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平成狸合戦ぽんぽこに関するランキングと感想・評価

平成狸合戦ぽんぽこ

引用元: Amazon

最高評価

82.8

(25人の評価)

高畑勲監督のアニメランキング」で最も高い評価を得ています。

平成狸合戦ぽんぽこの詳細情報

あらすじ・スト-リー豊かな自然が溢れる多摩丘陵では、タヌキたちがのんびりと暮らしていた。しかし餌場が激減し、仲間同士での争いが起き始める。実は、それは人間による、宅地造成のせいだったのだ。このままでは、住処すらもなくなってしまうと慌てたタヌキたちは、開発を阻止するため、人間たちに立ち向かう。化ける特訓をはじめ、人間の姿へとなり替わり、あの手この手で開発阻止のために行動する。しかし人間の図太さは想像をはるかに上回るもので、なかなか上手くはいかない。初めは生き生きとしていたタヌキたちだったが、次第にやる気をなくしていき……。
制作年1994年
上映時間119分
原作高畑勲
キャラクターデザイン大塚伸治
監督高畑勲
プロデューサー鈴木敏夫
脚本高畑勲
メインキャスト野々村真(正吉)、石田ゆり子(おキヨ)、三木のり平(青左衛門)、清川虹子(おろく婆)、泉谷しげる(権太)ほか
作画監督大塚伸治、賀川愛
音楽紅龍、渡野辺マント、猪野陽子、後藤まさる、古澤良治郎
美術男鹿和雄
主題歌・挿入歌いつでも誰かが / 上々颱風
制作会社スタジオジブリ
公式サイト-
参考価格3,645円(税込)

『平成狸合戦ぽんぽこ』(へいせいたぬきがっせんぽんぽこ、英題: Pom Poko)は、スタジオジブリ制作のアニメーション映画作品。原作・監督・脚本は高畑勲。1994年7月16日に公開された。 開発が進む多摩ニュータウン(多摩市)を舞台に、その一帯の狸が化学(ばけがく)を駆使して人間に対し抵抗を試みる様子を描く作品。数年に1度、日本テレビ『金曜ロードSHOW!』枠で放送されている。スタジオ内の初のCG使用作品でもある。(引用元: Wikipedia)

キャラクター・登場人物

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声優・キャスト

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感想・評価

全 26 件中 1 〜 20 件を表示

ジブリ映画ランキングでの感想・評価

なかなかエグいことやってますねジブリさん

流石のジブリ映画全体の世界観は素晴らしくたぬきのイメージをこれでもかというくらいに面白く個性的に膨らませて映画一本にまとめていることに感動です!
話の全体のテンポはかなり明るく作られていますが描いている内容はかなりエッジが効いています。
他のジブリ作品と比べて身近にリアルに感じる暗すぎるテーマだからこそのこの描き方なのかもしれませんが観た後には引きずる方も多いので好き嫌いはわかれます。
ただ人として何を背負って生きているのかを学ばせていただける作品だと思いますのでジブリの影の名作として推してます

キャップ

映画マイスター

キャップさん (男性・30代)

2位(85点)の評価

ジブリ映画ランキングでの感想・評価

何度観ても面白い!!

全体的にコミカルな楽しい作りになっていますが、でもどこか切ない・・・。面白くて笑えるけど、大切なことを伝えている作品だと思います。ああやって開発された土地に私たち人間は住んでいるわけですが、なんだかとても考えさせられます。
正吉さんとおキヨちゃんの恋も愛しくて好きです♪石田ゆり子さんの声が可愛いんですよね・・・☆

月詠

月詠さん(女性・30代)

5位(78点)の評価

ジブリ映画ランキングでの感想・評価

今の世の中を考えさせられるテーマ

 ユーモラスな作画・手法に反して、中身は今の日本・世界・社会に対する問題提起とも取れる作品。
 直接の問題は自然破壊によって狸をはじめ、動物たちの住む場所が無くなってしまったというものでしたが。
 その環境に適応して生きていけるもの、生きていけないもの。
 適応できないものは、どうすればよいのか・・・それは、人が生きていく上でもぶち当たる問題なんじゃないかと考えさせられました。

みよ

みよさん(女性・40代)

5位(75点)の評価

ジブリ映画ランキングでの感想・評価

諷刺とユーモア

まずこの作品は高畑勲の最高傑作だと思います。変幻自在の化け狸がリゾート開発を進める人間から故郷の野山を守るためにあの手この手の作戦で対抗するという筋書きで、基本的にこの手の動物が主人公となる作品は途中で善良な人間と出会って協力を得て悪役の人間を倒して終わりというような物語になるのが通例なのですが、この作品はそのような陳腐な物語ではありません。登場する人間は皆ありのままの”人間”です。欲深い人間もいくらか登場しますが、それ以外にも家庭的な人間や動物思いの人間などの様々な種類の人間が作中に描かれます。化け狸たちは変化で人間たちを驚かせ、逆に人間の科学技術に驚かされます。つに思い立った狸たちは人間に全面戦争を仕掛けようと精鋭の組織を作ったり地方に住まう仙人を呼んだりします。工事現場では事故が多発し、ニュータウンでは怪奇騒ぎが起きたことで、一時的には工事は止まりますが、いつしか人間の関心は他へ移って、何事もなく再開します。そしてついには狸たちは拠点を襲撃され、一部の反旗を翻した狸たちは討伐されてしまいました。残りの狸は化ける技術を応用して、今も人間の群衆に紛れて生きているという印象的なラストで本作は終わります。この映画では何が描かれているのでしょうか?主人公たちは負けてしまったのでしょうか?一面的にはそうでしょう。しかし、彼等は彼等なりに懸命に生きているのです。高畑勲はそんな狸たちを快活に描き、生命の慎ましさを表しつつ、人間の存在を浮か上がらせてもいるのです。関心がすぐに移り、他の動物のことを心配する余裕無いほどに目まぐるしく変化する人間の日常を。度々として挟まれる軍記物語風のナレーションや狸に馴染んだ台詞、狸のビジュアルをリアルとフィクションで使い分けするなど、ユーモアや機知に富んだ工夫で人間への愛憎混じった感情が多分に表現された傑作です。

shuto

shutoさん(男性・30代)

