1分でわかる「カニバリズム映画」
人類のタブー“人食い”がテーマの映画も多数
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グリーン・インフェルノ
(引用元: Amazon)
“カニバリズム”とは、人間が人肉を食べる行動あるいは習慣のこと。狭義では宗教儀礼としての食人習慣を指していますが、生物学上では共食いを表す用語でもあります。人類の禁忌とされる行為ですが、食人をテーマにした映画も多数制作されました。愛ゆえに食人へ走る少女の猟奇ホラー『トランス/愛の晩餐』(1982年)、食人鬼とFBI訓練生との奇妙な交流を描く『羊たちの沈黙』(2001年)、食人族が待ち受ける恐怖の村が舞台の『グリーン・インフェルノ』(2013年)などがあり、身の毛もよだつグロ系ホラーから、グロい描写や怖い作品が苦手な人も楽しめる笑い・ユーモアあふれる作品まで揃っています。
ダークな雰囲気あふれる定番
トマス・ハリスの小説を映画化した作品。精神科医で収監中の食人鬼であるハンニバル・レクター博士と、任務のためにレクター博士のもとを訪れたFBI捜査官見習いのクラリス・スターリングとの交流を描いたストーリーです。あらすじやネタバレを知ったうえで鑑賞したのですが、レクター博士のキャラが良い。最初のシーンにて匂いだけでクラリスの使っているクリームとその日はつけていない愛用の香水を当てたときに「あ、こいつはアカンやつや...。」と震えました。おかげでその後の上品な物腰と博識に満ちた人柄が余計に怖く感じます。しかも殺害した人の臓器を食べるという猟奇殺人犯としての麺を持っているのだから余計に恐ろしい。もちろんこれはほんの序の口で、残虐性と知的さあふれるレクター博士の恐ろしさが満点なシーンはほかにもたくさん出てきます。でもただ怖いだけでなく、博士とクラリスと変化していく関係も見どころ。あまり詳しく書けないですが、絶妙というか奇妙というかあの関係が良い(語彙力消失)。カニバリズム映画ではあるものの絵的にグロいシーンがでかでかと出るわけではないし、クラリス役のジョディ・フォスターが可愛いので、初めてカニバリズム映画に挑戦する人にもおすすめだと思います。[続きを読む]
ローストポークさん
1位(100点)の評価
サイコサスペンス
サイコサスペンス・ホラー作品の金字塔。FBI捜査官が、獄中にいる元精神科医の食人で天才殺人犯、ハンニバル・レクターの助けを借りて事件を解決しようとする話。終始、ドキドキ・ハラハラが止まらない感じがすごくいい。興奮。映画だから淡々と鑑賞できるけど、こういう狂った倫理観の人間が現実にいるかもしれないと思うと、かなり怖い。「羊たちの沈黙」というタイトルの意味は、最後までみれば分かる。なるほど〜〜って感じだった!
ブラックさん
3位(70点)の評価
食人系の王道
犯罪者たち全員、サイコパスすぎるだろwwwwwアンソニー・ホプキンスって、こういう博士役とか、精神科医的な役似合うよな。元精神科医で凶悪犯役、ぴったりだったなぁ。異常さが半端なくて震えたwwそしてジョディ・フォスターが美しすぎた。一番好きな海外の女優さん。
肉肉マンさん
1位(100点)の評価