1分でわかる「怪獣映画」
迫力のある映像が魅力の怪獣映画
怪獣映画とは、正体不明の怪物を主軸とした映画作品。大きな怪獣が登場する迫力ある描写と、怪獣と直面する人々の見応えある人間模様が魅力です。続編やリメイクが国内外でいくつも公開されている「ゴジラ」シリーズは、最も有名な怪獣映画作品といえるでしょう。
邦画・洋画の人気怪獣映画
邦画で人気の怪獣映画といえば、特撮の名作『大怪獣ガメラ』(1965年)をはじめとする「ガメラ」シリーズや、「新世紀エヴァンゲリオン」で知られる庵野秀明が脚本・総監督を務めて社会現象となった『シン・ゴジラ』(2017年)などが有名。洋画では、怪獣に巨大ロボットで立ち向かう人間たちの姿を描いた『パシフィック・リム』(2013年)や、渡辺謙が出演するハリウッド版ゴジラ第2弾『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)などがあります。
怪獣王にして原点の誕生
この作品について今さら語る必要はあるだろうか。この第1作がなければ日本の映画業界はどうなっていたのか、想像もつかない。ゴジラの始まりであり、怪獣映画というジャンルの爆誕でもあった。
映画ブログ『シネマンドレイク』管理人
シネマンドレイクさん
1位(100点)の評価
核兵器の成れの果て
怪獣映画と聞けば、まず出てくるのは本作だろう。言わずと知れた伝説の映画だが、後述する「シン・ゴジラ」との比較も兼ねるなら、大きく違うのは「核兵器」に対する向き合い方である。本作においてはゴジラがいわゆる後のただ暴れるだけの「格好いいヒーロー」としてではなく水爆実験・核戦争を繰り返して生まれた悲劇の産物であることが強調されている点である。これがあることによって本作の中の芹沢博士の苦悩が引き立つわけだし、その結末も結局毒をもって毒を制す方式で更なる科学兵器でゴジラを倒す以外になかった。それがあの苦々しい結末へと繋がっている。後のゴジラ映画とはその点で一線を画している。
キョウジさん
2位(85点)の評価
キングオブ怪獣映画
怪獣映画といえばゴジラというのは世界共通認識で間違いない位だと思います。まだ戦後から間もない時代にクオリティが高い特撮とメッセージも込めたストーリー、そして何よりゴジラのキャラクターのインパクトは唯一無二です。世界と映画史に轟く日本が誇る名作。
さくさくさん
1位(100点)の評価