1分でわかる「フランス料理」
フランス料理の意外な過去
世界三大料理の一つである、フランス料理。今や高級感溢れるイメージですが、中世までは手づかみで食ていたうえ、お皿も使ってなかったそう。16世紀からイタリアの食文化に影響を受け始め、だんだんと現在の形に近づいていきました。
代表的なフランス料理
世界三大珍味の「フォアグラ」や、主に肉をすりつぶしパイで包み焼きした「パテ」がフレンチの代表格。またご飯やデザートとしても楽しめる「ガレット」も、高い人気を獲得しています。
フランスで定番の家庭料理
フランスで有名な家庭料理といえば「キッシュ」。パイやタルト生地に、炒めた具材とクリームやチーズを入れ、オーブンで焼いて完成。ベーコンとほうれん草が定番の具材ですが、変わり種の食材を入れて自分好みのレシピを作るのも楽しみ方のひとつです。
上品なフランスのスイーツを堪能
上品な甘さが人気な、フランスのスイーツ。表面のパリパリ食感が特徴的な「クレーム・ブリュレ」や、しっとりした口あたりの「カヌレ」、甘くてお土産にも最適なお菓子「マカロン」など、日本でもメジャーになっているスイーツが数多くあります。
気になるテーブルマナー
テーブルマナーが気になる、高級感溢れるフレンチレストランでの食事。フランス料理を食べる際、基本的に使うのはナイフとフォーク。それぞれ3~4本並べられており、外側から順番に使っていきます。食事中に一度置く場合は、八の字でお皿の上に置き、食べ終えたら、ナイフとフォークをお皿の右下に揃えて置きます。これを逆のパターンで行うと、レストランのウェイターが誤解してお皿をさげてしまう可能性があるので、要注意です。また現在は、食事に合わせ、ナイフとフォークなど、使用する食器を1セットずつ持ってきてくれるお店も増えています。