千と千尋の神隠しの詳細情報
あらすじ・スト-リー | 両親の車で引っ越し先に向かう途中、千尋たちは不思議な街に迷い込んでしまった。なんとそこは、八百万の神々が訪れる街であり、普通の人間が踏み入れてはならない場所だった。
神々への料理を勝手に食べたことにより、両親は豚の姿に、千尋自身も消滅しかかっていたが、千尋のことを知っているという少年"ハク"に助けられる。 |
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制作年 | 2001年 |
上映時間 | 124分 |
原案 | 宮崎駿 |
監督 | 宮崎駿 |
プロデューサー | 原徹 |
脚本 | 宮崎駿 |
メインキャスト | 柊瑠美(荻野千尋)、入野自由(ハク)、夏木マリ(湯婆婆/銭婆)、菅原文太(釜爺)、玉井夕海(リン)ほか |
作画監督 | 安藤雅司、高坂希太郎、賀川愛 |
音楽 | 久石譲 |
美術 | 武重洋二 |
主題歌・挿入歌 | いつも何度でも / 木村弓 |
制作会社 | スタジオジブリ |
公式サイト | - |
参考価格 | 3,518円(税込) |
『千と千尋の神隠し』(せんとちひろのかみかくし)は、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。千尋という名の10歳の少女が、引っ越し先へ向かう途中に立ち入ったトンネルから、神々の世界へ迷い込んでしまう物語。 監督は宮崎駿。2001年7月20日に日本公開。興行収入は300億円を超え、日本歴代興行収入第1位を達成した。(引用元: Wikipedia)
キャラクター・登場人物
声優・キャスト
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生きる力が湧いてくる
全般にわたって不思議で不可解なストーリだけど、どんどんお話の世界に引き込まれていって何回でも見てしまう面白さがある。お風呂屋さんで働かざるを得なくなったまだ小さな千尋が、親と離れ離れになっても自分の心に真っ直ぐ正直に必死に生きていく様子が胸を打つ。こんな風にお風呂に入って美味しいものを食べれるところは天国なのか地獄なのか…考えさせられる映画だと思う。
お丼88さんの評価
神隠しにあった主人公が温泉で働くことになるという摩訶不思議なストーリーなので。
主人公の千尋がなぜか異世界というか不思議な世界で温泉で働くことになるというストーリーで、いかにも個性的なキャラクターたちが登場し、様々な出来事がおこりまくり、豚になっていた両親と無事に再会して元の世界に戻っていく!
という展開でした。腐れ神様が印象的な、温泉がなければ、このストーリーは成り立たない! そしな感じだと思います。
温泉場で働きたい!さんの評価
白竜と少女の絆と成長に涙
温泉が出てくる物語と言えばはずせない作品。リアルとはかけ離れた内容なのに、シリアスな展開や細やかな心理描写に感情が動かされずにはいられない。キャラクターが多いので、ひとりは好きになるキャラクターがいるはず。エンドレス再生出来てしまうほど面白い作品。
ハクさまに会いたいミサキさんの評価
ジブリ最高傑作であることに異論はないが…
今さら説明する必要は無いが、世界にも認められた日本が誇る傑作アニメ映画。ストーリー、設定、作画やキャラデザインに至るまで非常に高い水準で、観ていて不自然はありません。
ただ、私はこの作品がジブリで一番好きかと言うと、そうでもない。
綺麗に纏められたうえで、いわゆる「定番のジブリ的表現」も多様されているため、提供された見どころを共有する映画鑑賞に落ち着いてしまうのである。
作品のメタファーを個人の解釈で楽しむ余地はあるが、映像表現から刺激を受けて、唖然としてしまうようなインパクトは得られない。
とはいえ、これほどまでに万人受けするような、和製カノンコード的大作を残した宮崎監督に拍手しかありません。
もののけ姫とのコントラストも良いですね。
千尋の成長物語
おそらく仏教と関わりがあるような作りで、日本人の心に響きやすくなっている。この映画を見るとどこか懐かしい気持ちになりません??
でもこの作品の一番の見どころは主人公の千尋を通して描かれる成長物語だと思う。始めは鈍臭くて何も出来なさそうな千尋が全く知らない世界に放り込まれてそれに一生懸命適応しようとしていく姿に心打たれます。誰しも親から守られらる存在としてこの世界に生まれてきて、日頃社会で理不尽な事もたくさんある中で頑張って生きているんだよなと考えさせられる。
千尋の名付け親さんの評価
はじめの千尋は“与えられたもの”だけでは満足できない子どもだった
本作は、主人公の千尋の成長の物語の物語と考えることができます。映画の冒頭では、千尋がまだ10歳の少女らしい“幼い”振る舞いをしていることがわかるでしょう。
・千尋は新しい家に向かう車の後部座席に寝転んで、不満そうな顔でいる
・千尋は自分が通うであろう小学校を見て“あっかんべー”をするうえ、「前の方がいいもん」と言っている
・千尋は友だちに“お別れ”のためにもらった花束をずっと握りしめていたため、しおれさせてしまう
・千尋が「初めてもらった花束が、お別れの花束なんて悲しい」と言うと、お母さんは「この前のお誕生日にバラの花をもらったじゃない?」と返すが、千尋は「1本ね、1本じゃ花束って言えない」と不満そうだった
ここから、千尋は両親の勝手で引っ越し(転校)をせざるを得なかったこと、新しい場所に行くことなんて望んでいなかったこと、“1本の花”では満足できないほどに物質的な豊かさを望んでいたこと、その物質的な豊かさだったはずの“花束”も“自分のせい”で台無しにしてしまったこと、などが分かります。
物語のはじめの千尋は“与えられたもの”が豊かでなかったことと、新しいことを受け入れられないためにふてくされてしまっている、受動的にしか物事と向き合えない子どもなのです。
現実的ででも非現実的な世界が魅力的!
主人公の女の子千尋が迷い込んだ湯屋。
そこはとてもリアルででも夢のような不思議な世界である。
強大な力をもつ湯婆婆と呼ばれる魔女のようなお婆さんの迫力がとにかく凄い。
実在している場所をモデルとしているため、背景などもすごくリアリティを感じる。
主人公の女の子の父と母を助けたいという純粋で無垢な思いと、道中で恋愛に近い感情を持ったハクとの出会い、そして別れもとても印象に残る作品である。
みずきちさん(女性・20代)
1位(100点)の評価