立ち向かう!アトリは、生徒たちは、そして試験はどうなる・・・?💦
魔入りました!入間くん259話感想・まとめ
アトリが急に敵らしく暴れ出したので忘れていた読者も多かったかもしれませんが、アロケルチームどうしてるかな?というのがわかってよかったです。でもいきなりこの奇襲はいくら賢いアロケルでも怖すぎ・・・!💦
欲に忠実、さらにバールの言いつけ通りにしている所を見ると、アトリも根は真面目なのかも?でもやり方が粗暴だし自分の目的、快楽のために禁句もバンバン言って誘惑する所や子供にも容赦ない攻撃をしながら「先生」を免罪符にしようとする所が非常に腹立たしい💦まるで「あなたのため」と言いながら本人の意思にそぐわない言動を強要し上手く行かないと暴力や恐喝を使う毒親みたい・・・アトリみたいな「先生」がいた、今もいるかもしれないというのがさらに恐ろしいですよね・・・💦
そんな毒な存在から生徒を守るため「本物の先生」たちが立ち上がった。これは非常に心強い展開!だけど、アトリは仮にも「六指衆」だしそのリーダーであるバールは13冠の1人だし、一筋縄では行かない気も・・・💦何か思惑があってアトリが「わざと」捕まるか、逃げられるか・・・てかこんなのがあったら試験どころではないよね?ここで降格だの言われたらみんな学校嫌いになっちゃいそう・・・←
アロケルチームの後輩たちも個性強くていいですねwジャズの後輩も詳細教えてほしいな・・・
次回も楽しみです!
病みそうなネコマツリさんの評価
260話のネタバレ
魔入りました!入間くん260話ネタバレ
畳みかける教師!
アトリに捕まったアロケルたちを助けたのは、イポス先生とオリアス先生!「召集(ウィンチ)」を唱えたのはそれが家系能力のイポス先生でした。
イポス家の家系能力「召集」はその場で顔を視認している相手を自分の元にワープさせる能力。なので一瞬でアロケルたちを木の下に落したのだ。その木の中にアトリがいるのを見つけイポス先生はオリアス先生に合図を送る。オリアス先生の能力「占星(ラッキーハッピー)」は自分の幸運を周囲に伝えることも可能。なので「小石1つ、枯葉1枚だって当たりはしないからこちらは気にせず御存分に」と先生同士で合図を出し合う。
木の中で未だニヤケ顔のアトリにイポス先生は手から魔法を出す準備をする。そして木を目がけて高位魔術「風神刃(シェイブレスト)」を発動!!大木がいとも簡単にスパッと斬れる!!中から飛び出したアトリを目視した先生はすかさず「召集」をかける!強制的に先生の前に現れたアトリの眼前に先生の拳が迫っていた。そして強烈なパンチがアトリの手に入れられた!!!👊
その衝撃で地面が削れアロケルたちの周りにも飛んでくるが、オリアス先生の能力のおかげでバリアのように守られている。涼しい顔で仁王立ちで戦闘を見守るオリアス先生。イポス先生とアトリはお互いにパンチのラッシュを繰り返すが、いささかイポス先生が優勢な様子。ガッガッ、とまるで岩を削るような音が響く中でイポス先生はより魔力を高めていく。拳に魔力を集中させて攻撃を重くするイメージ・・・!
アトリも攻撃に備え複数の腕で受ける構えを取るが、ここで先生は高位魔術「重力支配(フラクトボス)」を発動!!凄まじい粉塵が舞ったかと思うと、一気にアトリにGがかかり地面にメコォ・・・!と放射線状の日々が入った!!蜘蛛が自身の網に絡まってしまったかのような光景・・・さすがに堪えたか、アトリも構えが解かれ天を仰ぐ。
そこへすかさずイポス先生が「拘束檻(アイアンバインド)」を下ろし捕獲を試みる。が・・・
上手、上手、そして
アトリを沈め、檻で捕獲しようとしたイポス先生。だがその瞬間、先程先生が斬った大木がこちらに向かって飛んできたのだ!!💦
「召集、なんちゃって♡」そう言うアトリのすべての腕の五指から蜘蛛の糸がキキキ・・・と伸びていた。どうやら先程木から脱出した際に糸を絡めていたようだ・・・そして先生に大木がぶつけられドォン・・・!と凄まじい音を立てて吹っ飛んでいった💦イポス先生!と思わずオリアス先生が叫ぶ。オリアス先生のバリアに木の破片などが無数に飛んでくる。しかしさすがは先生、自身でバリアを張って被害を抑えていたみたい。
「申し訳ありません、逃がしました。はい、恐らく1年塔の方へ。攻撃の型から見てエイト先生が適任かと」イポス先生は自ら戦って得た情報を他の先生たちにも伝え、その話をオリアス先生も聞いて把握する。一度バラム先生と合流して、オリアス先生は・・・と先生同士のやり取りをアロケルたちはただ呆然と見ていた。そりゃすごい戦いを間近で見ちゃったもんね・・・怖い思いもしたし💦
「君たち」突然オリアス先生が振り返って話しかけた。はいっ!?と驚いて返事をするアロケルたち。
パァン!!!そして一気に3つの風船を払うように割った・・・「脱落テント行こうか☆」「・・・は、はい・・・💧」き、厳しい・・・💦でも危険な状況の今、大勢がいる脱落テントに匿うのが適切かもしれない・・・さすが先生・・・w
その頃、建物では天井からパラパラと破片が落ちるほどの揺れを感じていた入間チームとジャズ。また揺れた、近くない?きっと戦闘だよね、こんだけ激しいってことはアスモデウス?と言い合う4人の中で使い魔姿になったカルエゴ先生は何か考えているのか俯いている。俺の1年も心配だからアロケルと合流したいんだけど、とジャズが呟いたその時。
「だから・・・」「どうして」と話し声が頭上から聞こえてきた。これは・・・!?
