うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーのSNS情報
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーの詳細情報
制作年 | 1984年 |
---|---|
上映時間 | 98分 |
監督 | 押井守 |
メインキャスト | 古川登志夫(諸星あたる)、平野文(ラム)、神谷明(面堂終太郎)、杉山佳寿子(テン)、島津冴子(三宅しのぶ)、鷲尾真知子(サクラ)、田中真弓(藤波竜之介)、千葉繁(メガネ)、村山明(パーマ)ほか |
主題歌・挿入歌 | 愛はブーメラン / 松谷祐子 |
制作会社 | キティ・フィルム、スタジオぴえろ |
公式サイト | - |
参考価格 | 5,325円(税込) |
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(うるせいやつらツー ビューティフルドリーマー)は、高橋留美子原作『うる星やつら』の劇場版オリジナル長編アニメーションの第2作。1984年2月11日に東宝系で公開された。同時上映は『すかんぴんウォーク』(大森一樹監督、吉川晃司主演)。 (引用元: Wikipedia)
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人は誰の夢を生きているのか
とあるNHKの番組で紹介されているのをきっかけに観てみようと思い視聴。その際は80年代のバブルとその末路をいち早く予知し映像作品として表現したものと紹介されており、実際その時代の空気を感じる描写も多く、面白い作品だと思ったが、観ていく内に
「これは20年代の我々も他人事ではないのではないか?」
と思うようになった。
現代はネット社会。その台頭にはSNSがある。X、Instagram、YouTube、TikTok...形は様々だがおおよそ共通する点がある。そこには「他人の生活」「他人の生き方」「他人の夢」があり、それに「いいね」を付ける、というシステムが存在する。時にSNS離れをしたいと考える私は、YouTubeなどでSNSの問題点を調べることがあるのだが、そこにはだいたい「メンタルヘルスへの悪影響」といったものがある。煌びやかな生活、食事、生き方、生き様、夢... そんな“他人”の日々に飲まれる人が多くいるのだ。知らず知らずのうちに、SNSという環境は他人と自分を比べる所になり、大体自分が劣り、自己肯定感が下がる。その事実から目を逸らしたいが、現実の生活に戻ると自分のボロが社会で露呈してしまう。そのために自己を必死に抑え、失い、そしてまたSNSへ帰り、そしてまたいつものように誰かの生活を覗き、嫉妬の渦へ飲まれていく。
あの時代から今日まで、人は変わらない、変わろうと本気で思い行動しない限り変われないということを痛感する、現代人批判を強く感じられる作品だった。
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終わらない学園祭
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映画マイスター
しばりやトーマスさん (男性・50代)
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