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新世界より(アニメ)の詳細情報
話数 | 全25話 |
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制作会社 | A-1 Pictures |
監督 | 石浜真史 |
メインキャスト | 種田梨沙(渡辺早季)、梶裕貴(朝比奈覚)、花澤香菜(秋月真理亜)、浪川大輔(野狐丸)、平田広明(奇狼丸)ほか |
公式サイト | https://www.tv-asahi.co.jp/shinsekaiyori/ |
放送時期 | 2012年 |
参考価格 | 69,800円(税込) |
全 16 件を表示
全ての話は最終話のためにある
絵柄とか途中のグダグダ感とかでつい視聴をやめてしまう人が多いようですが、流し見でもいいので我慢して見てほしい。作中でいくつも散りばめられていた伏線が最終話に一気に回収され、胸を抉るような展開が本当に気持ち良かった。見終わった瞬間は言葉が出ず、そのまま何回も最終話を見直した程。Another、まどマギ、ひぐらし系のミステリー兼鬱展開が好きな方にオススメ
むんさんの評価
主人公達と同じ目線で進行する話
ホラーというか怖いアニメなんかは急に心拍数をあげてくるようなものが多いけれど、これはわからないことへの恐怖、メンタル的にゾクゾクする形がたまらない。どうしてもネガティブな進行なので好き嫌いが別れるけど、主人公が成長していくにつれ世界観がわかる感じは秀逸。
Juuunさんの評価
ジャパニーズホラーでもあり、ダークファンタジーでもある作品
このアニメの宣伝文句は「偽りの神に抗え」であり、最初見たときは意味がわからないかもしれない。偽りの神とはなんなのか、この世界の本物の神とは一体誰なのか。貴志祐介が原作である壮大なファンタジー作品で、奥深く、この世界の過ちについて考えさせられる素晴らしい作品。
ロビンさんの評価
綿密で重厚な世界観
文豪、貴志祐介が2008年に発表した原作をアニメ化したのが本作です。宮崎駿とは違うベクトルで人間の本質を捉えた作品、世に送り出すまで20年かけた作者の苦悩が見事に実を結んでいます。幼年期、少年期、青年期と3部構成となっており、序盤は平和だが寂寥とした世界が描かれつつ物語は紆余曲折あって進行します。次第に社会の真実や血に塗られた歴史の一端を知るも偽りの神に屈せず「大人」になっていくわけですが、最終章で主人公たちの犯した業が因果応報として爆発。禁忌を破り、隠し、逃げた罪が罰として偽りの神々に降りかかる…その一方で家族愛や、世界と人間の豊かさ美しさといった一面性では表せない世界の在りようがドボルザークの「家路」と共に映し出され、物語は幕を閉じます。でも、悪鬼を滅ぼせても自分たちの子供ももしかしたら悪鬼になるか、処分されるかもしれないんでしょ?主人公が不浄猫を育てているのはなんとも皮肉なものです。このような作品にはもう二度と出会えないのでしょう。そう思わせてくれる特別な作品です。
独特な世界観
文明が一度滅んだ後の世界で超能力を使う人々が生活している、という世界観が独特で引き込まれる。なぜ今生きている人間は皆特殊能力を使えるのか、悪鬼とはどうやって生まれたのか、謎に迫っていくうち、人間が封印してきた暗い歴史が明らかにります。その様子を見ていると、個人と社会、どちらをより大切にするのか、といった人間社会の在り方について考えさせられます。
miso_shiruさん(女性・20代)
1位(100点)の評価