再会、からの・・・
アロケルが敗退となり、入間たちも試験をこなしている中で地響きに緊張していると、突然話し声が。教師が近くにいるのか!?とチマちゃんたちは身構えるが、入間の目はだんだん輝いていく。
何で、好きと強く、絶対嫌、やめろ、という声がだんだん近づいてくる。「いや、この声は・・・!」と顔を輝かせる入間。その話し声の主は・・・「はっ」「あ!」
「アズくん!!」「イルマ様!!」
親友同士がやっと再会!!✨2人は手を取り合って大喜び!「御無事で何より!イルマ様なら生き残ると確信しておりましたが!おケガはありませんか?おなかすいてませんか?」といつもはクールなアズくんが興奮して立て板に水の中、ジャズは一応「俺もいるよ~」と呟きゼゼくんとヴィネくんは引き気味、シルビアとチマちゃんも一応再会を喜んでいるようですw
さすがです、きっとたくさんご活躍を・・・と言ったアスモデウスはまたハッとする。見れば自分に説教垂れたカルエゴ先生がモフモフ姿に・・・「おやおや?カルエゴ卿ではありませんか?少し見ない間に随分ふわふわになられましたね~?w」と挑発的に先生の周りをぐるぐる回り始めたアズくん💦「粛に!ウァラクか貴様!💢」と怒られさすがに止まるアズくんです😅クララと同等とは思われたくないみたい・・・w
元気そうでよかった、あぁ心強いぜ、と入間とジャズ。ここで3チームが合流できたのはかなりでかい!脅威のカルエゴ先生もモフモフで大人しくしてくれてるしあと少しだ!絶対生き残ろう!おー!と今一度みんなで気合いを入れた、残り時間6分の時点。
入間の背後に忍び寄る無数の手。1本は首元に指が入っていた・・・
これは間違いなくアトリ!!!入間どうなっちゃうの!?💦
魔入りました!入間くん260話感想・まとめ
やっぱりアトリは先生1人で捕まるようなタマじゃなかったですね💦にしても最後が不穏すぎる!💦え、入間の首に指入ってたし連れて行かれたりしないよね・・・?💦
表立った先生じゃないけどやはり先生は強いですね💪闘いながら情報収集や状況把握、他の先生への報連相も忘れてないし生徒たちへの配慮も忘れない・・・それが風船全部割りというのはあんまりだと思いますが😅でもそれが先生が判断した最良の手段だからなんだろうなと思います。実際自分たちが「守られる立場」であることにアロケルたちは甘んじてた所あるし。本物の魔界だったらそこでアロケルたちも「状況把握」してなきゃいけないだろうから・・・💦
それにしても、他者に対して情薄な魔界でアズくんやジャズ、チマちゃんたちも再会を喜んでいるのがやっぱ特異な光景なんだよなと思います。それくらい入間が「他者と関わること」へのイメージを変えたんですよね。だからバラバラになる今回のような試験でたった1時間会えないだけでも寂しくて不安だし、再会は身に沁みるんでしょう。それで油断しちゃうのも結構あるよねこの子たち・・・裏をかかれた感じもあるし・・・💦
入間に魔の手が伸びてるけど本当どうなっちゃうの!?入間は気付けるか!?
次回も楽しみです!
病みそうなネコマツリさんの評価
魔入りました入間くん275話
魔入りました!入間くん275話ネタバレ
動き出す歯車
「髪、肌ツヤよし。体調良好オール〇。外傷もなし」そう言われながら何やら顔中をしきりに撫でられている入間。なすがままの入間に「定期チェック終わり!」と興奮気味に言っているのはバラム先生でした。
バラム先生は入間を人間だと知っている数少ない1人。先生はあくまで入間を「貴重な生き物」として、信頼関係の証としてこうして定期的な身体測定のようなものを行っているようです。興味深いデータ取れたし体調もよさそうだし、身長も伸びたね!とバラム先生は思わず入間を持ち上げる。「あと体重も・・・」と言いかけて入間はちょっと表情が固まる。でも「健康的だね」の言葉にニッコリ。「太った?」とか言われることをちょっと気にしているみたいだからね入間くん・・・😅
最近どう?と聞かれ、入間は大きな試験が終わってアスモデウスとクララと共に遊んでいると楽しそうに報告。3人は一応「魔具研究師団」に所属しているので新たに1年生を迎え入れる「ルーキーハント」に向けての作戦会議もしてるとか。あとアメリ会長と共にハイランク専用レストランでディナーした!とっても美味しくて楽しかった✨と満足そうに話す入間を見て「生徒会長と2人きりでディナー?うーんやるなぁ・・・💦」と先生はちょっと困惑しているみたい😅
そのアメリ会長とのディナーで喝を入れてもらった、僕がこれから魔界で生きていくために見据えるべきはもっと先だと気付いたと先生に話す。その言葉には確かな「本気」を感じた。先生は突然真面目な顔で入間を見つめる。
「イルマくん」そう言って先生は手招き。徐に床に敷いてあった植物の根の上に座らせ、「大事な話をしよう」と向き合うように先生も座った。突然真面目なトーンになった先生の姿を見て入間もちょっと緊張の面持ちで耳を傾ける。バラム先生は今回の「心臓破り」の話を静かにし始めた。
アトリ先生については「悪周期の暴走」で辞職したと聞いてるね。ただアトリはサブノックくんを「襲撃」した後、ずっと何かを探していたらしい。そして最後に明確に君を狙い攫おうとした。そこまで聞いていよいよ緊張が走る入間💦本当に何も真実は聞かされていなかったみたい・・・💦
「以上から考えて・・・君が人間だということがバレていた可能性がある」
これには入間も驚きというより恐怖でゾッとしてしまう💦そりゃそうです、最初に魔界に来た時から「人間とバレずに生活する」ことを自分の制約にし、少しずつバレても何とか外に漏れないように入間自身も先生たちも気遣っていたのだから。だからアトリにバレていたと聞かされた入間は本当に予想外だったというリアクション。「そう、だから・・・」そう言うと先生は徐に手を挙げ・・・
「保護繭(グラン・ココン)」を発動し入間を繭に包んでしまった!!💦これはどういうこと・・・!?💦
魔界の入間くん
「アトリが執拗に君を狙っていたということは、君が人間だとバレていたに違いない」そう聞かされ驚き青ざめる入間をバラム先生は突然繭で包んでしまった!💦だから植物の床に座らせたのね・・・💦
繭の中で戸惑う入間に先生は「人間である君を利用しようとしている何者かが動いている。これは由々しき事態だ」と冷静に言った。そして・・・
「君の身を守るには、『魔関署に保護を求める』もしくは『サリバン様の元で外に出さず厳重警護される』のが最善策・・・」
・・・え?入間はもうバビルスで悪魔の友達たちと学生として生活はできないの?💦入間はそれが何よりも辛かったらしく、脳裏にはアスモデウスやクララ、問題児クラスのメンバーや先生たちの顔が浮かぶ。保護なんかになったら僕はもうみんなと会えなくなってしまう・・・
「だからイルマくん・・・キミはどうしたい?」
バラム先生は繭に手をあてがって静かに聞いた。優しくも恐ろしいような顔で見つめる先生を前に、入間の答えはもう決まっていたようで。
「魔界にいたいです!だから、どんな状況になっても自分で自分を守れるようにもっと強くなります!!」
みんなと一緒に魔界で生きていきたい。それが入間の願いで「欲」でした。その言葉を聞いたバラム先生は・・・
「よし」そう言って繭を解除!どしゃっと床に落ちた入間に「ごめんね、心意気の確認というか、事の重大さを知っておいてほしくて💦」と先生。「先生は生徒の欲を第一に!でも本当に危険になったら保護も考えるからね!」そう言って笑った先生に入間もやっと安心したように「ありがとうございます・・・!」と笑って先生と手を取った。先生も意欲のある入間のために全力でサポートするから何でも相談するんだよと胸を張った。すると早速入間から「お願い」が。
「もし実習の授業が始まったら・・・シーダ先生に特訓をつけてほしいんです!!」
・・・え!?仮にもアトリと関係のあるシーダを信頼しきっていいのか・・・!?💦
先生の秘密!?
