戦場のメリークリスマス（映画）に関するランキングと感想・評価

引用元: Amazon

最高評価

87.7点

(25人の評価)

「大島渚監督映画ランキング」で最も高い評価を得ています。

戦場のメリークリスマス（映画）の詳細情報

制作年	1983年
上映時間	123分
原作	ローレンス・ヴァン・デル・ポスト『影の獄にて』（『影さす牢格子』『種子と蒔く者』）
監督	大島渚
脚本	大島渚
メインキャスト	デヴィッド・ボウイ（ジャック・セリアズ英軍少佐青年期）、/ クリス・ブラウン（同少年期）、坂本龍一（ヨノイ大尉）、ビートたけし（ハラ・ゲンゴ軍曹）、トム・コンティ（ジョン・ロレンス英軍中佐）、ジャック・トンプソン（ヒックスリー俘虜長）ほか
制作	ジェレミー・トーマス
主題歌・挿入歌	-
公式サイト	-
動画配信サービス	U-NEXT：配信中 Amazon Prime Video：配信中 Netflix：なし Hulu：なし
参考価格	4,273円(税込)

『戦場のメリークリスマス』（せんじょうのメリークリスマス、英: Merry Christmas, Mr. Lawrence）は、大島渚が監督した映画作品である。 (引用元: Wikipedia)

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戦場のメリークリスマス（映画）がランクインしているランキング

感想・評価

全 20 件を表示

戦争映画ランキングでの感想・評価

デヴィッド・ボウイと坂本龍一、超有名ミュージシャン同士の視線の絡み合い！

　テーマソングはとても有名ですが未見の方が意外に多いこちらの作品。大島渚監督が1983年に発表した映画『戦場のメリークリスマス』。私は18歳のときに初めてこの作品を観たのですが、これまで自分が観てきた戦争映画との違いに「なんだこの映画は！」と大ショックを受けたのを覚えています。

　舞台は第二次世界大戦中のジャワにある日本軍の捕虜収容所。人間の暴力や欲望が渦巻く極限状態の中で浮かび上がっていく心の闇と、人間同士の絆を描いています。ドギツめなメイクで登場する教授こと坂本龍一のインパクトは強烈で、デヴィッド・ボウイが演じる捕虜との同性愛を感じさせる描写には超ドキドキ！　狂気的な目が印象的な芝居を見せたビートたけしや、内田裕也やジョニー大倉、三上博史など意外な有名人が出演しているのも楽しめるポイントです！

映画ライター・コラムニスト

森田まほさん (女性・40代)

1位(100点)の評価

大島渚監督映画ランキングでの感想・評価

リアルな戦争体験

わたしのような団塊ジュニアにとり、数少ない太平洋戦争を体感させてくれた映画です。世代を問わず、この作品のBGMはイメージをもっているはず。
そして、海外の方々といっしょにつくりあげた作品として本当に興味深く見ることができました。
また、なんといってもリアルに戦争について、そしてシリアスに訴えてくるストーリーもかなり我々の世代にはきついものがありました。きついとは、要するに時代を考えなければならないということです。

ピコミ郎さん(男性)

1位(100点)の評価

大島渚監督映画ランキングでの感想・評価

ビートたけしの演技

大島渚さんの映画はすべて見たわけではありませんが見た中で一番好きな映画はこの戦場のメリークリスマスですね。なんといってもビートたけしが出演していることで興味を持ちました。彼の笑顔にはとても感動してしまいました。強く心に残っています。ストーリーもいいし、映像もとても綺麗で惹きこまれました。それから坂本龍一さんの音楽はとてもノスタルジーを感じさせるというか魂に響いてくるもので深く感銘を受けました。素敵な映画です。

犬の孤島さん(男性・40代)

1位(100点)の評価

大島渚監督映画ランキングでの感想・評価

合同作映画

日本だけではなく、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドとの合同作の映画です。日本では北野武、イギリスからはあのデヴィット・ボウイも出演している作品です。第二次世界大戦中のお話。戦争映画ではありますが、戦闘シーンはありません。
英国アカデミー賞作曲賞受賞もしています。戦場のメリークリスマスは曲も素晴らしいです。一度聞くと耳に残る音楽でとても切なくなります。日本と海外の死生観や価値観の違いなども見所です。

BD届いたさん(女性・20代)

1位(100点)の評価

大島渚監督映画ランキングでの感想・評価

音楽がとても印象に残っています

デビッド・ボウイ、北野武、坂本龍一など豪華なキャストでしたがセリフが聞き取れなくて困りました。セリフが聞き取れないとストーリーが理解できません。でもセリフが聞き取れなくても音楽が凄く良くて頭に残ります。登場人物が個性的なキャラばかりです。彼らの関係性がイマイチ理解できませんでしたが戦争の空しさだけは伝わってきた作品でした。内容を理解するのは難しいけど国の違いを乗り越えて衝突しながらも彼らが絆を深めていくシーンが良かったです。

あさちゃんさん(女性・40代)

1位(100点)の評価

大島渚監督映画ランキングでの感想・評価

戦メリが一位でなくて何を挙げるの

この「戦場のメリークリスマス」の何が良いかと言えば、出演者選定の妙でしょう。デビットボウイに坂本龍一、それに加えてビートたけしですよ。その名前を見ただけでも、見ざるを得ない作品です。戦争犯罪と言う闇が作品全体を覆うのですが、それを直接否定するのではなく、戦時下の人間模様を滑稽に描きながら婉曲なる否定をしていると感じさせます。大島監督の力量は、ビートたけしに「メリークリスマス、ミスターロレンス」最後に言わせた時の笑顔だけで理解出来る作品です。

バビディ―さん(男性)

1位(100点)の評価

大島渚監督映画ランキングでの感想・評価

名作には名曲

初めて見たのは中学生の時。内容は外国人の頭に蝶が留まって、何となく切なさを感じたことしか覚えていなかった。ただテーマ曲だけは鮮明で、よく脳内で歌っていた。ずっとテーマ曲が好きで、改めて高校生になって見直したら『こんなにも美しい映画だったのか！』と世界の美しさに驚いた。後半は滂沱の涙で映画自体に惹かれて大好きになった作品です。やはり読書と同じで、どんなに名作でも読解力や情感を掴めねば心には響かない。今ではテーマ曲を聴くと、映画の美しい画像と世界観を思い出すようになりました。名作と名曲ですね。

アスミンさん(女性)

1位(100点)の評価

昭和邦画ランキングでの感想・評価

海外で有名な俳優さん達が出演していて特殊な邦画で坂本龍一さんの音楽が素敵な映画

この映画は、邦画なのにデビッドボウイなど海外で有名な俳優さんたちが出演していて、特殊な邦画だと思います。そしてそんな海外の俳優さんと一緒にビートたけしさんが出ていますが、彼の存在感が光っていて流石だと思いました。そしてこの映画の一番良い所は映画の中で流れる坂本龍一さんの音楽です。この映画を見て坂本龍一さんのファンになりました。