1分でわかる「銀魂」
笑いと涙の人情SF時代劇コメディ『銀魂』
空知英秋が「週刊少年ジャンプ」で連載した『銀魂』は、宇宙人「天人(あまんと)」が襲来したパラレルワールドの江戸を舞台にしたSF人情なんちゃって時代劇コメディーです。万事屋を営む侍・坂田銀時と仲間たちの物語は、放送コードギリギリのギャグやパロディ満載の日常と、仲間を守るため命を懸けて戦うシリアスな長編が絶妙に融合。その唯一無二の作風が絶大な人気を博しました。2021年の映画『銀魂 THE FINAL』で本編は完結しましたが、2025年にはスピンオフ『3年Z組銀八先生』のアニメ化されるなど、伝説は続いています。個性がぶつかりあう登場キャラクターたち
万事屋(よろずや)を営む、坂田銀時と仲間たち
物語の中心は、銀さんの愛称で親しまれる主人公「坂田銀時」と、彼が営む万事屋の仲間たちです。普段は無気力で甘いもの好きですが、かつては「白夜叉」と恐れられた伝説の侍。そして、彼のツッコミ役でメガネが本体の「志村新八」、宇宙最強の戦闘種族・夜兎族の少女「神楽」、巨大なペットの宇宙生物「定春」。このメンバーが繰り広げる、笑えて泣ける家族のような絆が本作の核となっています。