一方で、「心臓破り」で侵入してきたアトリとシーダの情報を前に応接室のような場所で話し合いをしているのは、カルエゴ先生とサリバンのSDでカルエゴ先生の先輩・オペラだった。
「今回の心臓破りについては・・・正直苦言を呈さざるを得ません」
オペラの厳しい言葉にカルエゴ先生は「と言うと・・・」と返す。それにオペラは冷静に「悪魔学校は何人も拒まない。しかしそれはひとえにバビルスを守る教師陣の実力を認めているからです」と話す。「あなた方が生徒を全力で守り抜くと信じているからこそ、我々は入間様を手元から放しお預けしている」と。「しかし今回は正直綱渡りであったとお見受けします」オペラはどうやらカルエゴ先生の行動に不満を持っているみたい💦
アトリという思わぬ敵の出現に、ポロちゃんという予想外の介入者もいた。「番犬」の名を冠するカルエゴ先生が遅れを取っていること、そして「『教師陣の中から』裏切り者が出た」ということにオペラは問題を感じているらしい。本来悪魔学校の教師は「試験」もしくは「有力悪魔からの推薦状」によって採用されるのだが、アトリもシーダも推薦状採用とのこと。
その2人を推薦したのは・・・「ナベリウス・ナルニア」という悪魔。彼は魔関署特別警備長であり、カルエゴ先生の兄であった。
オペラが問題視しているのは、番犬の名を冠する「ナベリウス家」の身内が推薦した悪魔が悪魔学校を裏切る存在になったこと。それで弟であるカルエゴ先生を問い詰めているようなのです💦
「ナベリウス・カルエゴ卿。お前の兄と今件の関わりについて納得いく説明を求めます」
怖い顔でカルエゴ先生を詰めるオペラ!!カルエゴ先生の兄のことがわかる?そして本当に兄はアトリたちと裏で繋がっているのか・・・!?💦
魔入りました!入間くん275話感想・まとめ
とうとう巨悪の存在を入間くんにわからせる展開来ましたね!!いつか来るとは思ってたけど、まさかカルエゴ先生の兄がアトリとシーダに関係しているかもしれない話は予想外でした💦カルエゴ先生も兄弟同士ギスギスしてるっぽいし、だからと言ってカルエゴ先生に責任擦り付けられるのはちょっと不憫な気もするけど・・・💦
バラム先生はやはり優しいですね💦急に繭に包んで「君は保護対象」と釘を刺されたらびっくりするし急に友達たちと会えない生活になるというのは悔しいし悲しいと思うのです💦入間は特に人間界で学生生活送ってなくて今が一番充実してそうだから・・・💦でも「君はどうしたい?」という意思確認してくれるのが先生の優しい所。人間界でもしこうなったら問答無用で保護監禁されるでしょうね💦そこはある意味魔界という特異能力が使える生き物の世界だからこそできる寛容さなのかもしれませんが・・・
魔関署と聞くとアメリ会長のお父さん・アンリさんが浮かびますが、カルエゴ先生の兄はどういうポジションなんでしょうね?でも推薦状を出せるくらいランクも高そうだし特別警備長という役職からして実力はありそうですが・・・てかカルエゴ先生が遅れを取ったのって、入間が使い魔姿にしちゃったからでは?💦下手に動くと「躾」が下っちゃうし、あまりカルエゴ先生を詰めないでオペラさん💦入間も何とか弁解してくれるといいなぁ💦
あとやはり、女性である生徒会長と「2人きりでディナー」は、先生からしてもちょっとスゴイと思う行動なんだな・・・大いに同意するよ・・・←
次回も楽しみです!
病みそうなネコマツリさんの評価
276話
魔入りました!入間くん276話ネタバレ
先生も大変
「教師陣から敵が出た」「その敵だったアトリとシーダを推薦したのがカルエゴ先生の兄」ということでオペラの詰問に遭うカルエゴ先生!!カルエゴ先生の返答は・・・
「・・・実の所、私もまだ事態の整理ができていません」カルエゴ先生は静かに目を瞑り両手を組んで口を開いた。アトリとシーダと兄が個人的に関わっているのか、何者かの謀略か、はたまた魔関署全体が絡んでいる可能性もある。いずれにせよ兄には近いうちに会って話をしてくると話した。「そして万が一悪魔学校並びに生徒に対し敵意があると判断した場合・・・」
「番犬としての責務を全うし身内であろうがその首を噛みちぎります」
カルエゴ先生はバチバチと電撃のオーラを纏って「敵の粛清」への誓いを立てた。その様子を見てオペラは、下がっていた頭の上の猫耳のような部分をひょこっと上げる。「その気概はあるようですね、私も言葉だけでなく行動での挽回を期待しています」そこまで言うと急に立ち上がったオペラ。
「では、その心意気が本気かどうか試させて頂きましょう」
そう言われ思わずビクッと体を震わせるカルエゴ先生💦オペラは片足を机の上に乗せ睨みを効かせながらカルエゴ先生を見下ろし「今からする提案に許可を出しなさい。異論は認めませんよ」と言い放った。カルエゴ先生ですら冷や汗ダラダラで動悸が収まらない先輩・オペラの「提案」とは・・・!?