1位(100点)の評価

面白い映画ランキングでの感想・評価

火垂るの墓、のような何か

一見ほのぼのしていてグロも無いですが、その分不条理をたっぷり詰め込んだ作品。見ようによっては、ジブリの中で一番救いのない映画かもしれない。
もっとも、タヌキは呑気にマッ●食ってたり、春になる度にムラムラしてたりするので、案外邦画らしい邦画の一つなのかもしれない。

ゲストさんの評価

秋映画ランキングでの感想・評価

感慨深い

秋といえば山に目が行き、動物たちにとっては冬眠前の盛りどきです。
田舎では動物たちの被害が増え始め、道路では動物の死骸も多くなります。
そんな時に必死で一冬を超えるためにエサを集め人と戦うそんな姿に心を打たれます。
大人になって改めて見ると、本当に胸に打つものがあります。

やまさん30歳さんの評価

動物アニメランキングでの感想・評価

化け学

私の生まれ育った辺りが舞台。映像を見ながら、確かに車に轢かれたタヌキの姿を見る機会が増えたと思いました。木を切り倒し、山を削って開発が進み、すっかり変貌を遂げてしまった実家周辺を見て、タヌキ達に同情したことを覚えています。

JS

JSさん(男性・50代)

2位(90点)の評価

現代社会に刺さる風刺映画の傑作!

狸たちの楽しそうな人間との戦いだが、徐々に派閥が分かれていく狸たち。そして最終的に狐の入れ知恵で人間社会に入っていく狸たち。
切なくも悲しくてそして、自然と人間は本当に共生できるのか!?という
テーマが前面に押し出された傑作

masakari

masakariさん(男性・30代)

2位(90点)の評価

たぬきかわゆす。

たぬきが多摩ニュータウンの開発に追いやられていき、変化の術的な術で人に化けて抵抗をする話です。
でもその人に化ける術で、長老に禁止されているハンバーガーとかを買いに行ったりもします。

まふ。

まふ。さん(男性・50代)

1位(100点)の評価

ジブリ映画ランキングでの感想・評価

自然破壊について考えさせられる…

数多く登場してくる、可愛らしいタヌキたちに注目!人間はどのように自然と関わっていくべきなのか、非常に考えさせられる作品です。

KAERUNABE

KAERUNABEさん(30代)

5位(75点)の評価

狸たちの日常

都市開発などで住む場所を奪われていく狸たちが、自分たちの力で住処を取り返そうと奮闘する物語。真正面からぶつかったり、やり方を考えたりと狸たちの考え方がしっかりと描かれているのが良いところです。

竹也之

竹也之さん(男性・20代)

2位(95点)の評価

ニュータウンがタヌキをおそう。

タヌキが土地開発でおわれてしまう、大変な話です。タヌキは色々しますが、その人間との戦いを描いた作品です。描写細かくみていてはっとします。

しずね

しずねさん(男性・30代)

5位(75点)の評価

一番好き!

タヌキたちを観ているだけでおもしろい笑 ファニーな印象が強い作品だけど、自然を破壊する人間社会にも警鐘を鳴らしている映画でもあると思う。笑えるところもあるし、考えさせられるところもある。

はな

映画・ドラマが好きな都内在住OL

はなさん(女性・30代)

1位(100点)の評価

考えさせられる!!!

最初は可愛らしいたぬきたちが人間にさまざまないたずらをしていく愉快な物語かとおもいきや、人間たちの身勝手さで動物たちの居場所や自然が破壊されていくところは悲しかったです。

くるりん

くるりんさん(女性・20代)

2位(95点)の評価

躍動感のある変身!

走りながら、回転しながら変身するシーンが印象的でした。貍とはいえ煙が出てきてドロンではごまかさない、素晴らしい変身だと思います。そして個人的には泣けるアニメランキングにも入っています。

ニャンともかんとも

ニャンともかんともさん(女性・40代)

2位(90点)の評価

ジブリ映画ランキングでの感想・評価

陽気な狸たちに癒される

人間と狸の戦争です。

狸たちが意外と人を殺しているのに
ショックは受けますが…

この映画をみると、
ハンバーガーが食べたくなります。

ラストはいつも泣きます。

かすみ

かすみさん(女性・30代)

4位(85点)の評価

人間と動物の攻防を描く

90年代に盛んに行われたニュータウン政策を皮切りに、自然とは、動物とはを想起させる作品。時代と共に廃れさせてはいけない感覚がある。

みっつ

みっつさん(男性・20代)

3位(75点)の評価

ジブリ映画ランキングでの感想・評価

考えさせられる作品

ゲストさんの評価

屋島のハゲ

下品なところもあるけどそこがまた面白い

鶴亀和尚さんの評価

日本社会を表現していた。

動物が生きていくために人間になりすます。
たぬきの世界を面白おかしく、妖怪のように描いているのも魅力。
面白いです。

RG

RGさん(女性・30代)

3位(90点)の評価

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