1分でわかる「福島の日本酒」
日本酒の聖地で作られる、福島の日本酒
東北地方に位置し、日本で3番目に広い面積を誇る福島県。鑑評会における金賞受賞銘柄が日本一であり、日本酒の聖地として知られています。会津・浜通り・中通りと大きく3つに分けられたエリアは、それぞれ海沿いや盆地など多種多様な気候風土を持ち、地域によって全く異なる地酒を楽しめるのが特徴です。
全国的にも人気な福島の日本酒の銘柄
広大な敷地を持つ福島では昔から日本酒作りが盛んで、全国的にも人気の銘柄が数多く揃っています。甘み、旨み、香りが三位一体となった「飛露喜」、長い年月をかけて開発された酒造好適米を使用した「写楽」や、甘さと軽やかな後味が特徴の「楽器正宗」、アルコール度数が高い原酒にしては初心者にも飲みやすい「七重郎」など、福島へ行った際は飲みたい日本酒ばかりです。
地酒のおつまみにしたい福島のお土産
“高遠そば”や“いかにんじん”などの郷土料理が有名な福島県。美味しいグルメを多く持つ福島には、地酒に合うおつまみも数多く存在します。塩漬けした大根をしその葉で巻いた「長久保のしそ巻」、独自の製法で低温熟成させた「醍醐とうふ」、サンマの豊かな香りが広がる「さんまのぽーぽー焼風蒲鉾」など、お酒がすすむ食べ物はこのほかにもたくさんあります。
どこもハズレなしの福島の酒蔵
50を超える酒蔵を持つ福島県に来たら、やはり酒蔵めぐりははずせません。職人と科学の技術を駆使した酒造りが自慢の「ほまれ酒造株式会社」、200年あまりの伝統をもつ「栄川酒造合資会社」、有名人にもファンが多い酒である「又兵衛」が人気の「合名会社四家酒造店」など、遠方から来るファンも多い人気の蔵が数多く存在します。
「甘いお酒」の最高峰!純米酒がお手頃に買えるのもうれしい!
僕の中で「これぞ福島のお酒」と思うNo.1銘柄が宮泉銘醸の「冩樂」。県内外問わず人気・実力を兼ね備えており、さまざまな日本酒メディアでも取り上げられています。
バナナのような「白い肉感の果実」を彷彿とする“ぽってり”としたフルーティーな香りと、まろやかな甘み、かつベタつかない上品な余韻を兼ね備えています。これぞ「甘いお酒」の最高峰です。
冩樂のブランドで複数のスペックを展開していますが、特に「純米酒」(4号瓶1000円台前半で買えるものもあり、リーズナブル!)がおすすめ。市販酒の賞「SAKE C OMPETITION2018」では、この純米酒部門で1位と5位(1位は地元向け銘柄の「会津宮泉」)をダブル受賞しています。
また、特約店なら比較的手に入りやすいのもポイントです。福島・会津にある蔵では直売もされているのでお近くに足を運ばれた際にはぜひ。[続きを読む]
日本酒ライター・エディター
クリーミー大久保さん
1位(100点)の評価
フルーティー
フレッシュでフルーティーな香りと、爽やかな口当たりでキレのある味わいの日本酒です。東日本大震災後の全国新酒鑑評会で3年連続金賞を獲得した有名な地酒です。すっきりとした味わいなので、ボクは冷やで飲むのが好きです!!熱燗が好みの方だったら、人肌程度に温めるのがボクはおすすめです。お水のようにスイスイ飲めてしまうので、気をつけないと飲みすぎてしまうかもしれません。ボクの場合、一升瓶が二日持つか持たないか、、、と言う感じです。笑
ゴン太さん
3位(89点)の評価
スルスル飲める
タイトル通り、水のようにスルスル飲める。香りは控えめなものの、旨味がすごい。
琉球さん
1位(100点)の評価