その後、カルエゴ先生を探していたらしきバラム先生と鉢合わせ。しかしカルエゴ先生は見たこともないくらいげっそり弱っていた・・・💦「30分で6kgくらい落ちた・・・💧」とボヤく同級生を見てよほどオペラさん怒ってたんだねとバラム先生。何発か蹴られる覚悟ではいたけど話し合いで済んだと話すカルエゴ先生は殴られる以上に精神的に疲弊している様子。
「無理もない、今回の件に関して私は何も言い返すことはできん。オペラ先輩の指摘は教師陣に落ち度があり事実だし正当だ」「だからといってあんな条件を飲まされるハメになるとは・・・!💦」そう言って頭を抱えたカルエゴ先生に胃薬を勧めるバラム先生。一体オペラの出した「提案、条件」って何なんだろう・・・?💦
裏を返せば・・・?
カルエゴ先生の気概を確かめるべくオペラはカルエゴ先生ですら憔悴するほどの「条件」を突きつけたらしい。その話をバラム先生にした所でバラム先生も何やら話したいことがあるようで。
日を改めた方がいいかな、いやオペラ先輩の波に乗って言っちゃおうかとブツブツ言うバラム先生にカルエゴ先生が何だと踏み込んできたためバラム先生も話すことに。それは「シーダ」のこと。
少し前、入間と話した際に入間は「シーダに実技の特訓をつけてほしい」とバラム先生にお願いした。理由を聞いてみると、「心臓破りの時に『相手を傷つける覚悟が足りない』って言われてその通りだと思った」と言う入間。「シーダ先生は強くて優しくて、何度も僕を助けてくれて・・・」そこまで聞いて「何度も?今回だけじゃなくて?」とバラム先生のツッコミが飛ぶ。実は試験の時に守ってもらっただけでなく、ウォルターパークの時でも入間はシーダに助けてもらっていましたw記憶は消されているはずなので入間も自覚がないようだけど・・・?
「とにかくシーダ先生の強さに憧れているというか参考にしたいというか、もっと話したいし教えてほしいんです」
「だから・・・シーダ先生には早く授業に戻って来てほしいんです」
入間の言葉に嘘はない。だからこそバラム先生はぽかん。「辞めた」と思っているならこんな発言は出ないはず。校内で拘束していることは漏らしていないはずだが、入間は何か感じ取っているのか?生き物の勘?それとも『人間』だから・・・?
「人間ってみんなこうなのかな~入間くんの特色かなぁ~」バラム先生はわからない気持ちを入間の頭を撫でることで緩和しようとしてるみたい😅でも頼ってほしいって言った手前、入間の希望をできる限り叶えようと先生は約束してくれた。
「だから難しいとは思うけど、シーダさんは教師復帰の方向で・・・」今カルエゴ先生に何とか伝えたバラム先生。と、言い終わらないうちにカルエゴ先生は何やらファイルを手渡した。開いて見ると「シーダについて・・・教員復帰を許可する」の書類が!!💦いつの間に!?💦とバラム先生が驚いていると、カルエゴ先生が説明を始める。
シーダは魔関署の推薦採用、その魔関署においそれと身柄を引き渡すことはできない。手元で様子を見るべきと判断された結果が全くタイミングのいい結果になったと。でもこんなすぐいいの?とバラム先生の心配もごもっとも。でもカルエゴ先生は心配いらないとのこと。
「万が一の保険・・・条件付きだからな」何か・・・話が見えてきたような!?
青天の霹靂!?
「入間の希望を通し」、「条件も飲む」その結果やいかに・・・
問題児クラスの教室「王の教室(ロイヤル・ワン)」。全員の前に・・・
「本日より改めて皆さんの実技を担当します、シーダです」シーダ教員復帰!!これには問題児クラス全員が大喜び✨シーダ先生久しぶり!やったー!と言いながらみんなシーダを取り囲みますw「アトリ先生辞めちゃったから一緒に辞めちゃうかと思った」「辞めないよ」「お身体はお元気ですか」「元気」「これから学校いっぱいくる!?」「う、うん」その中で入間も「よかったぁ、戻ってきてくれて・・・」と安心したような笑顔を向ける。一瞬絆されそうになったけど・・・
「僕シーダ先生にいろいろ教えてほしいことが・・・」と入間が話し始めた所でハッとして急に爆速で後ずさりしたシーダ😅心臓破りでの「・・・えっち」事件を思い出したのか!?←
警戒心剥き出し?のシーダと困惑する入間を横目にカルエゴ先生が「彼女はまだ新任、直接的な指導にはまだ不安が多いので『実技補佐』を担当する」と説明した。ということは、カルエゴ先生が実技担当教員!?😱
「いや」その言葉でリードやプルソンは心底ホッとした表情を浮かべるが、「貴様らには心底同情する」と言いながらカルエゴ先生は「この度新しく特別教員を用意した」どうぞ、と入室を促した。その「特別教員」というのは・・・
「実技特別教員のオペラと申します」
!!!???これには入間を筆頭に問題児クラスびっくり!!!💦え、オペラさんが、えっ!?💦と全員が状況を飲み込めていないのをよそにオペラは「指導は緊張しますが・・・誠心誠意心を込めてガッツリしごき上げますのでよろしくお願いします✌」と結構ノリノリ・・・
ええええぇぇ!!!???💦
何とSDオペラが教員も兼任!?問題児クラスの実技はどうなるのか!?💦
魔入りました!入間くん276話感想・まとめ
まさかのオペラが教員に!?何となく話の流れでオペラ来るかなと思ったのですがその通りでしたね😅まぁオペラは悪魔学校理事長・サリバンのSDで悪魔学校の出身でカルエゴ先生バラム先生の先輩だからね・・・カルエゴ先生とは因縁の中だけどどうしても勝てない相手なんだろうなぁ😅
カルエゴ先生の兄の話が聞けるか?と思いましたがそれはまた先って感じですかね。あまり兄弟仲がよくなさそうだし(カルエゴ先生が苦手意識アリ?)直接会って話してくる所も見たいですよね・・・てかナルニア兄さんってカルエゴ先生が悪魔学校の生徒だった時に悪魔学校の警備員だったよね?いつもだらしなく寝てばかりの兄さんがなぜ魔関署に?そしてなぜ六指衆の2人を推薦したのか・・・その辺りの話も聞きたいですよね!
