1分でわかる「青年漫画」
大人を対象にした「青年漫画」
「週刊ヤングジャンプ」や「週刊ヤングマガジン」などの青年漫画雑誌に掲載されている「青年漫画」。青年向けのコミックは、大人でも楽しめる壮大なストーリー展開や共感を誘う登場人物の苦しみと頑張りなどが魅力です。他にも恋愛から歴史やSF、コメディ、ビジネス、ギャンブルなど幅広いジャンルを取り扱い、多くの読者を獲得しています。
「青年漫画」の名作
代表的な「青年漫画」の名作として、恋愛漫画の金字塔『めぞん一刻』（1980年）や映画化もされたギャンブル漫画『賭博黙示録カイジ』（1996年〜）、SF漫画の名作と言われている『寄生獣』（1998年）、累計発行部数が3800万部を突破した『キングダム』（2006年）、小学館と講談社それぞれの漫画賞を受賞した『宇宙兄弟』（2008年）、ジャズを題材にした人気漫画『BLUE GIANT』（2013年）、「手塚治虫文化賞」の大賞受賞作『ゴールデンカムイ』（2014年）などの作品があります。
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人間とは
寄生虫と共に生きることになった主人公が様々な困難にぶつかりながら乗り越えていく物語。寄生虫という視点から、人間とは一体何なのかという疑問を描いており、世界の見方が変わります。漫画らしい絵柄ですが、妙に生々しくリアリティがある、唯一無二の作品です。
シェノノノさん
2位(85点)の評価
インパクト！
かなり独特の設定で初回から描写がえげつないです。
人間がばっくりと頭から食べられるシーンはこの漫画のなんてことわないワンシーンなんですが忘れられません。
この漫画の凄いところは、突拍子もない設定でも妙にリアルを感じる事かもしれません。宇宙から突如飛来した寄生物体が人に取り付き、その人になりかわり人々を襲う！この現実ではありえないものをなぜかリアルに感じてしまうんですよね。
画力なのか、表現力なのかは分かりませんが、最期までその魅力が薄れる事はありませんでした。
最強の主人公がバッタバッタと敵をなぎ倒す！そんな漫画じゃないけど色んな場面で主人公のとびぬけた強さを表現してくれるのもいいですよね～巻数てきにも程よいです。[続きを読む]
ケイさん
1位(100点)の評価
環境問題が騒がれる以前にこの作品を描いた作者の彗眼がすごい！
右腕に寄生生物が入り込んでしまった主人公が、これでもかというくらい過酷な状況に直面しながらも、それに立ち向かっていく姿に感情移入してしまいました。
この物語は、地球を汚す人間、人間の数を減らす寄生生物という構図で描かれており、環境問題のことなどについても非常に考えさせられる作品です。
りょうさん
3位(90点)の評価