1分でわかる「プロレスラー」
団体乱立時代!各々が個性をみせるプロレス団体
おのれの肉体を使ってリングを駆け回り、大小さまざまなプロレス技を繰り広げ、観客を魅了するプロレスラー。ベビーフェイス(善玉)やヒール(悪玉)が闘いを繰り広げる「新日本プロレスリング」や「全日本プロレスリング」、「NOAH」などの正統派から、エンターテインメント性を兼ね備える「DDT」や「DRAGON GATE」や、「大日本プロレス」といった流血ありのデスマッチ系まで、数々の団体が存在します。ほかにも、パンク系のレスラーが印象的な「666」や、地方で活動する広島の「ダブプロレス」といったローカル団体も猛威を奮っています。各プロレス団体によって、プロレスラーの個性がさまざまなところも魅力です。
プロレス界を牽引してきた、往年のレジェンド
日本のプロレスの歴史は昭和後期から現代に至ります。かつて相撲・野球と並んでプロレスが国民的な人気を獲得した時代は、力動山が立ち上げた唯一のプロレス団体「日本プロレス」のみでした。力動山の死後、「アントニオ猪木」が新日本プロレスを「ジャイアント馬場」が全日本プロレスを設立し、昭和のプロレス界を牽引しました。日本のプロレス全盛時代、アメリカやヨーロッパなどの海外ではまだマイナー競技でしたが、「スタン・ハンセン」や「アブドーラ・ザ・ブッチャー」といった外国人レスラーたちが続々と日本プロレス界に参戦したことをきっかけに人気を博しました。
プ女子に人気のイケメンプロレスラーも!
プロレスラーというと強面で怖い印象がありまが、近年は「棚橋弘至」や「オカダ・カズチカ」といった甘いマスクのイケメンレスラーも多く登場し、プロレス好きの女性・プ女子を中心に絶大な人気を博しています。また、テレビ番組や雑誌などメディアに多く出演するタレント性の高いプロレスラーも増え、プロレス界をさらに盛り上げています。
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セルフプロデュース力がすごい!
武藤さんはいろいろな時代でハイライトがある選手なんです。「スペース・ローンウルフ」と呼ばれたり、スキンヘッドになった時代だったり……。
必殺技も時代ごとに大きく変わっていく。多くのプロレスラーは必殺技がワンパターンになりがちなんです。
でも武藤さんはシャイニング・ウィザードやムーンサルトプレスなど、大事な試合で新たな必殺技を繰り出してくる!そういったセルフプロデュースができることも、武藤さんのプロレスの上手さなんです。
武藤さんとは何度か対戦しましたが、お客さんを惹きつける能力も秀でてる。入場から退場まで、お客さんは武藤さんのことしか見ていないとさえ思いました。
このスター性は狙ってできることじゃないですよ。
ちなみに僕はオレンジ・パンツを履き始めた90年代前半の武藤さんが一番好き。ご本人が「そのころが一番尖ってた」って言っていたように、ギラギラしてかっこよかったです。[続きを読む]
プロレスラー
竹下 幸之介さん
3位の評価
自分というライバルと戦い続ける天才
ヘビー級の体格でありながら、フィニッシュムーブにムーンサルトプレスを華麗に決める天才。若い頃は甘いマスクに締まった体、パワーとスピードを兼ね備え、海外修行では別人格のグレート・ムタとして全米を魅了。運動神経に体がついてこられず、膝の怪我を抱えるも、間の取り方や動かないことで魅せるプロレスを展開。常にお客さんを満足させるために考え、行動し続けてきた、天才と呼ばれながらも努力のレスラーです。
ガタヤマさん
1位の評価
禿げているのにカッコいい
武藤選手のムーンサルトプレスほど華麗な技はないでしょう。北斗の拳でいうところレイの飛翔白麗を思い出します。強いレスラー、技の豊富なレスラー、面白いレスラーなどレスラーには様々タイプがいますが、武藤選手ほどカッコいいレスラーはいないと思います。デビューからの長髪を思い切ってスキンヘッドにしてもそのカッコよさは変わらない稀有なプロレスラーでしょう。
さがりふじさん
2位の評価