1分でわかる「青春アニメ」
胸が熱くなる、青春アニメの魅力
青春とは「人生のなかで若くて元気な時代」のこと。そんな青春時代を謳歌しているキャラクターたちが登場する「青春アニメ」といえば、部活・スポーツに打ち込むキャラたちの姿に胸を打たれる『ダイヤのA（エース）』（2013年）や『ハイキュー！！』（2014年）ほか、音楽・恋愛・友情を描いた『四月は君の嘘』（2015年）などスポーツ＆恋愛系が多めです。近年では新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』（2016年）が神アニメだと話題に！ 時空を超えた壮大な青春物語で、日本での興行収入は250億円を超える大ヒットとなりました。
タイトルから青春感満載のラノベ原作アニメ
「青春」という単語がそのままタイトルに入っているアニメには、ライトノベル原作の『電波女と青春男』（2011年）『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』（2013年）『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』（2018年）があります。3作とも主人公が男子高校生の、ラブコメ要素を含んだ人気作。また「青春ブタ野郎」はシリーズ化されており、2019年に『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』の映画化が決定しています。
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音色に込めた、切なく眩しい青春の嘘
『四月は君の嘘』は、天才ピアニストと自由なヴァイオリニストの出会いを描く、青春と音楽が織りなすドラマです。母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなり、世界がモノクロになった少年・有馬公生が、一人の少女との出会いを機に再び音楽と向き合い、色彩を取り戻していく物語が幕を開けます。
かをりの自由奔放なヴァイオリンは、公生を再びピアノの道へと誘い、モノクロだった彼の日常に鮮やかな色を灯していきます。学園祭での初共演をはじめ、困難を乗り越え共に音を奏でる二人の姿は、互いを高め合う関係性を雄弁に物語っています。さらに、幼馴染の澤部椿や渡亮太を交えた友情と淡い恋心は、青春期特有の切なさや喜びを映し出し、観る者の心を強く揺さぶることでしょう。
クラシック音楽の美しさ、そして演奏シーンの躍動感も作品を彩る要素です。しかし、物語が進むにつれて切ない展開が訪れ、多くの視聴者が心を揺さぶられます。それでも、少年少女が懸命に生き、悩み、音楽に情熱を傾ける姿は、観る者の心に鮮やかな「色」を灯すでしょう。
▼こんな人におすすめ
・クラシック音楽が彩る、登場人物の成長を描くヒューマンドラマが見たい人
・甘酸っぱい友情と恋心が交錯する、切なくも美しい青春物語に浸りたい人
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