1分でわかる「ライトボディ赤ワイン」
軽やかな口当たりが魅力のライトボディ赤ワイン
黒ブドウを皮や種ごと使ってつくる赤ワイン。その味わいの重さや濃さによって「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」の3種類があります。この中で「ライトボディ」は、最も軽やかな口当たりが特徴の赤ワインです。ライトボディの赤ワインは、色が薄く、ブドウの皮や種に含まれる「タンニン」という渋み成分が少ないことが特徴です。口に含むと、フルーティで爽やかな香りが広がり、口当たりがなめらかで飲みやすい傾向にあります。また、アルコール度数が比較的低い銘柄が多く、ワイン初心者の方や、普段あまりワインを飲まない方でも気軽に楽しめるタイプとして人気があります。その軽やかさから、幅広い料理とのペアリングも楽しめます。
ライトボディ赤ワインに使われる代表的なブドウ品種と産地
ライトボディ赤ワインの多くは、特定のブドウ品種から造られます。これらの品種が、ワインの軽やかさやフルーティな特性に大きく貢献しています。
- ガメイ: ガメイは、フランスのボージョレ地方を代表する黒ブドウ品種です。いちごやラズベリーのようなフレッシュな赤い果実の香りと、非常に軽やかな口当たりが特徴です。渋みが少なく、すっきりとした酸味が感じられるため、特にボージョレ・ヌーヴォーのように若飲みで楽しむワインに多く用いられます。
- ピノ・ノワール: ピノ・ノワールは、フランスのブルゴーニュ地方が発祥とされる世界的に人気の高い品種です。チェリーやラズベリーなどの赤い果実、スミレのような華やかな香りを持ち、繊細でなめらかなタンニンが特徴です。ライトボディからミディアムボディのワインが造られ、そのエレガントな酸味と複雑なアロマは、多くのワイン愛好家を魅了します。
ライトボディ赤ワインの最適な楽しみ方
ライトボディ赤ワインの魅力を最大限に引き出すためには、適切な温度とグラス選びが重要です。
- 飲み頃の温度: ライトボディ赤ワインの最適な飲み頃温度は、一般的に12℃から16℃とされています。これは、一般的なフルボディの赤ワインよりもやや低めの温度です。冷やしすぎると香りが閉じこもってしまい、逆に温かすぎるとアルコール感が際立ってしまうことがあります。この適温帯で飲むことで、ワイン本来のフルーティな香りと爽やかな酸味が引き立ち、より美味しく楽しめます。
- 適したグラス: ライトボディ赤ワインの繊細な香りを堪能するためには、ブルゴーニュ型グラスが適しています。このタイプのグラスは、ボウル(胴体部分)が大きく膨らみ、口元がすぼまっているのが特徴です。広いボウルがワインを空気に触れさせ、香りを十分に開かせます。そして、すぼまった口元がその豊かなアロマを逃さず、鼻へと効率的に導いてくれるため、ワインの複雑な香りを存分に楽しむことができます。
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自然派の巨匠の遺志を継いだ軽快なボジョレー産ワイン!
自然派の礎を築いた故マルセル・ラピエールの遺志を継いだ、軽快に楽しめるボジョレー産の赤ワイン。
ボジョレー地区のなかでも高品質と称される、モルゴンという地域で収穫されたガメイ種の葡萄を使用。「葡萄を食べる人」のイラストをあしらったユーモア溢れるラベルからも想像できる通り、葡萄をそのまま絞ったかのようなフレッシュな赤系果実の香りと軽やかながら旨味のある味わいが特徴です。
ワインを飲みなれていない方にもおすすめしたい一本。
ワインコンサルタント・ソムリエ
楠瀬 肇さん
4位(85点)の評価
ガメイ種
とても知名度が高く知っている人も多いと思いますが、ガメイ種のブドウを使った赤ワインです。ラベルがとても印象的になります。味は、軽快でまろやかな飲み口になっているので、どなたでも楽しめるワインだと思います。週に一度はこのワインを飲んでいます。
ミントさん
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ラベルが印象的なご褒美ワイン
ラベルが印象的で買ったら意外と美味しくて、ご褒美ワインとして時々飲みます。しっかりとしたぶどうの味がして、まろやかな飲み口でついつい飲み過ぎてしまいます。しっかり味付けしたスベアリブや癖のある好きブルーチーズの一緒に飲むのが好きです。
さっしぃさん
3位(75点)の評価