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カルテット(ドラマ)の詳細情報
あらすじ・スト-リー | 元プロ演奏家で専業主婦の第1ヴァイオン奏者・巻真紀、路上演奏する無職のチェリスト・世吹すずめ、妙に理屈っぽく何に対しても前に進めないヴィオラ奏者の家森諭高、自由人に憧れる第2バイオリン奏者の別府司。ある日、4人は練習していた東京のカラオケボックスで偶然出会う。演奏家としての夢を諦めきれないという共通点を持つ彼らは、弦楽四重奏のカルテット「ドーナツホール」を結成することになった。当初は運命的なものと思われた4人の出会いだが、実はその裏には大きな秘密が隠されており……。 |
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放送年 | 2017年 |
放送局 | TBS |
脚本 | 坂元裕二 |
メインキャスト | 松たか子(早乙女真紀)、満島ひかり(世吹すずめ)、高橋一生(家森諭高)、松田龍平(別府司)、富澤たかし(谷村大二郎)、八木亜希子(谷村多可美)、宮藤官九郎(巻幹生)、もたいまさこ(巻鏡子)ほか |
主題歌・挿入歌 | おとなの掟 / Doughnuts Hole |
公式サイト | https://www.tbs.co.jp/quartet2017/ |
参考価格 | 17,098円(税込) |
『カルテット』は、TBS系「火曜ドラマ」枠にて2017年1月17日から3月21日まで毎週火曜22時 - 22時54分に放送されたテレビドラマである。主演は松たか子。 カルテットとは主要キャラクター4名が組む弦楽四重奏のことで、30代の4人の俳優と坂元裕二の脚本による、ラブストーリー、サスペンス、コメディーなどの要素を交えた、「ほろ苦くて甘い、ビターチョコレートのような大人のラブサスペンス」を標榜している。(引用元: Wikipedia)
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高橋一生の魅力が網羅されている。多くの人の目に触れた作品
高橋一生が多くの人の目に触れるきっかけになったとも言える作品。高橋一生のるかっこよさ、かわいさ、とぼけた感じ、演技力、不思議な雰囲気等々多くの魅力が網羅されています。
一緒に住んでいる人たちの毎回行われるクスリとしてしまうような掛け合いもおもしろいですし、全体を通してもストーリーがあり、全員に秘密があるので、えー!と驚きも得られる早く続きが見たくなるドラマです
第1話の唐揚げにレモンかけます?の話題が面白くて毎回見ることを決めました。そのほかもアジフライの醤油等、納得できるような笑ってしまうような。もう一度見たくなる作品です
目の芝居が天下一品!
「カルテット」は、松たか子主演で、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の実力派の俳優の共演で話題となり、巧妙な会話劇と、視聴者の心に響くセリフの数々、予想もできない物語の展開に、目の肥えた視聴者達を唸らせる話題作となりました。その中でも特に満島ひかりの芝居は目を見張るものがありました。幼い頃、父親の悪だくみにより、超能力少女として有名人となりましたが、その嘘が世間にバレてしまい、人生が大変に難しいものになってしまいました。
そしてその父親と疎遠になっていた中で、父の最期を看取るか否かで思い悩む芝居が、とにかく素晴らしかったです。「どんなにつらい目に合わされても、家族なら許しあうのが当たり前。」そんな思いと、「しかし許せない」という思いとの葛藤。
複雑な思いが、繊細に目の芝居に現れていて、人間の目はこんなにも繊細な表情をするのだと、喜怒哀楽以上に目は感情をうったえるのだと、思い知らされたシーンでした。
散りばめられた伏線が絶妙すぎる
カルテットは、高橋一生さん主演という文言に釣られて見始めたのですが、彼が主演というのを抜きにしてもおすすめのドラマです。ドラマの一番最初に出てくる唐揚げレモン論争は、高橋一生って本当にそういう細かいこと言いそうだよなーと思わせるお芝居でした。最初のユーモアを交えたそんな場面が、実は「不可逆性」という伏線だったりするのがこのドラマの面白いところです。日常の何気ないワンシーンや、主演の4人の何気ないセリフだったりが伏線になっているので何度も見返して、この場面はあの場面の伏線だったのか、と考察を立てることのできるドラマです。
全員片想いの新しい時代の人間ドラマ
松たか子と脚本の坂本裕二といえば、鉄板の組み合わせです。
少しくせがあってどこか愛おしいキャラクターたちが人間関係に思い悩み、お互いに探り合いながら軽井沢で共同生活をしていく姿はDVDのBOXを買うほど愛おしく大好きです。
満島ひかり、松田龍平、高橋一生といった演技派の俳優さんたちとの演技対決もたまりません。未だに何シーズンもずっと見ていたい!と思わされるドラマです。