入間はシーダを信じたい気持ちが強いのと、バラム先生が思ったように「生き物の勘」というのは悪魔以上にあるかもしれませんよね。人間界で大変な思いしてきた賜物もあるだろうし、シーダは六指衆で悪者の中に属していたかもしれないけど決して悪者ではない、というのを勘として読み取っているのかもしれません。読者も信じたい人が多そうだけど、万が一バールの言う通り「アトリと任務を守るために」入間を庇う行動をしたんだとしたら・・・そうなるとオペラの「提案」はめちゃくちゃ合理的な気がしますね!💦
何だかカルエゴ先生が担当するより厳しそうだけど・・・オペラの授業ってどんな感じ!?
次回も楽しみです!
病みそうなネコマツリさんの評価
ネタバレ
魔入りました!入間くん270話ネタバレ
影の発注ミス?
バビルス教師陣の実力は魔界でも指折り。そんな彼らを支え見守る「影の存在」というのがいる。彼こそは「教師寮の管理人」である「影魔のオトンジャ」という悪魔!顔は黒いモヤのようでハッキリしない小柄な悪魔です。
ちょっと不気味な風貌だけど、そんなオトンジャさん、「ご飯の発注、ミスったんじゃ・・・💦」と震え声。周りには山積みの食べ物が。これだけの量を消費するにはあの子を呼んでくれば即解決しそうだけど、オトンジャさんは彼のことを知らないのか、独自の対応策を考えた。それは・・・
教師寮の会議室ではイフリート先生が大量の書類を前に残業中。そんな先生に「夜食の差し入れ」と少しずつ食べ物を持って行くことにしたのです。素直に喜んで受け取るイフリート先生wすごい量の書類ですんじゃ~とオトンジャさんが圧倒されていると「警備体制の見直し」と先生。「今回みたいにいつどこで誰が敵になるかもわからないから」やはり心臓破りで新任として入って来たアトリがスパイで生徒を襲ったという事実はすべての先生にとっても脅威で由々しき事態だったのです。
「確かに恐ろしいんですじゃ・・・こんなに廊下が黒コゲになってしまうなんて💦」とオトンジャさんが現場写真をふと見て震え上がるも、それはイフリート先生がアスモデウスと戦って本気を出してしまった時のやつ😅それはイフリート先生も自覚はあるようで、「面白い炎を使う生徒がいて、メラメラのボコボコだよ~w」と盛り上がる先生。生徒にメラメラですんじゃ!?大丈夫?と聞かれ「火加減したから大丈夫」ってそういう問題じゃないと思うよ・・・😅
こんな感じでオトンジャさんは発注ミスした食べ物を遅くまで仕事や鍛錬に励む先生たちに差し入れしに行くことにしたようで。次に向かった訓練場では、モモノキ先生にイチョウ先生、スージー先生にブルシェンコ先生がより実戦的な訓練の真っ最中。オトンジャさんの厚意は素直に受け取り、岩山についた痕を見て「気合い入ってますんじゃ💦」とオロオロするオトンジャさんに、「元祖返りのような己の知識や経験では推し量れない得体の知れない敵が来た時でも適切な対処をして生徒を守れるように鍛えまくるしかないと」と真面目な顔で自主的な訓練に励んでいるらしい先生たち。
それを聞いてオトンジャさんの黒いモヤの顔から滝のような涙が!💦先生たちが生徒を本当に大切にしていてそのために本気を出している姿勢に感動したようです💦そんなオトンジャさんの素直な反応に満更でもない先生たちwってこれ、オトンジャさんによる先生たちへの状況確認なのでは・・・?
先生たちの「緩急」
生徒を大切に思っている先生たちの心意気に胸打たれたオトンジャさん💦泣きながらイチョウ先生がアトリから生徒を守った話を吹っ掛けると、イチョウ先生は気まずそうに目線を逸らし・・・
「なぜか生徒に結婚を迫られてて・・・💧」
えっ!?💦その場にいた全員が驚き「まさか生徒に手を!?宝を狙う敵には凄惨たる教育を!🔥」とブルシェンコ先生とスージー先生が窘めに入るが、イチョウ先生はもちろんその気はないし「気付いたら近くにいて後をついてきた」とのこと。イチョウ先生に言い寄っている生徒とは、アロケルにも結婚を迫っていた1年生のリンチャンです😅アトリに襲われた際、最初に助けてくれたのはイチョウ先生だったからっぽいけど、どんだけ強い悪魔を婿に欲しいんだリンチャンは・・・😅
その横でなぜかモモノキ先生がしゅんとしている。「生徒に対して言えば、私も厳しすぎたかも。カルエゴ先生に大役を任され張り切り過ぎて挙句の果てに欲に負けて・・・大反省ですぅ〜!!😭💦」カムイを医務室送りにするほど攻撃を繰り返し、挙句フィーネ嬢の術にかかって弱々しいカルエゴ先生(に見えるカムイ)を激写してましたからね・・・オトンジャさんとスージー先生が「失敗は誰にでもありますんじゃ」と宥める💦
そんな感じで次にオトンジャさんが向かったのは食堂。そこには書類整理をしているマルバス先生とオリアス先生が。
出前飯久々だな、と言いながら屋上にいるロビン先生のことを気にするマルバス先生。どうやら食堂の前に屋上のロビン先生にも差し入れを持っていった様子。「元気そうだったけど、せっかく後輩が出来たのに残念だと落ち込んでもいた」と報告。確かに、ロビン先生が1番後輩教師だった中にアトリたちが入って来たから、それを裏切られた形になって残念だったのでしょう。
「俺らは教師で、アトリは教師じゃなかった。それだけの話だよ」そうすまして言うオリアス先生だが、ロビン先生が不憫なのと自分たちも残念だという気持ちが伺えます💦だがすぐに「報告書や始末書の整理も全部新米の仕事だったのになぁ」「また俺らが新米になっちゃったからね」とマルバス先生と共に軽い感じで言ってみる。マルバス先生のは生徒に対してのえげつない拷問器具の、自分の報告書でしょ?とオリアス先生がいたずらに言うと「申請通らなかったから本物は使ってない!針針ムカデだって簡易型だったし」あれで簡易型かい💦てか本物申請出したんかい💦
オリアス先生だって風船割り過ぎ!むしろ忘れたことダリ先生に詰められた!と言い合う2人の横で「ロビン先生におかず1つ渡し忘れた💦」とオトンジャさんが言うので「ロビン先生こそ新米だし書類仕事やらせよう」とマルバス先生たちが持って行くことに。そしてオトンジャさんは次なる場所「別館奥」へ。そこにはバラム先生がいました。そう、「シーダへの尋問」を秘密裏に静かに行っているのです。
その状況もオトンジャさんはそれとなく聞き込み。やはりオトンジャさんも「仕事」をしているようで・・・?
