1分でわかる「銀魂」
笑えて泣ける、1人の侍の生き様を描く大人気コメディ
2004年に「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始した、空知英秋による漫画『銀魂(ぎんたま)』。国内におけるコミックスの累計発行部数は5,500万部を超えたほか、2006年から放送したテレビアニメシリーズや、2017年より公開された実写映画シリーズでも成功を収めた大人気作です。銀魂で主に描かれるのは架空の江戸を舞台に、なんでも屋・万事屋銀ちゃんを営む侍「坂田銀時」と、周囲の人間たちが織りなす“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。そのなかに登場する放送コードギリギリの下ネタや、パロディを中心とした秀逸なギャグは多くの人を虜にしています。ドタバタ劇を中心とする一方で、感動を呼ぶストーリーやシリアスな展開も描かれているのも特徴。ファンの間で神回と評されるエピソードが多く、2018年に連載が終了した後も絶大な人気を誇っています。
銀魂の代表的なキャラクター
銀魂の代表的なキャラといえば、銀さんの愛称で親しまれる主人公・坂田銀時と万事屋の仲間たち。メガネが本体とされるツッコミ役の「志村新八」や、宇宙最強の種族・夜兎の美少女キャラ「神楽」が銀時ともに行動する仲間として活躍しています。
万事屋以外では、特殊警察“真選組”に所属するドS隊長「沖田総悟」や、かつて銀時と共闘した攘夷志士「桂小太郎」、過激派集団・鬼兵隊の総督「高杉晋助」などもストーリーの大部分に関わるキャラの1人です。
見た目が個性的な人外キャラも見どころとなっており、白いペンギンのような風貌をした「エリザベス」や、神楽に飼われている巨大な犬「定春」や、エイリアンのような見た目の「ハタ皇子」など、面白いキャラが多数登場しました。