祈りの幕が下りる時(映画)の詳細情報
制作年 | 2018年 |
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上映時間 | 119分 |
原作 | 東野圭吾『祈りの幕が下りる時』 |
監督 | 福澤克雄 |
脚本 | 李正美 |
メインキャスト | 阿部寛(加賀恭一郎)、松嶋菜々子(浅居博美)、溝端淳平(松宮脩平)、田中麗奈(金森登紀子)、キムラ緑子(浅居厚子)ほか |
制作 | 伊與田英徳、藤井和史、川嶋龍太郎、露崎裕之 |
主題歌・挿入歌 | 東京 / JUJU |
公式サイト | - |
参考価格 | 4,464円(税込) |
2010年4月に連続ドラマとしてスタートした東野圭吾原作の「新参者」シリーズ。 阿部寛演じる日本橋署に異動してきた刑事・加賀恭一郎が、謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すというミステリー要素と、 事件の裏に隠された人の心の謎を解くというヒューマンドラマ要素がこれまでにない“泣けるミステリー"として大きな話題に。 2本のスペシャルドラマ「赤い指」「眠りの森」、そして映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』を経て、遂にシリーズ完結作となる『祈りの幕が下りる時』が映画化。 (引用元: Amazon)
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感想・評価
全 15 件を表示
娘を思う父の姿があまりにも切なくて〜
東野圭吾さんの小説で読んでいたのですが、映画を見てまた違った良さを感じたのです。母が犯した不始末の為に家を追われて逃げる様にして行くあの父役の小日向文世さんが娘を思うあの行動や姿に胸を打たれました。やがて幸せになったかの様に思えたのですがそうでは無かったのです。そして疲れたと言って父のあの最後の姿、娘役の松嶋菜々子さんと父のあの最後の姿には切なくてたまりませんでした。
ねぇ〜ねぇ〜さんの評価
壮絶な過去を背負い、父のために罪を犯す姿に涙なしには見られない
過去を隠し、父のために罪を犯してしまう健気な姿がとても美しく切なかったです。父からの願いにより、自らの手で父を殺めてしまうラストシーンは号泣しながら見たことを、今でも思い出します。
強く生きながらも影のある女性を演じていた、松嶋さんの演技力が光っていました。
ピスタチオラウールさんの評価
凄みのあるラストの表情に圧巻
新参者のラストシリーズの映画。苦しい幼少期を経て成長した1人の女性が、生き抜いた人生の幕を下ろすまでという意味でのタイトルなんだとラストまで見た時に思った。まさにその通りで、苦しい過去を抱えながら、人として、女として、娘として生き抜いた姿と、父親とのラストシーンでの覚悟を決めた娘としての表情に息を飲んだ。明るい役柄のイメージが強かった松嶋菜々子の凄みのある演技は見応えがありました。個人的に、阿部寛演じる加賀と自宅の赤い壁の部屋での対峙シーンの松嶋菜々子演じる博美の表情の変化や表現は実に素晴らしかった。そこから一気にラストまで引き込まれ、気づけば涙が止まらなかった。親子とは、愛とは何かということを問いかけている、素晴らしい作品。
通りすがりのピノ好きさんの評価
ストーリーに引き込まれました
松嶋菜々子の、暗い過去をもった人だけが醸し出す雰囲気や表情の表現力が素晴らしかった。
博美を演じた桜田ひより、飯豊まりえもそれぞれ自然体で、ストーリーの世界観にどっぷり浸かる事ができた。
終わった後に何ともやるせない気持ちになるが、心にずっととどまり続ける良い映画だと思う。
餃子ロボ大好きなみくさんの評価
美しいながらも悲しい過去を持った女性
松嶋菜々子は、主人公の加賀と出会う事件関係者の浅居博美役だったが、どこか近寄りがたいほどの美しさが印象的だった。
加賀がたどり着いた彼女の過去はあまりにも悲しくて残酷なものだったが、それを演じきった松嶋さんがすごい!
普段のちゃんとしている姿とお父さんに再会するシーンで方言が出るところのギャップがよかった。
無印お花さんの評価
親子の繋がりは非常に大きい!
何十年にも渡り、追い続けてきた事件がまさかの自分の身内に関係していると知っていくこの何とも言葉にしにくい重さと切なさ胸を突いていくストーリー性が大変見どころです。また、日本橋という現在の現実にある場所を絡ませているため、更に現実味が増して、日本橋を通るたびに12の橋や麒麟の像を思い出してしまいます。
あきらさん(男性・30代)
1位(100点)の評価