立派な先生たち
発注ミスした食べ物をすべての先生たちに差し入れしに行く影魔・オトンジャさん。シーダに聞き込みをしているバラム先生にも運ぶついでに状況を聞くと・・・
「受け答えもしっかりしてて辻褄も合っているし至極冷静。だが『アトリ』の話に関しては少し動揺して嘘が混じる。だからこそ今すぐの解放は難しい」とのこと。「でも、彼女は入間くんを助けてくれた。あの状況で生徒を守った行動には僕も含め教師陣全員が感謝して評価している。だから・・・」
「彼女がバビルスの教師に戻ってくれたら嬉しいです😊」
バラム先生はオトンジャさんの耳元でこっそり本音を呟いた。「解放」と言っているように、バラム先生はシーダのことをどこか信用したい所があるようです。そこへムルムル先生も匂いにつられてやって来た。お疲れ様です・・・w
そして管理人室へ。「以上が皆様のご様子ですんじゃ」と、オトンジャさんはダリ先生に書類を提出していた。本当は僕が見回るべきなのにごめんね、と言うと「いいえ」とオトンジャさん。
「ダンタリオン家SD、影魔のオトンジャ。我が身は常にダリ様のために」
オトンジャさんはバビルス教師寮の管理人でありながら、ダリ先生のSDだったのです!それを受けて「いつも本当に助かってるよ」とダリ先生も感謝を述べる。と、管理人室の窓を叩く音が。見るとカルエゴ先生が立っている。
「本当に反省会付き合ってくれるんですね!✨」「対策会議です!💦」
そしてオトンジャさんに後を任せ、ダリ先生たちは会議へ。遠くにいるバラム先生たちはリモート、他の先生は会議室に集まって対策会議を始めます。その様子を「お疲れ様ですんじゃ。誇り高きバビルス教師の皆様・・・」とオトンジャさんは背後から見守るのでした。
後日、ご飯の発注ミスはガチだとダリ先生にバレたオトンジャさん💦「お給料から引かないでほしいんですじゃ・・・💦」と顔を覆って縮こまるのでした😅
病みそうなネコマツリさんの評価
ネタバレ
前話までのあらすじ
「心臓破り」は昇級試験。ということで、今回のたった2人の昇級者を発表!
ザワつく会場に「粛に」とカルエゴ先生が壇上に上がり、「たった1人で教師を抑えた」功績を讃え、アスモデウスがランク5に!✨アスモデウスのバッジが4から5に変わり、アスモデウスは入間たちに向けて満面の笑みで手を振るw
そしてもう1人は、最後まで機転を利かせて生き残ることができたゼゼくんをランク3に!✨最初は信じられなさそうに固まっていたけど、すぐに「全智全能とヒトは呼ぶ!」べべんっ!といつもの調子でポーズを決めたりしていましたwただチマちゃんを挑発は余計だったと思うよ・・・😅
そしてアスモデウスは挨拶もそこそこに足早にどこかへ去って行った。問題児クラス全員で医務室に飛び込むと・・・
そこには手当され眠るカムイとロンロン&プコ、果物を食べるサブノックが。彼らは激闘の末医務室に運ばれ結果発表に出られなかったため、全員心配していたのです。でもアスモデウスが昇級したことに「次は己が!」と大声を出すサブノックに一安心ですw
全員揃った所で「聞いてよ!」とリードが口火を切り、それぞれが体験した試験の大変さを語り始めた。
開始1秒で割られた、頭使ったのにスージー先生怖かった、僕は後輩にも慕われて覚醒もした、カムイは幻覚見てる?、籠絡は1000年早いなんてあの陰湿教師乙女心全然わかってないわ!、後輩生意気だしまじうざい(というわりには連絡来る)、「かたじけない」としか言わないゴエモン、ロンロン&プコは己の子じゃない、教師陣本気出してなかった、マルバス先生は悪夢に出るくらい恐怖、ゼゼくんを褒めたけどアズくんの一番は入間・・・
みんな思いはきっと一緒。ちゃんと大切なものを守るためにもっと強くなりたいって。
いつか本物の敵と出会っても立ち向かえるように。
「心臓破り」終了!!これから入間たちはもっと強大な敵と出会うことになるのか・・・?
魔入りました!入間くん267話ネタバレ
教育者の仕事
「心臓破り」での混乱を踏まえ、教師陣は各自調査など「教育者としての仕事」を淡々とこなしていた。まずは教師代表としてサリバンに任されたダリ先生とカルエゴ先生がSDオペラに報告書を提出。
試験中においての教師陣の対処は適切であったか、試験を続行すべきだったか、生徒へ不安や不穏が広がっていないか、怪我人の治療は迅速に行われたか、生徒の精神的ケアがきちんと行われているか、校舎や学校の設備の強度や構造の再確認及び不備がなかったか・・・これだけの課題、責務があった上でやっと「アトリ、シーダについて」と言う問題が出るのです。オペラの前には大量にまとめられた書類が置かれています。
「確かに」と受け取るオペラに「我々としても今回の件に関しては重く受け止めています」とダリ先生。それを踏まえて教師陣それぞれに修練と今後に備えた対策を命じ、それに応えるように先生たちも各自鍛錬や調査、研究などを行っているようです。これからも生徒たちが安全に、健康的に学生生活を送り適切な「教育」を施すために・・・
アトリについても塵1つ残さず調査中とのこと。元13冠のポロちゃんに連れ去られた後も教師陣はどんな手を使っても必ず洗い出すつもりなのはわかる。もう1つは「彼女」について。これはオペラもダリ先生に改めて質問していました。
「彼女」とはもちろん「シーダ」のこと。シーダもアトリと同じタイミングで新任教師として学内に潜入してきたため、いくら試験中に生徒を守るような行為をしたとて信用する相手ではありません。バラム先生とムルムル先生が「監察」しているとカルエゴ先生。
「徹底的な質疑応答、角の先から尾の先まで調べ上げる。万が一にでも我が校への敵意があれば相応の報いと教育を与えます」
教師として、生徒と学校を守るために抜かりない先生たち。一方で「闇」にも動きがあって・・・?
