ガイア幻想紀の詳細情報
ジャンル | アクションRPG |
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対応機種 | SFC |
発売日 | 1993年11月27日 |
メーカー | エニックス |
公式サイト | http://www.squareenix.com/jp/archive/gaia/ |
参考価格 | 2,580円(税込) |
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評価・レビュー
全 6 件を表示
風を感じる、アクションRPG・・・って、どこの文言だったっけ?
特に印象に残っているダンジョンは「空中庭園」と「ムー大陸」。
簡潔に言えば、これらの単語だけで「おっ?」と、反応した方は、楽しめる素養アリ。そんな古代遺跡を舞台に世界を駆け巡るゲームです。
何かシナリオが重かったり、謎解きが難しかったり、条件達成が難しい上に難易度高い隠しダンジョンがあったりしましたが、ゲームとしては1~3日でクリア出来るので、3~5回はクリアした覚えがあります。
決まった分の成長要素しか無いので(レベルアップによるSTアップや装備品が無い)、純粋に自分の腕前が試されるゲームですが。5回やった末、最初より上手になっていたかというと・・・微妙?
大人になった今、もっと上手に出来るか気になるところですが、目下リメイクなどの見込みは無いので残念です。
楽しいだけじゃない、どこか考えさせられるゲーム・・・
可愛いキャラに、印象に残る音楽。難易度もそれ程高くなく、中学生当時でも1~2日あればクリア(ジェムの館は除く)出来るゲームでしたが、「楽しい・面白い」だけに留まらないのは、その世界観にあると思います。
まず、冒険の舞台が「違った進化をした地球」という事で、アンコールワットやピラミッド、ナスカの地上絵といった世界遺産がモチーフとなっています。
それだけでも不思議&不安感を増長させるのに、このゲームは世の中の表と裏を巧みに織り交ぜてきます。楽しい街並みの一歩奥の奴隷商人。自分の命を掛けた賭博をしないと生きていけない人。そして極めつけが人食人種の村での出来事・・・!
ストーリはどうしても一本道(&ちょっと無理がある)になってしまいますが、当時の容量ですし、絵本を読んでいる感覚と思えばシナリオがブレず良いと思います。
エンディングでの時間表記は1993年(発売年)。ゲームEDでの「正しい進化をした地球」は、今の世の中のようになっていますが、今の世の中は「果たして本当に正しい進化」をしているのか?とても考えさせられます。
このゲームも是非子供とやりたいのですが、リメイクやVCの目途は無く・・・。でも何時までも「もう一度やりたい!」と思わせてくれる名作です。
「ペギーからは こうばしい かおりが ただよっている」
奴隷市場や人食人種、ロシアンルーレットなど。鬱・トラウマ要素が多い【ガイア幻想紀】の中でも、ぶっちぎりのトラウマシーン。
飼い主達の為に自ら火に飛び込み「おいしそうな焼豚」になったピギーちゃん。今思い出しても涙が出ます・・・でも、スーパーで豚肉は買っちゃう。人間とは業が深いですね。
みよさん(女性・40代)
4位(85点)の評価