1分でわかる「Production I.G.制作アニメ」
SFを中心に安定感のある作品を生み出す、プロダクションIG
1987年に「有限会社アイジータツノコ」として東京都武蔵野市に設立された、アニメ制作会社「Production IG(プロダクション・アイジー)」。設立からしばらくはOVAやアニメ映画、ビデオゲーム用のアニメーションなどを中心にてがけていましたが、押井守監督の劇場版作品を制作しヒットさせたのをきっかけに、日本国内だけでなく海外での知名度を高めました。2001年よりテレビアニメ制作にも進出しています。
日常系の恋愛ストーリーからファンタジーまで幅広いジャンルを手掛けていますが、特に得意とするのがSFアニメ。代表作には『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(2002年)や『ギルティクラウン』(2011年)、『PSYCHO-PASS サイコパス』(2012年)などがあり、長い歴史のなかで培った作画や演出の安定感を感じることができます。
関連するおすすめのランキング
人気のアニメ・アニメ映画をチェック!
ジャンル別アニメランキングはこちら!
アニメおすすめ人気ランキング 投票結果発表!全28ジャンル別・2025年版
最も愛されるアニメ制作会社は?
今期新作アニメはこちら!
来期注目アニメはこちら!




















































『D機関』の知略が光るスパイミステリー
昭和12年の日本を舞台にしたスパイ・ミステリーアニメ『ジョーカー・ゲーム』。帝国陸軍の結城中佐によって秘密裏に設立されたスパイ養成部門『D機関』に集められた若きスパイたちが、それぞれに課せられた極秘任務に挑んでいきます。
D機関のスパイたちは、互いの素性すら知らぬまま、結城中佐が掲げる「死ぬな、殺すな」という原則のもと、命がけの情報戦を繰り広げます。派手なアクションではなく、すべてを欺くための緻密な心理戦や絶妙な駆け引きによって、いかに窮地を切り抜けるのか、その過程が描かれています。各話で異なるD機関員が主人公となり、知略を尽くして状況を打開する「どんでん返し」の展開は、スパイミステリーの面白さを存分に伝わるでしょう。また、プロダクション・アイジーの高い作画クオリティは、1930年代の時代背景やキャラクターの繊細な心理描写を風格ある描写で描き出し、物語に重みと奥行きを与えているのです。
D機関員の顔が似通っていたり、各話完結のオムニバス形式のため感情移入が難しいという意見もあります。しかし、硬派な原作の雰囲気をProduction I.Gの映像技術によって忠実に再現した本作は、骨太なスパイミステリーとして多くの視聴者を魅了しています。
▼こんな人におすすめ
・昭和初期を舞台にしたアニメに惹かれる人
・緻密な心理戦や駆け引きが繰り広げられる作品が好きな人
運営からのコメント