sofaさんの評価
役者の演技を信頼した脚本
さりげなく、ありふれた言葉でつづられる台詞が魅力でした。真紀が出所してすずめと再会したとき、すずめの父親が亡くなった後の真紀との会話は、心に重荷を抱えている人たちらしい心遣いがにじんでいました。演出や役者の演技に助けられた部分は大きいと思いますが、そういった奥行きを引き出したのは、坂元さんの脚本というドラマの骨組みがなければ始まらない者だと思います。
三人目のハルヒさんの評価
生活の細かい描写が新鮮に感じた
唐揚げにレモンをかけるのかかけないのか、そしてレモンをかけるときはめいめいでかけるのか、それとも全体にかけるのか、その時にどう声かけをしたらいいのかとかちょっとくだらないような、どうでもいいけどちょっと気になるようなことをそれなりに真面目に話しているのが面白かったです。細かくて面倒臭いことだけれど、そういった理屈っぽいことを面倒がらずに率直に話し合っている仲の良さというか、共感しやすいポイントが散りばめてあって、話の大筋がシリアスになりすぎないところがいいなと思います。
会議室さんの評価
坂元脚本の醍醐味である会話劇が最高
一緒に同居することになり、カルテットを組むことになった4人の会話劇がとても惹きつけられる。ちょっと面倒な性格を持つ4人だが、音楽が好きで真っすぐに生きているところは共感ができる。大人の切ない片思いにもついキュンとしてしまう。特に高橋一生さん演じる家森さんのこじらせぶりは坂元さんだからこそ描けるキャラクターだと思う。
どんどこ32さんの評価
とにかく会話のリズムが見ていて楽しい
からあげにレモンをかける話から夫婦の関係性に話を持っていくのがおもしろい。セリフがとにかく好きで、「大好き大好き殺したい」「私の好きはその辺に転がってる」などまたそのセリフを聞くために見たくなるドラマ。特にすずめの「私の好きはそのへんに転がってる」の回は、すずめの夢で見る別府さんとのデートがかわいい。そしてそこでたこ焼きを買ってきてくれる家森さんが好き。
すー☺︎さんの評価
複雑な事情の4人の男女が音楽活動を通して生きることを見つめます。
松たか子さん、満島ひかりさん、松田龍平さん、高橋一生さんが演じる4人が、ふとしたことで知り合い、軽井沢の別荘で同居を始めます。みなさん演技力が素晴らしいので見応えがありました。みな、楽器を演奏したくて集まったのですが、実は複雑な事情があり、嘘もついていました。毎回驚きがあり、結末が全く読めなかったですが、すてきなドラマだと思います。
おきたさんの評価
軽やかなサスペンス
第1話から楽し気かつ不穏な空気で始まり、独特な会話で飽きさせないのに時にほろ苦い多面的なドラマです。
松たか子さん演じる「真紀さん」はドラマの中でも特に謎の多い人で、一つ明らかになったと思ったらまた謎が増える、知っても知ってもよくわからないのにもっと知りたくなる、そんな魅力的なキャラクターとなっています。
レモ子しゅわーさんの評価
それぞれの人物の過去が気になって、観始めたら止まらない!
登場人物それぞれがどこか怪しくて、でもひたむきに生きている。そんな人たちを松たか子・松田龍平・満島ひかり・高橋一生の抜群の演技力で表現していて、人物描写にとても説得力があります。脚本が巧妙に練られていて、台詞ひとつひとつの存在感がすごいです。観始めたら止まらない、そして観終わったらまたすぐにもう一度観たくなるそんな面白さのあるドラマです。
青柳翔さんの評価
際立つ存在感
出演していたのは、松たか子・高橋一生・満島ひかり・松田龍平といった演技力の高さに定評のある面々。タイトルにもなっている「カルテット」はこれら4人のことを指す。作品のジャンルとしてはサスペンスでありコメディでもある。味なセリフが随所に盛り込まれており、まさに坂元裕二の面目躍如といえるものに仕上がっていたと感じる。
このランキングで私が1位に挙げた理由は無論吉岡里帆氏の存在感が際立っていたからだ。冒頭で述べた通り、メインはその4人なのだから、吉岡氏は正真正銘の脇役であった。松たか子らカルテットの演奏の場として登場するレストランのアルバイト店員という役柄で、物語の後半に突如として本性をあらわにするのだ。序盤で「目が笑っていない」というキャラクター描写が伏線としてあったものの、豹変する容姿がお見事。身震いするレベルであった。ただ美人なわけでなく本格派女優として大成する未来が見えた瞬間とも言えるだろう。
会話劇!
台詞をノートに書き留めておきたいような作品。
家族、夫婦、友情、仲間、恋愛、音楽、仕事、お金、夢、謎、サスペンス。
全てが詰まっている。
さらにクスッと笑える要素も沢山あり。
1回目より2回目、2回目より3回目とリピートする毎に好きになれます。
大人の上質なドラマの代表格ではないでしょうか。
H ZETT miiさん(40代)
2位(99点)の評価