敵は冷静沈着
一方でとある屋敷では、現13冠の1人・バールが冷めた目で報告書に目を通しながらアトリを見下ろしていた。
「つまり、潜入早々任務放り出して大暴れした挙句ズタボロにやられて命からがら逃げ帰ってきたってことか?アトリよ」
苛立ってはいるらしいバールが雷をチラつかせながら机の前で体液をこぼしながら何やら呻いて倒れ込むアトリに問い詰める。「揃いも揃って床汚す趣味でもあんのかお前ら・・・」以前床を汚したのはオチョやキリヲですね💦とりあえず今回も不完全に終わった結果にバールはいよいよ怒りを露わにし、雷を纏いながらアトリの前に進み出た。
「余計なマネして好き勝手暴れて敵に情報与えて帰ってきて・・・この不始末、どう落とし前つけんだアトリ・・・⚡」
床に突っ伏しながらどうやら泣いているらしいアトリ。主人に凄まれているというのにアトリは「シィちゃんが俺を蹴った・・・」と肩を振るわせていた。「喧嘩しても俺を本気で蹴ったことなんかなかったのにぃ・・・俺、シィちゃんに嫌われ・・・う゛ぅ」
まだ自分のために落ち込んでいるアトリに「アトリ」と呼びかけバールが手を伸ばす。そして・・・
「シーダに感謝しろよ」そう言ってアトリの頭を軽く掴んだ。そしてわかっていないアトリを諭すようにバールは説明を始めた。
あの場で下手に加勢して共倒れするよりは好感度少しでも上げるために教師どもにつくのが正解なんだよ。調査や検査はされるだろうが「イルマを救った実績」と「証拠が不十分」という点ですぐに大きな処分は下さない。シーダは命懸けで任務とテメェを守ったんだ、まともに考えりゃわかんんだろうが。
そこまで説明するとアトリは顔を上げ、今までぐずってたのが嘘のようにぱぁっと明るい顔になった。「なぁんだそっかぁ~そうだよねぇ~シィちゃんが裏切るわけないもんね!✨」そう言いながらも「はぁー、よかった・・・」とため息交じりに言うアトリの顔は赤らんでいる。もしかしてシーダのこと好きなの・・・?💦
動き出す巨悪
シーダに嫌われたと思っているアトリを冷静に宥めたバールは本題へ。潜入して手がかりになるものは何でも持ち帰れという任務の結果をアトリは提出する。
ゴトッ、と出したのはサブノックが悪周期を解放させた薬と、以前マルバス先生の魔具で出した問題児クラスの能力表。一番上には入間が出した謎の紋章が浮かぶ真っ黒な表が出ていた。どうやら全員分ではないようだしアトリは「役立ちそうだし面白い」だけで持ってきたらしいし、アトリは「悪周期解放薬」の方が興味があるみたいだけど・・・アトリの言葉を遮ってバールは「これが何かわかるか?」と尋ねた。
そしてニヤリと笑った。入間の能力表に浮かんだ謎の紋章・・・「デルキラの紋章・・・決まりだ」
「イルマはデルキラの魔力を有している。ヤツの復活にはあの人間が必要だ」・・・え?そうなの!?💦ということはやはりデルキラは元人間・・・?入間の魔力は借り物のはずだけど、「異界の者が持つもの」がリンクしているということ・・・?💦
「デルキラが復活すればその力を取り込むことができる」
バールはそう言って徐に以前サブノック家の当主、サブノックの父・サブザンに作らせた武器をとある部屋の鍵穴に挿した。ガチャッ、と錠を外し重々しく扉が開き、その中には・・・魔獣や巨大な蜘蛛などが入った培養器のようなものがたくさん並んでいた。
「俺たちは必ず悪魔を越えた存在になれる。もうすぐだ・・・」
同じ頃、別の場所で「もうすぐだ」と言っている悪魔がもう1人。それは、礼装に身を包み美しいドレスとダンスを踊るキリヲの姿が。「もうすぐキミに会いに行くで、イルマくん」キリヲのそばには「デビキュラム」と書かれた真っ黒な封筒が。キリヲはバールの元にいながら何を考えているのやら・・・
入間の秘密と「価値」を知った者たちが入間を欲して魔の手を伸ばす。入間はどう立ち向かっていくのか・・・
病みそうなネコマツリさんの評価
277話
魔入りました!入間くん277話ネタバレ
SDのお伺い
心臓破り終了後。サリバン邸にオペラが帰ってくると・・・何やらサリバンがベッドに突っ伏してズーンと落ち込みぐすぐすとべそをかいていた・・・💦
「ぶええぇ~どうしようオペラ~!!イルマくんたち生徒の前であんなに怒っちゃったんだよ!?怖かったよねぇオーラ出てたよねぇきっと~!!💦」先日の心臓破りで生徒に危害を加えたアトリを制裁する際に「魔王になれぬと言われた」と煽られた上に、旧知の仲だったポロちゃんとの重い決別を為したサリバン。感情をむき出しにしてしまって子供たちの精神を蝕んでしまったかもと気にしているようです💦
「心配かけちゃったことをちゃんと謝りたいけど、私はすぐ魔界塔(バベル)に行かないとだし・・・このままイルマくんに嫌われたら生きていけない~!!😭」大人として、保護者としてちゃんと子供たちへの気遣いをしてくれるサリバンはやっぱ立派ですね・・・ちょっと子供っぽいけど←
サリバンに泣きつかれたオペラは少し考えた上で「サリバン様、教師になってもいいですか」と藪から棒に提案したのでした😲
無論「何急に!?💦」とサリバンにも驚かれ、その後カルエゴ先生との話の時にも「本気で仰っているのですか」と聞き返されたオペラ。しかしオペラは毅然と「貴方も理事長もバビルスを不在にする中、アトリの後任教師とシーダの監視役が必要という状況なのだから、むしろ私以外の適任がいるのですか?」と言い放ち、オペラはとんとん拍子で悪魔学校教師になったのでした💦
早速教師の制服を着て職員室のに挨拶に行ったオペラ。あまりにも自然な感じで来るので先生たちは全員困惑💦「一体何がどうなって・・・💦」「どういうことなんですかカルエゴ先生!?💦」「私が一番聞きたい💦」他の先生たちがヒソヒソ恐縮して話す中、「またとんでもない新任が来ちゃいましたね!🤣」とダリ先生だけは大笑い。そんな中「至らぬ点があればご指導ください」なんて言うオペラにそんな畏れ多い!💦と後ずさり。本当にすごい悪魔なんだね・・・💦
するとオペラのそばに気配が。見るとロビン先生がキラッキラした目でオペラを見上げていた。そして・・・
「新しい後輩だやった~!!✨」とオペラの両手を取ってブンブン振った!!💦そのままロビン先生は「僕のことはロビン先輩でいいよ!わからないことは何でも聞いてねオペラ後輩・・・」なんて言い出したのでカルエゴ先生が慌てて「やめろ💢💦」とロビン先生の頭を鷲掴み。お前死にたいのか!?何で死?僕もう新任じゃないっすよ!とあまりにも怖いもの知らずなロビン先生にいよいよ他の先生たちは青ざめるが・・・
「オペラ後輩・・・なかなかいい響きですね・・・✨」いいんだ・・・😅
いろいろあって本当にオペラは悪魔学校教師に!!どんな先生になるのかな!?
