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乱に関するランキングと感想・評価

乱

引用元: Amazon

最高評価

74.8

(9人の評価)

黒澤明監督の映画ランキング」で最も高い評価を得ています。

乱の詳細情報

制作年1985年
上映時間162分
監督黒澤明
脚本黒澤明、小國英雄、井手雅人
メインキャスト仲代達矢(一文字秀虎)、寺尾聰(一文字太郎)、根津甚八(一文字次郎)、隆大介(一文字三郎)、原田美枝子(楓の方)ほか
制作セルジュ・シルベルマン、原正人
主題歌・挿入歌-
公式サイト-
参考価格1,891円(税込)

『乱』(らん)は、1985年(昭和60年)に公開された日本とフランスの合作映画である。東宝配給。監督は黒澤明、主演は仲代達矢。カラー、ビスタ、162分。 黒澤明が監督した最後の時代劇であり、黒澤はこの作品を「ライフワーク」と位置づけ、また「人類への遺言」でもあるとしていた。架空の戦国武将・一文字秀虎を主人公にその晩年と3人の息子との確執、兄弟同士の擾乱を描く。物語の骨格はウィリアム・シェイクスピアの悲劇『リア王』であり、毛利元就の「三本の矢」の逸話(三子教訓状)なども取り入れられている。 (引用元: Wikipedia)

感想・評価

全 5 件を表示

名助演

戦国時代の骨肉の争いを描いたこの作品の、助演ではあるが、ストリー上もっとも重要なキーとなる人物”楓の方”を演じたのが当時まだ25〜26歳だった原田美枝子さん。上演当時はとても話題になりました。ストーリーは、父である仲代達矢さん演じる領主が、3人の息子内の長男に家督を譲ったことにより始まる骨肉の争いを描いています。原田美枝子さんは長男の妻である”楓の方”非常に”妖艶”演じられています。美しさの中に怖さがあり、不気味に輝いています。上演当時子供だった私は、映画館でこの作品をみましたが、まさか彼女が25〜6歳だとは思いませんでしたね。

エゾ

エゾさん(男性)

1位(100点)の評価

今は絶対に撮れないような戦闘シーン

今では絶対に撮る事ができないような、すごい乱闘シーンに圧巻です。当時の技術を盛り込んで、撮り方などを工夫して見せるのではなく、魅せているといった映画の手法にただただ素晴らしいの一言に尽きます。これを見たら黒澤ワールドのすごさが理解できるはずです。

せりな

せりなさん(男性)

1位(100点)の評価

問いかけ

余計な演出が少ないためかテーマ性を分からせる作品に思えます。視聴者を雰囲気に飲ませる様な演出ではなく、合戦や馬が駆けるシーンを通して、監督が訴えかけている様に見えます。醜い人のエゴはこんな惨劇を生むのだ。それを分かっているのか?そう問われた様に感じます。

ずん

ずんさん(男性)

2位(95点)の評価

洋の東西を問わず惹きつける、和洋折衷で奇想天外なストーリー

シェイクスピアと武士の物語からヒントを得たという、一見水と油のような世界観ながらも、家督相続で揉める兄弟の確執は洋の東西を問わず、永遠のテーマなのではと思わせ興味深かった。80年代を代表する作品。

しょうこ

しょうこさん(女性・50代)

3位(90点)の評価

侍映画ランキングでの感想・評価

起承転結がわかりやすい

物語の起承転結が、比喩的な雲や山のカットが挿入されていたり、色の使い方(3兄弟の着物の色など)が明確で、シンプルさが有り、そのおかげで映画のテーマが引き立つ。

コゲ

コゲさん(女性・40代)

2位(95点)の評価

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