1分でわかる「卒業ソング」
卒業ソングとは
小学校・中学校などの卒業式で歌われたり、卒業をイメージさせたりと……感動が詰まっている卒業ソング。世代ごとに卒業ソングの定番は移り変わっていくものです。式で歌われる歌は、いわゆる合唱曲が一般的でしたが、近年では卒業をテーマにした明るいポップスを、合唱曲として歌うことも増えています。
卒業ソングのはじまり
日本の卒業式は、1876年に陸軍戸山学校で行われたのが最初です。日本特有の儀式としてはじまり、徐々に学校で一般的に広がってきました。卒業式で歌う「国歌斉唱」や「校歌斉唱」とは違い、卒業生からの贈り物的な意味合いで歌を歌うようになりました。
卒業式でよく歌われる定番曲
『仰げば尊し』
1884年に作られた唱歌である1曲。明治時代から昭和にかけて卒業式に多く歌われ、現在でも卒業式の定番曲として幅広い世代に親しまれています。
『旅立ちの日に』(1991年)
卒業ソングの定番『旅立ちの日に』は、1991年に埼玉県秩父市立影森中学校の教員によって作られた合唱曲です。"3年生を送る会"で教職員たちが卒業生に贈った歌が、その翌年からは生徒たちが歌うようになり、今では全国の学校で歌われるようになりました。
泣ける卒業ソング
『3月9日』(2004年)
レミオロメンが歌う人気の卒業ソング。ドラマ「1リットルの涙」で挿入歌として使用され話題を呼びました。胸にグッとくる歌詞と切ないメロディが涙を誘う1曲です。
『道』(2007年)
EXILEの23枚目のシングル曲で、ファンにはもちろん卒業ソングとして人気があります。しっとりとした曲調と、優しい歌声が印象的です。
『YELL』(2009年)
合唱曲として作られた、いきものがかりの卒業ソング。ピアノの切ないメロディとボーカル・吉岡聖恵の力強い歌声が見事にマッチした、美しい1曲です。
明るい卒業ソング
『友達の唄』(1999年)
ライブでも人気が高い、ゆずの楽曲。1999年にリリースされてから長く愛され続ける魅力は、心に寄り添ってくれるような優しいかしと楽しそうに歌う、ゆずの二人の声です。
『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』(2008年)
シングルの売り上げが自己最高記録となった、アンジェラ・アキの楽曲。卒業ソングだけれど前向きで、背中を押してくれるような歌詞が魅力的です。卒業式でも、明るく幸せな気分になれると人気がある1曲です。
『10年桜』(2009年)
AKB48の人気曲。さよならではなく、またねといったポジティブな想いが込められた曲です。これが最後ではなく、また10年後に会おうという前向きな歌詞とアイドルらしい明るくポップなナンバーが魅力です。
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