時の人・オペラ先生
悪魔学校に重要で有力な悪魔が不在となる埋め合わせをオペラがすることに。職員室で挨拶をした後、オペラは校内を順に挨拶回り。まずは生徒会へ。
「まさかオペラさんが教師に就任するとは!」オペラの来訪に純粋に喜んでいるらしきアメリ会長。会う機会も増えそうですねという言葉に「嬉しいです!よろしければ我々生徒会の指導もお願いします!!」とアメリ会長は興奮気味に提案。えっ、初耳なんだけど💦と他の生徒会員はびっくりしてるけど・・・「えぇ喜んで」「できれば最高にキツイのをぜひ!」と、ただでさえ厳しい生徒会がよりハードになりそうで・・・生徒会員にとってはたまったもんじゃないよなぁ😅
「ねぇ聞いた?新しい先生!」「知ってるオペラ先生でしょ!?」「本当に教師の服着てたよ!」「見たみた!」と校内中で一躍有名人になったオペラ。そもそもオペラはカルエゴ先生の直接の先輩に当たるためか生徒たちにも噂が広がっているらしく、「サリバン理事長のSDで理事長を支える凄腕の美悪魔」「しかし実態は謎に包まれてミステリアス」という印象らしい。性別もまだわからないし恐らくオペラ自身が公表せず謎めいた存在なんですね・・・
オロバスくんたち同級生の他クラスや後輩たちのクラスでもオペラの噂は持ち切り。オペラは他にも用務員さんや購買部など校内の隅々まで挨拶回りしていたらしく、校内を歩く生徒たちにも声をかけられれば応えてくれる紳士的な対応をしているようで評判は上々。「問題児クラスの臨時教師やるって」「実はランク9じゃないかって噂」「えー俺も授業してほしいー」「いいなー問題児クラス!オペラ先生に教えてもらえるなんて・・・!✨」大人気なオペラ・・・w
実際「オペラ先生」と改めて対峙する入間たち問題児クラスのメンバーは他生徒の期待とは裏腹に緊張の面持ち💦改めて「実技担当オペラです」「補佐のシーダです」と挨拶をした後、一体どんな鬼の授業がと全員ハラハラドキドキ。オペラの指導は・・・「では皆様、まずは・・・」
「お茶にしましょう」
・・・え?お、お茶・・・?💦
これぞオペラ流
オペラが先生になる!全員どんな鬼のしごき訓練が来るかとドッキドキだったのに、オペラから発せられたのは「お茶にしましょう」という一言。・・・は?💦
拍子抜けした入間たちが困惑していると「まずはお互いの親睦を深めましょう。私ももっと皆様のことを知り、私のことも知ってもらいたい」お茶の準備は任せて、と言われて全員ドキドキがワクワクに変わり始める。ではこちらへ、と誘われ全員はちょっと安心してオペラについて行く。とここで「歩いて行ける場所なので、羽を使わずついてくるように」とオペラが謎の忠告。・・・ん?
そして。美しい食器に美味しそうな綺麗なお茶菓子やお茶が所せましと並べられている机の上。オペラは優雅にお茶をすすりながら「やれやれ、シーダ先生」と一言。ハイ、と応えたシーダは何やら目を見開いて冷や汗。せっかくのお茶にも手をつけず、いや、つけようにもつけられないといった感じでただソワソワしている。ん?一体どうなってるの?💦
「寂しいものですねぇ、2人きりのお茶会というのは・・・」何やらオペラとシーダがいる場所は屋外の高い場所みたいだけど・・・💦
「全くどうして皆様、足の遅いことで・・・」「お茶会って・・・どんなお茶会いいいいぃぃ!?💦」何か叫んでる問題児クラス・・・
問題児たちがそう叫ぶのも無理はない。何とオペラ、針のように切り立った岩のてっぺんでお茶会を開いているのだ!💦しかも何kmも離れためちゃくちゃ高い岩・・・問題児たちは自力で必死に切り立った岩をよじ登っているのです!💦しかもある程度の場所を超えると岩肌が全くのツルツルで掴まる場所が一切ない💦どうすればいいのやら・・・と思っていると「あー、テストテスト・・・」と言いながらオペラは岩のてっぺんから拡声器で話し始めた。
「飛行、使い魔、家系能力すべて禁止。己の身体と簡単な魔術のみで登っていただきましょうか。お茶が冷める前に・・・」
お、鬼いいいいぃぃぃ!!!💦💦💦
これがオペラの最初の授業、オペラの流儀!!さすがに一筋縄ではいかない・・・!💦
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ところが入間を買った悪魔サリバンは「お願い孫になって!甘やかすから!」と意外過ぎる条件を出してきます。
きれいな部屋、上質のプレゼント、おいしい食事、そして学校に通わせてくれるという。人間界にいた時より大事にされる入間だったが、
「人間だとばれたら食べられる」!
おっかなびっくりで悪魔だらけの学校に入学するが、
いきなり下僕になったアスモデウス・アリス(アズ)や少々怪獣的なウァラク・クララなどと友達になり不思議な学園生活を送る。
しかしサリバンは入間びいきなので、入間にチート能力を与えてしまい、大騒動を起こすきっかけばっかり作って入間は学園で注目されてしまう。
それが幸か不幸か、さらなる運命を引き寄せていくのですが…?
キャラもモンスターもみなどこかかわいらしくて非常にとっつきやすく、とても「チャンピオンらしくない」漫画です。NHKでアニメ化して子供たちに認知され、2期も予定されています。
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