あしたのジョー(漫画)の詳細情報
作者 | 原作:高森朝雄 / 作画:ちばてつや |
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ジャンル | 少年漫画 |
出版社 | 講談社 |
連載 | 週刊少年マガジン(1968年1月1日号〜1973年5月13日号) |
巻数 | 全20巻 |
参考価格 | 550円(税込) |
『あしたのジョー』 は高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画による日本の漫画作品。ボクシングをテーマにしたスポーツ漫画である。講談社の『週刊少年マガジン』に、1968年(昭和43年)1月1日号(発売日は1967年(昭和42年)12月15日)から1973年(昭和48年)5月13日号にかけて連載された。(引用元: Wikipedia)
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感想・評価
全 22 件中 1 〜 20 件を表示
燃え尽きる美学がある
ただの不良がボクシングで成り上がっていくサクセスストーリーなのかと思わせながら、ライバルの死やパンチドランカーになった友など、暗い影がつきまとい、最後は主人公も真っ白に燃え尽きてしまうエンディングは衝撃的。若者の抵抗の時代という背景もあったと思うが、物理的な成功よりも、燃え尽きるのを良しとする刹那に、美学を感じます。
ブラッディベアに噛まれたいさんの評価
ジョーの生き様がかっこいい
日本を代表する漫画で矢吹丈の成長と力石の関係がたまらない!
そもそもふらふら歩いていた丈と丹下が出会い、才能を見出され必死に練習して強くなるその成長物語がたまらない。
そこから力石に出会いボコボコにされてもその反骨心で強くなりその過程でウルフ金串やカーロスなどの個性豊かな相手もいい味を出してきてる
かなりストーリーも充実した漫画
ユウタ55TGさんの評価
ボクシングの漫画では有名すぎます。
絵のタッチが全体的に暗いですが、シリアスな世界がとても引き付けられます。
主人公が少年院から更生してプロを目指すありさまは、現在の漫画界では載せることができないのではないでしょうか。
言葉を話せない選手、戦争を経験した選手や試合によって亡くなる選手など個性も強烈なところもすごすぎます。
レインボーコートさんの評価
”時代感”を内包した作品として突出している。
素晴らしい作品なのだけど、良くも悪くも梶原一騎の影が付きまとっている。
『巨人の星』が陽ならこの作品は陰。
『紫電改のタカ』も相当に陰惨な話なのだけど、梶原氏のから伝わるその陰の負深さの差がこの作品の持ち味であるのだろう。
この頃の時代の空気感を十二分に内包した作品なのだけど、その部分が払われ今日でも、十分に鑑賞に堪える名作だと思う。
サンジさんの評価
うなだれて椅子に座る=燃え尽きた
ボクシング漫画の金字塔であり、数々の名言や名場面はボクシングファンに留まらず、あらゆる年代に突き刺さった。
「燃えたよ…真っ白に…燃え尽きた」 この名言は、あしたのジョーで最も有名なセリフの一つ。
闘争心丸出しで闘う矢吹丈が大好きなボクシングでとことんまで燃え尽きた様子が印象的で自身のあらゆるモチベーションにも響く。
名無しなんだよさんの評価
原作者と漫画家のぶつかり合いが傑作を生んだ
言わずとしてた日本漫画の金字塔だが、この作品の素晴らしさは原作者がやや優勢だった「力石の死」までより、ちばてつやの底力が徐々に増してきた「力石の死後」にある。話に膨らみを持たせるため、ちばてつやが序盤に配置した脇役や背景描写が話の後半に進むほど効いてくるのが凄い。
はじめ釣るっパゲさんの評価
完全燃焼!
国民の半数は知っているんじゃないかって作品!
ぐれた少年がボクシングで栄光をつかむ!・・・ではなく、どちらかというとぐれたというよりは生きざまが反骨心の塊のような少年が強者に突っかかっていくといった感じです。
不器用に生きているジョーの姿が妙に親近感がわきます。
優しくされたりすると、うれしいんでしょうけど出てくる言葉や行動はひねくれてます。
改めて文章にすると嫌な奴になってしまいますが、そうではなく、あまりにも純粋さが強く、かつ不器用な優しい少年のイメージが読んでいると分かります。
また青年になってからは周りの人の影響で優しさが表面に出てくる機会が増えていきます。最初から読んでいるとついついうれしくなっちゃう場面です。
最後はみなさんご存じの名シーンで幕ですが、ここまで綺麗にボクシングの過酷さを表現した漫画にまだ出会えません。
ちょっと人生に疲れた時に見てほしい漫画です。
ちばてつやのマンガと言えば、あしたのジョーです。
『あしたのジョー』の魅力は、主人公・矢吹丈の成長と闘志、人間ドラマの深さを感じます。ボクシングの試合だけでなく、人間関係や生きる意味に焦点を当て、リアルで感動的なストーリーが心を打ちます。
いぬのかわ+αさんの評価
ジョーという一人の男の魅力的な生きざま
丹下段平と出会い、図らずもボクシングの世界に入り込んでいく主人公矢吹丈
終生のライバル力石との出会い別れ、その後のジョーの葛藤など読むほど夢中になると思う
とてもドラマチックで劇的なジョーの生涯をまとめた名作
ひろまる水産さんの評価
男はただひたすら燃え尽きるまで突き進むのが人生
1968年に少年マガジンにて連載されていた昭和の漫画なのですがその当時の漫画のクオリティとは思えない最高に熱くなってしまう作品です。
元々ボクシングの才能があったジョーは丹下のアドバイスを聞かずに力石に挑むのですがワンパンでやられてしまい、真面目に取り組むようになるですが、その力石とのラストバトルが熱すぎです。力石のストイックさに惚れてジョーよりも力石を応援したくなってしまいます。
tanakaさん(男性・40代)
5位(70点)の評価